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「永遠の仔」は「富嶽百景」第十一章(2)こんな橋、どうよ?

「永遠の仔」第十一章(2)は、この絵。


「弓矢」=「源氏」の「東屋」

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右は「網裏」=毛利で、例の「三本の矢」



そして左。アップでどうぞ。
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右の崖に生えている木が、橋を支えていますよね、どう見ても。


こんな「建築」ってあり?


大木は死んでいますよね。でないと成長してしまいますから。


これを何と解釈するか。



「大木の巧」=扇の功



つまり、那須与一。


小説の方です。


奈緒子が梁平に言う。


「もうひとつわかっていることは、わたしは、その支えにはなれないってこと。支えとして、あなたが求めているのは、優希さんって人


優希、梁平、笙一郎の三人が「三本の矢」を意味している。


支え合うのはこの三人。

そのうちの一本が優希。


優希「ナース」=那須


「与」の読みの一つが「とも(に)」


与一=ともひと=友人



 ナースの友人=優希






by ukiyo-wasure | 2019-06-15 16:18 | 詩・文芸 | Comments(0)

「永遠の仔」は「富嶽百景」第十二章(4)続き

再びこの絵。「イオウ」です。

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コレ、どう思いますか。

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下に「重り」がないと「クルッ」しちゃう気がしません?

よく見ると石みたいなのが下げてある。

でも、こんなんでいいの?


ワザとだと思う。トリックの一つ。

何と読むか。いろいろに読めるから悩む。

たとえば、

幣クルッしそう=むさ苦しそう=臭そう(イオウだから)



*臭い芝居などの「臭い」ね。


それとコレも。

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荷物がデカすぎ!

イオウは臭いから「荷負い」=臭い


だけだと物足りない。

デカ過ぎる荷物だから



「たいそう荷負い」=「たいそう臭い」



さらにコレ。


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見覚えあります。北斎の落款。
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似ているけど違う。ニセモノ。


「あやしい」「インチキくさい」=くさい


「くさい荷負い」=くさいにおい




こんな感じかなあ……確信はありません。




*追記

小説の方に「動くノート」(幻覚)が出て来ます。

ノート=香調って意味もありますね。


by ukiyo-wasure | 2019-06-14 11:07 | 詩・文芸 | Comments(0)

「永遠の仔」は「富嶽百景」第十二章(4)間違っていたらゴメン



第十二章(4)はこの二枚と一致です。

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「硫黄」=「源氏」の「花散里」


「風の歌を聴け」「デレクハートフィールド」=ポチ=「祝う」です。



小説では、父親に性的虐待を受けている優希が、お正月に家に一時的に帰る。


母親が倒れて入院。弟は母親の実家に預けられる。


父親と二人きりの夜、再び最悪なことが起こる。


父親は「母さんには絶対にしゃべるんじゃないぞ」



ということで、これが左の絵、
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「傘に金句」です。「金句」とは「富嶽百景」ってことでしょう。


まだ解読出来ていませんが「武家」「武士道」のことじゃないかと思う。



硫黄はカサブタ(梅毒などによる皮膚病)に効く。


 傘に金句=カサに効く


ニキビの薬にも入っていますよね。



小説の方は「傘に金句」=母さんに禁句



さて、問題は右。

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村堺ですから、送って来た人たちとココで別れる。

何か挨拶をしています。


お正月に故郷を訪ね、別れるとき、何と言いますか?


「また会おう」=股(もも)あおう=二も(下)あおう=いおう



これがねえ……小説の方とどう絡むか。


これしか考えられませーん。



  また会おう=股開放





*追記

夜も更けました。ホトトギスが鳴いています。


確かに「てっぺんかけたか」と聞こえる。


タイムリーに「花散里」=火山


テッペン欠けた山が火山なんだなあ。

「花散里」が先か、鳴き声が先か解りませんが、こんな風流なことを、学校じゃあ教えてくれない。
















by ukiyo-wasure | 2019-06-14 03:00 | 詩・文芸 | Comments(0)

「富嶽百景」これも死ぬほど悩んだ!

研究者の皆様、この絵のタイトルをどう解釈しましか。


画集の活字では、
    
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 山の下に



漢字検定一級でも読めないでしょ。


こんな漢字はないのですから。


印刷屋さん、ご苦労お察しいたします。


散々調べて、ベトナム語に似た文字がありました。


早く気づくべきでした。


絵の解釈はコチラ。

「永遠の仔」は「富嶽百景」好プレー編(その1)



   毒瓜=読無理


by ukiyo-wasure | 2019-06-12 23:39 | 美術 | Comments(0)

「永遠の仔」は「富嶽百景」第十四章(2)顔がお岩さんに!

前記事のつづき。


「永遠の仔」第十四章(2)は、前半はジラフのこと。


夢を見る。


「あの子は要らない」
父親が言い、
「いないほうが、全然いい」
母親が答えた。




ほらね、「子(木)がじゃま」を表している。



後半は、モウルの母、まり子さんが、男に殴られて顔を腫らして病院にやって来る。


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「不二の室(むろ)」です。


無ろ=「いろは」の「ろ」が無いと「いは」=


「岩」つまり「お岩さん」のこと。


これを「不気味」と読み=二きみ=じきみ=樒(しきみ)


=山石=三蹟と読めば「手習」にかかる。



もう一つ。死ぬほど悩んだ。

これは何?
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正解か解りませんが、「何だか解らないもの」=不気味。

ワザと描いたのではって思ったり……。



by ukiyo-wasure | 2019-06-12 18:34 | 詩・文芸 | Comments(0)

「富嶽百景」アナタは試されている(その9)



「永遠の仔」第十四(2)がこの二枚です。

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どちらも「樒(しきみ)」「源氏」の「手習」を表している。

小説の方は置いておきます。

右の絵だけ、よーくご覧ください。

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「絵」として「構図」はいかがでしょう。

絵や写真に詳しい方、どうですか。

相手が天下の「北斎様」だからって遠慮はいらない。

自分なら、こんな構図ありえへーん!とかね。








はっきり言って、松が出しゃばり過ぎ!ジャマだぞ!

主役は富士なんだから。



木がジャマ=子がジャマ=守り見ず=森見ず


「木を見て森を見ず」という諺があるでしょ。


「森見ず」だから、諺の反対で「木見ず」



「木見ず」=木みつ=樒





by ukiyo-wasure | 2019-06-12 16:26 | 美術 | Comments(0)

「永遠の仔」は「富嶽百景」第十章(1)おさな妻

 

第十章(1)はこの絵。

題が「裏不二」で、葉っぱをずらっと干している。

これ(富嶽百景)って……もしかして「源氏物語」!?のきっかけとなった絵です。


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当然「源氏」の「藤裏葉」「雷」を表している。

この絵のどこが「雷」やねん!

この人に注目。

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十五六歳でしょうか。

右の女性のとも考えられますが、若いおさんかもしれない。

オンブされている子は、この子の子どもで、オンブしているのは姑のようにも見える。

そうなると、そばの男の子は義弟。


  雛妻(若い妻)=稲妻




小説の方。

優希の母親が、実家の親ばなれをしていないように見える。

年齢関係なく「子どもっぽい」。


入院している少女が言う。


「この世界って、親が大人とはかぎらないってことを、ときどき忘れるみたいね。子どものままでも、親になれるんだから。親ってだけで、子どものすべてをまかせるのは、子どもに子どもを押しつけてる場合もあるのよ〜以下略」







by ukiyo-wasure | 2019-06-10 10:26 | 詩・文芸 | Comments(0)

「永遠の仔」は「富嶽百景」好プレー編(その1)


印象に残ったシーン、紹介します。

メタファー小説は、深刻な場面ほど「裏」は大笑いな場合が多い。

このギャップの大きさが作家の「腕」の気がします。



「永遠の仔」第十三章(1)


冒頭に、さりげなく「ニシキギ」が出て来ます。

斎場の庭です。当然、付箋&マーカー


話は進み、

優希が病院内で、岸川というオバさん患者と話す場面。

このオバさんも、優希と同じ体験をし、悲惨な生活を送った過去を語る。

もうね、引き込まれるんです。

落涙しちゃいそう。

二人が長々とおシャベリしていると、ナース・コール。


優希が電話を取る。



「目の裏がかゆいのよ」
 八十二歳の女性が訴えていた。


脳梗塞を手術した患者さんだそうです。


優希が病室へ。


「目の裏がかゆいのよ。かいて、目の裏をかいてちょうだい」
 患者がかすれ声で訴える。




この絵です。

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この二枚が「源氏」の「蜻蛉」=雀瓜


「蜻蛉」はトンボで、雀瓜はトンボ玉に似ている。

可愛いけど「猛毒」です。


で、左の絵は「奇岩」=義眼


お解りでしょうか。


「ニシキギ」と「義眼」、落語つながりです。


古典落語「入れ目」が、北斎の時代にあったかは解りませんが、ガラスの義眼はあったということでしょう。





「目の裏がかゆい」は、笑うところ。



ついでにですが、

ガラス玉って風景が逆さに映りますよね。


ピンホールカメラの原理でいいのでしょうか。

表しているのは「ガラス玉」


小説では、十三章(3)で、奈緒子が庖丁を持って病院へ。


優希を「逆恨み」=「逆裏見」



by ukiyo-wasure | 2019-06-08 15:28 | 詩・文芸 | Comments(0)

「永遠の仔」は「富嶽百景」終章「場面混合」


読み終わりました。

バッチリ「富嶽百景」と一致しました。

最終章がこの二枚、「源氏」の「行幸」=ヒル


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上から。
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「行幸」といえば、道真の「紅葉の錦神のまにまに〜」で、それと掛かっています。

馬が屁を「ひって」臭そうな左の二人。


荷馬放る=二むまひる=二六まひる=八まひる=ヤマビル


「高野聖」で印象深い、あのヒルです。


小説の方は、子ども「1979〜80年」と大人「1997〜80年」の二つの世界が、別々に描かれますが、この章は、大人の梁平が当時の四国の病院を訪ねる。


絵の左、「青面金剛」は、前にも北斎の作品で取り上げました。


「青」=馬と読めば「馬面金剛」=場面混合


そうなんです。
入院している子どもたちとすれ違う。
首の長い子がジラフ(梁平のあだ名)と呼ばれている。


懐かしい「明神の森」=ヤマビル=山中(昼)



そして下。
この絵は難しかった。何ビルか解りますか。

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鴨のような鳥がいます。

飛んでいるのが二羽、向こうに五羽、手前に五羽

ヒルというのは解っている。

 ヒル=美る=見る

鳥たちが、飛んで行く二羽を「見ている」

見ている鳥が「五羽」ずつ分かれている。

よーくよーく見ました。

これですね。

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五羽のうち、一羽が見てない!!

そっぽを向かせている。

いやいや、これが北斎!!


  九雁見る=クガビル



あくまでも「絵の解読」のために小説を読みましたから、かなりザックリでした。

もっと微妙な仕掛けが色々入っていると思います。

精神科病棟の建物が「くの字」


ずっと気になっていたんだけど、確信が持てる解釈はできていません。


「くの字」は「踊子」とも「ばなな」とも読めるし……。


じつは、これって「TUGUMI」のこと?と思える表現があったから。


いずれにしても「富嶽百景全解釈」ということで「国宝級」の小説だと思います。

by ukiyo-wasure | 2019-06-08 14:37 | 詩・文芸 | Comments(0)

「永遠の仔」は「富嶽百景」第十三章(4)その2「醤油もソース」




第十三章(4)その2ということで、

前記事で取り上げた絵の

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これです。
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これも第十三章(4)に入っている。


トリカブトの絵は四枚あって二番目。


「鳳凰」がいるし、トリカブトに間違いない。



まずね、漁師なのに籠に鳳凰(鳥)は変!


盃の富士も、なーんかウソっぽい。


 富士=ぶし=附子


酒にトリカブトが入ってるってことです。


暗殺するとき、やっぱ、混ぜるとしたら酒?




じゃあ「鳳凰」はどうなるか。



ホントは魚のホウボウってことでしょ。



梁平の養父がレストランで、昔は餃子を「酢醤油」で食べると知らなくて、ソースで食べていたというエピソードを語る。



お父さん、「酢醤油」だってソースですからーっ!



「言葉の意味」がテーマになっている。





by ukiyo-wasure | 2019-06-07 13:51 | 詩・文芸 | Comments(0)