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「騎士団長殺し」(30)むべ山風〜?



「騎士団長殺し」(30)ですが、これはメッチャ悩みました。

この絵でしょう。

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この絵が何を表すか。

これも悩まされました。
 
セットで両方「見得」を切っている。


 見得×2=6得=むべ


「むべ」とくれば、これしかない。


 吹くからに 秋の草木の しをるれば
    むべ山風を 嵐といふらむ



 和歌詠=アカエイ=「源氏」の「常夏」 



右側の役者が「嵐龍蔵だし。



が、小説の方を読んでいて、エッ?となった。


今までの解釈、甘かった?


「むべ山風」の解釈


 嵐=童(わらし)のことか?


そうなりますと、

吹くからに=「でまかせ」や「自慢」ペラペラ
秋の草木=脇の総僕(家来)の
しをるれば=げんなり
むべ山風=笛や任せを(吹くに掛かる)
嵐といふらむ=童(ガキ)というのだ


小説中の秋川まりえとかぶります。

叔母さんさんの名前「笙子」「笙の笛」に掛かっている。


何度も書きましたが、この歌もね、表の意味だけなら、超くだらない。

五万とある和歌からたった百首ですよ。

スゴ技が使われているか、歴史上の秘密などが込められいてないと、選ばれる筈がない。


最後の童=餓鬼と深読みすれば

 ガキ=下き=くけ=公家



小説に戻ります。

冒頭、車の話。解るなあ、コレ。

一昔前の価値観。ブランド志向。

持ち物でステイタスをあらわす。


とくに男性。出世のシンボルが高級車みたいな。


女性ならバストに詰め物とか……。


「源氏」の「常夏」=アカエイはペラペラしゃべるキャラ。


まりえのようにね。


『そういうのにはたぶんかなりの個人差がある』


「そういうの」とは何か。「性的成長」と考えがちですが「視力(資力)」でしょ。


 見得=見え=視力=資力



資力がないのに見得を張ると破産します。


その点、サトリ世代は賢いと思います。


北斎は「乳母が絵解き」を描いています。

こういうところも、写楽=北斎の根拠



広辞苑にまで、写楽=斎藤さん説が載っている。絵でも小説でも、本業を他に持っていてやったとてしても、レベルが違うと思う。

斎藤さんは能役者でしょ。「非道をなすべからず」なんだから。この説を称えた人は、写楽の絵をただの「役者絵」と見たのでしょうね。


でなきゃ、写楽が北斎だと困る理由があるのかと、勘ぐってしまう。

写楽の絵に入っている「十字架」、日本歴史上隠したいことを表している?





by ukiyo-wasure | 2018-12-26 12:03 | 詩・文芸 | Comments(0)

懐かしの2chネタ「文系はアホ」


2ちゃんねる全盛の頃、結構「ニュー速」スレに行っていました。

10年以上前です。すっかり廃れましたね。

深夜から明け方に、面白い人たちが現れ盛り上がりました。

定期的に「文系は役立たず」というスレが立った。

そこで反論として「恋人同士の間に、確かに存在するけど物質じゃないものは?」みたいなことを書いていた。

いわゆる、クロスワードのカギ系です。

「愛ですね」と即答する人が現れて、意気投合しちゃったり。

と、理系代表が「お金だって何だって、観念はすべてそうじゃん」などと、反論してきました。

解ってないなあ。

「愛ですね」と即答。コレが「クドき文句」の極意なんだなあ。


……みたいなことを楽しんでいた。


時は流れ、今は、やっぱ「文系はダメかも」なのでーす。


古典等を解読して、三つの「文系ヤバいじゃん」


1、山鳥のしだり尾→枝垂れてないし

2、芭蕉の「初しぐれ」→「時雨」の初はどうやって決める?

3、芥川「蜘蛛の糸」→蜘蛛の糸は切れずに「のびる」


この国の文化、ヤバい!と感じました。


先日も家人と、昔、スポーツ新聞で「前日のプロレス」を写真入りで「タイトル奪取!」とかやってたよね。

アレは何だったの?

流血試合で心臓マヒで死んだお爺さんがいたし。

ガチだと思って見ていた?

今は「プロレス」はヤラセの代名詞



「ゆとり世代」も「さとり世代」も本当に賢いと思います。

情報に踊らされない。

どうせ宣伝でしょ。

学校で教えることなんて、そんなもんでしょ。

「百人一首」の解釈がウソでも別にビックリしないし。


すごい醒めているのね。頼もしい。

子どものときからネットを見ているから、情報の選別能力に長けている。

騙しにくい分、物が売れない。

ブランドを崇拝しない。

「ゆとり世代」のママと、銀座の小学校のアルマーニの制服の話をしたの。

「この暑さで制服着るとか馬鹿じゃん」と言ったら、

小学生のママの彼女は、



「だいたいアルマーニなんてチャラ男のブランドだし」



……だそうですよ、バブル世代の校長先生!






by ukiyo-wasure | 2018-09-30 02:56 | 詩・文芸 | Comments(0)

北斎が描いた「筑波嶺の〜」の真実


北斎「乳母が絵解き」です。


 13番・陽成院さん。

  筑波嶺の 峰より落つる 男女川
    恋ぞつもりて 淵となりぬる



学校では教えない、超パズルな解釈はこちら。
https://tamegoro.exblog.jp/27039941/


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よく見えないと思いますが、ポイントは人数。

男=9人。女=5人。

そして、
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赤ん坊がいます。

歌の意味は「法皇に難渋」でした。

法皇はたぶん、ほうおう=「負う坊」か「坊負う」


「難渋」に悩みました。

単純に考えると「男十」ですから、坊やを足せばそうなる。

あるいは、男女の大人が14人

「じゅうし」だから、前に「なん」と読むものがくればいい。


……と、散々に頭をしぼりました。

「難渋」に囚われていたのがマズかった。


  負う坊に人十四=法皇に忍従し


反乱・暴動など起こせないから、和歌に恨みを込めた。

ナルホド、難渋しながらも忍従ですね。

by ukiyo-wasure | 2018-05-15 00:11 | 美術 | Comments(0)

北斎が描いた「あわれとも〜」の真実


北斎「乳母が絵解き」です。


 45番・謙徳公。じつの名が藤原伊尹


  あわれとも いふべき人は 思ほえで
    身のいたづらに なりぬべきかな


学校では教えない、超難問パズル系解釈はこちら。



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アップでどうぞ。

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アップでもよく見えませんが。

お姉さんの手にあるのは「梭・杼」(ひ)、英語でシャトル。

実物はこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/シャトル_(織物)



 杼(ひ)得手=肥得て


「得手」には「酒」の意味もあるそうです。

で、よく見ると「左手」に持っている。

「左」もまた「酒」の意味。

「杼を左手」と解釈しても「肥を得て」になりますね。

by ukiyo-wasure | 2018-04-25 14:00 | 美術 | Comments(0)

北斎が描いた「逢うことの〜」の真実


北斎「乳母が絵解き」です。


44番・中納言朝忠


  逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに
       人をも身をも 恨みざらまし



学校では教えない解釈はこちら。
https://tamegoro.exblog.jp/26890489/


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アップでご覧ください。
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木の穴から水が滴っている。

「水も滴る美男子」ですからね。

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狐がいっぱい。

これが「裏源氏」の「蛍」=「狐」です。

狐は「稲荷」と言替え可能。



 蛍が稲荷=負うたるが非なり




「世界の終りと〜」下巻(38)がこの歌でしょう。 
https://tamegoro.exblog.jp/27777174/
by ukiyo-wasure | 2018-04-23 20:12 | 詩・文芸 | Comments(0)

北斎が描いた「音に聞く〜」の真実


北斎「乳母が絵解き」です。



72番・祐子内親王家紀伊

  音に聞く 高師の浜の あだ波は
   かけじや袖の ぬれもこそすれ


学校では教えない、超ウケる解釈はこちら。


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木が流されているけど……

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 根ごとかな?=寝言かな






by ukiyo-wasure | 2018-04-16 23:04 | 美術 | Comments(0)

北斎が描いた「誰をかも〜」の真実


北斎「乳母が絵解き」です。


 34番・藤原興風


  誰をかも 知る人にせむ 高砂の
     松も昔の 友ならなくに


学校では教えないオトナの解釈はこちら。
https://tamegoro.exblog.jp/26847396/


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松が雪のようです。
だから、雪=ぶき=浮蟻=酒。

あるいは、寒松=燗待つ

と、最初は楽勝楽勝!でした。


でもねえ、「掌の小説」もそうなんですが、そんな解釈じゃあダメなんです。

北斎先生は、究極の「視覚+ワード」パズル作家です。

まさしく「酒飲み」という表現を探さなければ……。


結構難しかった。でも発見!

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お酒の燗をしているお姐さん、


  左利きでーす。


左利きとは「酒飲み」のことなのでーす!!

芸が細かいでしょ。




「羊をめぐる冒険」第4章(1)と一致でしょう。

冒頭、引用します。


一人の人間が習慣的に大量の酒を飲むようになるには様々な理由がある。理由は様々だが、結果は大抵同じだ。



ハードボイルドを翻訳したような文体で、じつは「和歌」って、最高にカッコいい!!!



追記

「搾取」が複数回登場。

「還元」=「管弦」を連想させるため?


by ukiyo-wasure | 2018-04-15 23:38 | 詩・文芸 | Comments(0)

「ちはやぶる〜」のための百人一首?


「百人一首」は、後世に残したい歌を、数万首(適当)の中から、精査して、たった百首残したわけですが。

心(裏)を知った今、思うのは、これを残すためだった?


 17番 在原業平

  ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川
     からくれないに 水くくるとは


 
   千=せん
   神=か
   竜=た
   唐=と
   水くくる=鵜


   戦禍たとふ


賄賂がどうこう、貧乏や飢え、陰謀で配流の恨みとかもあるでしょうが、普遍性を考えると、この歌だけあればいいって思っちゃう。

実際、落語になりアニメになり、作者の業平さんは伝説のイケメンとして残っている。もっとも有名な歌だし。

極端なことをいうと、他は添え物というかカモフラージュかも。


「羊をめぐる冒険」第1章もこの歌です。


定家先生の心や如何に。

by ukiyo-wasure | 2018-04-15 12:50 | 詩・文芸 | Comments(0)

北斎が描いた「嘆きつつ〜」の真実


北斎「乳母が絵解き」です。


53番・右大臣道綱母


  嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は
     いかに久しき ものとかは知る


学校では教えないオトナの解釈はこちら。
https://tamegoro.exblog.jp/26913349/


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女性の後ろにあるダラリの布は帳(とばり)です。


  後帳=五鳥



「羊をめぐる冒険」第8章(6)と一致すると思われます。

「明くる間は」ですが、ラークが出て来るのでヒバリかもしれません。

ヒバリは「日晴鳥」と書くらしい。

明るくなる感じはありますね。

「あくるま」=羽車=輿=五四=九=も捨て切れない。


いずれにせよ「鳥づくし」です。


鼠が、なぜランドクルーザーに乗らず、徒歩で出掛けたかですが、急な崖を下りたのでしょう。


一の谷の「鵯(ひよどり)越」みたいに。




by ukiyo-wasure | 2018-04-13 00:15 | 美術 | Comments(0)

北斎が描いた「滝の音は〜」の真実


北斎「乳母が絵解き」です。


55番・大納言公任。「和漢朗詠集」の編者です。


  滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
     名こそ流れて なほ聞こえけれ



学校では教えない、超難問パズル的解釈はこちら。
https://tamegoro.exblog.jp/26865771/


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モヤモヤしてます。アップでどうぞ。

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霞だか煙だか、後ろが見えませーん。


  後が見れん=子が未練



こんな複雑なことするかなあ……と自信がなかったけれど、


「羊をめぐる冒険」第7章の(4)と答え合わせをしました。

羊博士と、その息子が「歌意」を表していると思います。

お持ちの方、ぜひご確認を。

by ukiyo-wasure | 2018-04-12 00:20 | 美術 | Comments(0)