人気ブログランキング |

タグ:1Q84 ( 78 ) タグの人気記事

「空白を満たしなさい」源内とベトナムの関係



「空白を満たしなさい」
を解読しています。

北斎の絵と一致しているという仮説です。

第一章「生返った男」はこの絵だと思う。

b0230759_00052566.jpg

説明記事はコチラ。

北斎「羅漢」平賀源内?


貫通した疵=ピアスなど、根拠は数々あります。


が、それは、全部解読してから書きます。


今回は、違うことの「答え合わせ」ができたという話。


「空白を満たしなさい」の初めの方に、コックリさんのエピソードが出て来る。


数日前、たまたま、開高健の「輝ける闇」を買って、最初のほんの2.3ページだけ読んであった。

ベトナム戦争の話です。

ここに「コックリさん」が出て来る。


何で今さら「輝ける闇」かっていうのもね、このタイトルを見たら、脳内アラームが鳴りっぱなし。


「かが」で始まる題名はヤバいのです。


それは置いておきます。


「空白を満たしなさい」に戻ります。



生返った身体を医師に診察してもらう。


その場面で「えっ」となった。


引用します。P24 医師の寺田


 寺田は、首を傾げた。そして、初めて徹生から目を逸らすと、ズボンについた白い糸くずを見つけて手で払おうとした。それが何度やっても取れないので、最後は指で摘んで、床ではなく、足許のゴミ箱に捨てた。その一連の動作に、徹生は妙な息苦しさを感じた。


めっちゃ既視感あった。

すぐに思い出した。


村上春樹さん「1Q84」BOOK1 10章


 先生は細かい糸くずでも見つけたように、手でズボンの右膝のあたりを何度か軽く払った。



おなじみの、回収されない伏線。マーカー引いてありました。



「1Q84」は深沢七郎の作品と一致しているというのが、私の読み。


章の数と、深沢の作品数(小説)がピッタンコです。


この章が一致しているのが「土と根の記憶」


「土と根の記憶」=ベトコンの記憶


北斎のこの絵、つまり平賀源内とベトナムは関係あるのか。


あったんですねえ。


「ベトナムと平賀源内」



余談ですが、ベトナムと日本は、古代から交流があったみたい。

阿倍仲麻呂さんが行っている。

初めて知りました。




*追記  

三島「禁色」ともかぶる。

第一章の初めの方に、余命幾ばくもない、友人の奥さんを見舞うシーン。

似た場面が「禁色」に出て来る。

興味のある方は、第十章「嘘の偶然とまことの偶然」をご確認ください。


私が「禁色」の真相に気づいたのは、この絵がヒントでしたし。


三島「禁色」檜俊輔の「醜さ」とは














by ukiyo-wasure | 2019-03-29 00:42 | 詩・文芸 | Comments(0)

「絶歌」ゴーストさんの悲哀


「絶歌」を、ゴーストライターさんの作品として読むと、いろいろ見えてきます。

「文学論」を展開しているのね。太宰、三島、村上春樹さん…。

食事に興味ないというのは「人間失格」と同じだし。

三島を「ごビョーキとしか思えない」と表現。

お前がいうな!でしょ。


村上春樹さんの「1Q84 BOOK3」の第16章(牛河)から引用している。

牛河のキャラが好きだって。

牛河は、見た目がとてもブサイクです。

なので、弁護士なのに「裏世界」の仕事しかない。


文学の世界も、どんなに才能があっても「売る」ためには、「貴公子」や「プリンス」が書いたことにするのでしょう。

深沢も源氏鶏太も、高卒です

でも、エリートお坊ちゃんのゴーストをやっていた。

芥川にも「ゴーストの悲哀」を書いた作品「海のほとり」がある。

「海のほとり」=芝居の踊り=ラインダンス=ライターズ

幽霊が出る話。

「失敬」と言うエア文豪の志賀らしき人も登場します。



話変わって「絶歌」に「コインロッカー・ベイビーズ」が出て来る。

西村賢太さんの「焼却炉行き赤ん坊」がコレのことを書いてる気がして、読もうかなあと思ったけど長いので読んでいなかった。


図書館で借りて来て読み始めましたら、懐かしい文体。

「音楽」みたいな感じね。

はっきり言っちゃうと「深沢の文体」


ふざけたタイトルを付けてくれるなあ。

コインロッカーに赤ん坊を捨てるという「社会問題」を書いているように見せかけて、

「ファンキー・モンキー・ベイビー」の「ファンキー・モンキー捨」


ファンキー=臭い
モンキー=猿=えん



 臭い縁捨=腐れ縁車=腐れ縁かー



*訂正します。以下が真相だと思うから。

https://tamegoro.exblog.jp/28719030/




*追記 

「絶歌」の「マジンガーZ」ですが、年齢的に古すぎない?

これもワザと?




*追記 2018.10.8

「コインロッカー・ベイビーズ」読了。

やっぱ、ハシがボーカルのバンドが出てきた。

ラストは「臭い匂い」でした!

「クリスマス」「キリスト」などのキーワードは「キャロル」に掛かっていると思われます。

by ukiyo-wasure | 2018-10-07 00:35 | 詩・文芸 | Comments(0)

「1Q84」の「小馬鹿にする」


「1Q84」を読んだとき、大変にインパクトがあった言葉が「小馬鹿にする」

「小バカ」だったかもしれない。

ふかえりと天吾と編集者で「空気さなぎ」という小説で賞を狙う。その目的が、出版界(文学界)を「小バカにするため」

なぜインパクトがあったかというと、私の辞書になかったから。そして、何と適切で、愉快で、強烈な言葉だろうと、思わず笑ってしまったからです。

あの長い小説の中で、最高に印象に残ったのが「小バカ」。

「馬鹿にする」ならよく聞きますし使いますが、

「小バカにする」……ポピュラーなようで、そうじゃないと思いませんか。

若い人の口からは、ほとんど聞かない。


それが「KAGEROU」P.100に出て来たから「えっ?」だったのでした。

by ukiyo-wasure | 2018-06-25 11:05 | 詩・文芸 | Comments(0)

「1Q84」第3章の矢田津世子



前の記事の続きです。


「1Q84」の第3章、つまり深沢の「無妙記」について書いてある章に、矢田津世子が隠れていないか、チェックしました。


天吾とふかえりが、時間は直線かという「物理学的」な話をする。

超ワザとらしい。



「時間の矢」ってご存知ですか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/時間の矢

こちらも参考に。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゼノンのパラドックス#飛んでいる矢は止まっている



 矢田津世子=矢、達せず



ホッペの赤い「安達」という看護婦さんが出て来ます。

安達氏は出羽(秋田県)にゆかりがあるようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/安達氏
by ukiyo-wasure | 2018-06-09 01:12 | 詩・文芸 | Comments(0)

「1Q84」と「太陽の季節」


今ふたたび「1Q84」が気になっています。

深沢の全小説と各章が一致していました。

解読してモヤモヤと残ったのが、「ふかえり」と天吾、編集者(名前忘れた)が、文学賞を目指すという部分です。

これが「太陽の季節」のイメージだった。


まったくの想像&創造ですが、


戦前から戦後の文壇は、「盆栽老人とその周辺」の独裁のような状態ではなかったかと思う。

深沢も下積みの期間が長かったと思われます。

「楢山」以前の作品、たとえば「ポルカ」など、ものすごく上手い他の人にはちょっと書けないと思います。

しかーし、付いている先生がどうも信用できなくなっていた。

新人を集めて、いいように利用している感じ。

太宰のことなどもありますし。

深沢は、自分の作品を誰か別の人に読んでみて欲しいと思っていた。

ここで石原慎太郎さんと出会う。

石原さんの名前を借りて「一橋文芸」に載せてもらった。

これが褒められた。

石原さんも、ジジイが仕切っている文壇を何とかしろよと思っていた。

たまたま、同じ思いの編集者がいた。

三人で相談して「太陽の季節」を書いた。

これが芥川賞。川端康成は最後まで反対だったみたいですね。

「太陽の季節」がヒット、映画もヒット。

ここで「盆栽」派も、深沢を日陰者にして置くことができなくなった。

本人が欲しくないのに、中央公論賞を無理矢理とらせる。

口止め料みたいなもの?

石原さんと深沢は、文壇の古狸どもに「ざまあみろ」。

そうなると、三島由紀夫の立場はどうなるのか。

「盆栽老人とその周辺」では、ガソリンスタンドの若旦那とかぶります。


以上、妄想でした。

by ukiyo-wasure | 2018-03-02 00:55 | 作家 | Comments(0)

「1Q84」BOOK3第13章について訂正します。


「笛吹川」の謎が解けたので、そのことを書いているはずの

「1Q84」BOOK3 第13章を再チェックしました。


「竹田ノロウ人」の「竹田」とは武田泰淳ですね。


ラストにしつこく出てきます。

 これが振り出しなのか?

「振り出しにもどる」

 これが振り出しに戻るということなのか?


すべて傍点付きで、強調しています。


武田泰淳に


「振り出しにもどる」という作品あり!


Googleでご確認ください。


 牛河は薄い刃物のような笑みを浮かべた。


薄い刃物=剃刀。武田信玄は剃髪していますが、

武田泰淳もお坊さんです。

当時、文学界新人賞、中央公論新人賞の選考委員でした。



*おまけ。

(寒さに)ふるえる牛河=ふえふき川


村上大先生お得意の空耳系ですね。



追記 10/26

牛河の「異物」といわれる容貌ですが。武田泰淳に「異形の者」という作品があります。

1950年に発表。「太陽の季節」の例のシーンと同じ描写があるんですね。障子をブスッという。

なーんか、ややこしいですね。

牛河が不動産屋の青年に、不用心にカギを渡してコピーを取られたらどうするんだと説教する場面も意味深。

昔はコピー機がありませんから、生原稿を「先生」や「編集者」に渡していたんでしょうね。ちょっと手を加えて勝手に別人の筆名で出されても、自分の作品だという証拠がありません。作家を目指す人は、そこで角を立てたら、一生日の目は見れない。狭い世界の恐ろしさですね。

思えば出版界は物凄くいい加減です。大抵が口約束。契約書を交わすようになったのは最近です。

by ukiyo-wasure | 2017-10-25 17:43 | 詩・文芸 | Comments(0)

「1Q84」空気さなぎとは

2019.5.14 


この記事、結構アクセス多いので、


いままで書いたことを全部取り消して、これが最新の推理



「1Q84」は「深沢七郎」の小説について書いている。

各章が、各作品と一致。

深沢は、文学賞作品はじめ、川端、三島などの「代筆」もしていた。

書いていないのに、商売上、頼まれて「小説家」をやっている人を「エア作家」という。

私もこの言葉を使っていましたが、平野啓一郎さんの小説(「ドーン」だったか)に、エアーズとキッキンズが出てきて「えっ」となった。


エアーズ=エア作家キッチンズ=台所たち=代書屋たち


とゆうことで、「空気さなぎ」はシンプルに読める。


「空気」=エア

「さなぎ」=さ薙=作薙=作家


*薙る=「かる」


 「空気さなぎ」=エア作家




by ukiyo-wasure | 2017-09-16 21:43 | 詩・文芸 | Comments(0)

「1Q84」脱出は「八百屋お七」


「1Q84」の各章は、深沢の小説と一致している。


 この仮説のもとに、読んでいます。



BOOK3 第31章。ラストです。



深沢「浪曲風ポルカ」です。


これは、和歌でいう数え歌みたいに数字が一杯出てきます。


浪曲=浪花節ですし。72824。


理に理を尽くす別れ話、女ごころの一筋は想うお方の意に従い、ハラハラと落つるは落葉の音ならで、乙女ごころのむせび泣き〜


と、まだ続きますが、これが「八百屋お七」なのです。


ご存知、火の見やぐらを上るシーンがクライマックスですよね。



「1Q84」の方。


この世界への入り口は、高速道路の非常階段でした。

そこを、こんどは「上る」。そうすればリアルの世界に出られる。


非常階段は見つかる。実際には階段というより、ほとんど梯子に近い代物だ。(引用)


他にも、エッソの虎がホースを反対の手に持っているとか出てきますが、これは「宮本武蔵」でしょう。



以上で、解説はおしまいですが、「1Q84」が深沢の小説と一致していたとしても、そんなことは、大したことはないのです。


正直、深沢には飽きていたから、もう読みたくありませんでした。


興味を引いたのは「1Q84」全体を貫いている「謎」の方です。



それについては、またあらためて。







by ukiyo-wasure | 2017-09-16 18:24 | 詩・文芸 | Comments(0)

「1Q84」変な二人

 

「1Q84」の各章は、深沢の小説と一致している。


 この仮説のもとに、読んでいます。



BOOK3 30



深沢「変な人のところには変な人がたずねて来る記」

『庶民列伝』のあとがきです。

ラブミー農場に、九州から突然やってきて「農業をやりたい」などと言う。
普通は手紙が先でしょうというと、手紙を書くのが面倒だという。

人が弾いているギターを、いきなり奪って弾こうとする。

彼岸に「おはぎ」を送って来る見ず知らずの女性。

みんな「モノを知らない」、物凄い庶民なのでした。




「1Q84」の方


夜光虫に彩られた海流のように


ウミウシ=文憂し(文が面倒)



「ほとんど何も知らない」と天吾は答える


モノを知らない人




「心配しないで。私たちは同じ側にいる」


同じ庶民ってこと



その目は瞑想に耽るように終始閉じられていた。乳房は大きく丸く、陰毛は生えていなかった。


土偶ですね。土偶は必ずどこかが壊れているそうです。


変な人ってことですね。


そこにいたふかえりはおそらく通過するものだった。


月日は百代の過客=来客



*リトル・ピープルや、「空気さなぎ」、マザ・ドウタなどについて、青豆と天吾が語っていますが、二人の言うことは想像でしかありません。

信じていいのは「ふかえり」の言葉だけでしょう。



by ukiyo-wasure | 2017-09-16 17:42 | 詩・文芸 | Comments(0)

「1Q84」漢詩



 「1Q84」の各章は、深沢の小説と一致している。


 この仮説のもとに、読んでいます。



BOOK3 29


 深沢「支那風ポルカ(2)」です。


 前の記事に書いた通り、漢文の話です。



「1Q84」の方


「支那風ポルカ(2)」のはじまりが、


支那だか、日本だか、はっきり覚えていないが〜


「1Q84」の冒頭に、大きな黄色い月と、小さな緑のいびつな月が出てきます。地図をイメージしてください。


 この章では、中国と日本(三日月?)を表しています。



その二つが混じり合った色合いに淡く染められている。


 日本語、日本文学のことでしょうね。



髪を母親にぞんざいにカットされた


 こうゆうの、孔子頭というそうです。



それは力強く、濁りなく、どこまでも透き通っている


 透遠明=陶淵明


白い吐息=白居易


逃亡家としての日々=唐宋八大家



小さなピンク色の耳をつけて〜中略〜地図を指先で辿りながら、そこに鮮やかに生きた風景を読み取ることのできる人のように。


 桃検校=桃源郷




我々は移動する。(傍点つき)


 こういうセンス最高!



 徒歩=杜甫!!




大きな猫たちが夜を支配する町のことだよ。


 大きな猫=タイガー=大河



もっともっと、隠れているはずです。

興味のある方、さがしてみてください。


 




by ukiyo-wasure | 2017-09-16 14:37 | 詩・文芸 | Comments(0)