そういえばと思って「日本国紀」をパラパラ。 コラムに「源氏物語」と紫式部、清少納言について書いてある。 どちらもペンネームで、式部、少納言は父親の役職だそうです。 一読しかしていませんが、そんときは、「三島由紀夫の真相」を秘めているのではという先入観で読んだ。 シッポを捕まえるためのヨミです。 シッポ掴めずで、このシリーズは、いまだ読めていない。 ただ、磯野家のふにゃふにゃ家系図には反応しました。 お后が不倫したら、万世一系はパー。 「源氏物語」では、光源氏とお后が不倫。その子は当然、帝の子とされる。 これで、谷崎源氏は発禁となった。 これ自体はテーマじゃなく、たまたま、そういうストーリーにしちゃったのだと思う。 表のストーリーを「恋愛物」にしてカムフラージュ。 「細雪」が踏襲しました。 研究者の皆さんは「源氏」をフィクションとしている。 「枕草子」は随筆。 ところが、当時の生活様式などを研究するときに、参考にしている。 じゃあね、お后の寝室に、忍び込めるほど、セキュリティ甘かったの? 北斎の相撲絵も、作者の意図など無視して「大童山の身長は~」とか書いている人いるし。 本を読むとき、ボクシングなどの観戦と一緒で、ほとんど尚弥くんの動きのみ注目しているようなことになる。 「視点」って重要だと思います。 「日本国紀」そのうち読み直します。別の視点で。 「小説家が書いた」ってことを意識すると、参考文献を「書いた人」の思いを読み取ったにちがいないから。 「えーっ、また書きかえるのかよ。よーし、わかる人にだけわかるヒントを入れておこーっと」φ(・ω・`) みたいな。 「日本国紀」から引用します。 仲哀天皇は、熊襲との戦いで戦死し、代わって熊襲が大和朝廷を滅ぼして権力を掌握したという説だ。なら、なぜ日本書紀にそれが書かれていないのか。記紀が書かれた八世紀頃は「皇統は万世一系であらねばならない」という不文律がすでにあったので、記紀編纂者がそのあたりをうまく工夫して書いたというのだ。定説にはなっていないが、私ははこの説はかなり説得力があるものと考えている。 ▲
by ukiyo-wasure
| 2020-11-07 13:32
| 詩・文芸
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「五十三」(岩波文庫の番号) 雑色、随身は、すこし痩せて、ほそやかなるぞよき。 男はなほわかき程は、さるかたなるぞよき。 いたく肥えたるは、ねぶたからんとみゆ。 前記事に書いたように、死ぬほど難しかった。 自慢するわけじゃなくて、千年間で読めた人、何人くらいいるんだろう。 雑色、随身は警護役みたいな人。すらっとしている方がいい。若い男にもいえることだけど。あまりデブだと、眠たそうに見える。 では、いきまーす。 「源氏物語」の「御法(みのり)」がベースです。 「民の利」の「た」がなくなっているから「狸」 「源氏」を解読していて、この「御法」と「夕霧」のセンスに愕然。式部姐さんを愛してしまいました。 脱線しましたが、 「雑色、随身は、すこし痩せて、ほそやかなるぞよき」 「雑」=ぞう=象=しょう=小=お=御 「色」=式=のり=法 「雑色」=御法=狸 「随身」=「すい身」の「す」を狸(り)と合わせて=リス 残りの「い身」=五三=八=は 「は、すこし」=はし(素)こし。すばしっこいって意味。 ● リスはすばしっこい、痩せてほっそりが良い。 次は「男はなほわかき程は、さるかたなるぞよき。」 ベースは「民の利/たみのり」です。 「男」=田カ=「た」加 「たみのり」に「た」を加えると「たたみのり」 さらに「さるかた」=去る方=去る「法」 つまり「たたみのり」から「のり」を取る=「たたみ」 悩みましたよ。「たたみ」って何? 「たたみ」=た二み=たふみ=飛ぶ身 ● モモンガ・ムササビ そして「いたく肥えたるは、ねぶたからんとみゆ。」 「いたく肥えたる」=抱く子得たる 「たみのり」に「御子」を抱かせる。 「たみの御子り」=民下ねおこり=眠気起こり ヤマネかな。 リス・モモンガ・ヤマネでした。 枕詞は「おほきみの」大君の→三笠(地名)に掛かる。 「笠」=重(ねる)で「三笠」=三獣 もう一つの読みが「三」=御。「笠」=下さ=き=紀・規がどちらも「のり」と読む。 「三笠」=御法 終わりっす。 *追記 終わりじゃなかった( ◞‸◟ ) 「御法」=みのり=稔り ムササビ・モモンガ=「野分」=の秋 「稔りの秋の○○」 眠たい動物が○○に入るとイイ感じです。 ヤマネは違うなあ。 イノシシかなあ。 「稔りの秋の歌(豚)」? 「秋の田の」の歌かなあ。 待て待て、太って冬眠は、クマでしょ。 「椎本」か。 「稔りの秋、椎本」=クマってこと? ま・さ・か……ユウちゃんのこと? 源 融 メタボぎみに描かれてる。 *さらに追記 すごいことになってきました。融君のことでしょ。 差し障りがあるから、解りにくくしているのね。 「三獣」を解読します。 「三」=「川」倒=川等=河原 「獣」=相=大臣 河原左大臣=融くん 河原獣=かわらけもの=土器物 融くんは、かなりイジられキャラ。 本当にサイアク!なのか、チャラいだけなのかは不明。 「○○け(き)者」と言っている。 なまけ者、うつけ者、たわけ者、いじけ者、道化者、化け物、数寄者……会ったことないんで何とも。 枕詞をさーっと見直していたら「三笠」に掛かるのが他にもいくつかある。 融くん寄りを探すと「神風の→伊勢」なんかあるけど、すでに使っている。 やっぱ「大君の」でいいのかも。 「大」を「太」に変換すると 「太い身の」でメタボっちさんにピッタシ。 「太い」は別の意味もあるし。コレにしときます。 ▲
by ukiyo-wasure
| 2020-11-07 02:20
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「枕草子」少し読んだ。 随筆ってことだけど、 「九、うへにさぶらふ御猫は」 コレ、ホントの話? 猫、犬は、まあいいとして「馬の命婦」って…… センセー (^。^)/「創作」だと思いまーす。 ▲
by ukiyo-wasure
| 2020-10-22 22:24
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「優しいサヨク」と一緒に載っていた「カプセルの中の桃太郎」 ついでに再読。 前に読んだ時は「内容」はどうでもよくて「源氏アイテム」が入っているかどうかのみだった。 「カプセルの中の桃太郎」ってガシャポンの中のフィギュアだよね。 こんな解りやすいことも、視点を違えて読んだら気づかない。 読むとナルヘソ、「頭でっかち」な若者を描いている。かなりデフォルメしているようでもあり……いやいや、こうゆう人たちいるなあ……真っ先に思い浮かぶのが三島由紀夫。 1 三角形 2 膨張と収縮 3 イノナカ 4 反抗期 5 人工性器 6 半音 7 去勢 8 繰り返し うーむ。章のタイトルを「頭でっかち」さんの特徴と結びつけるとどうなるか。 「大喜利」感覚でやってみた。 1 三角形 トライアングル=トライアンクル=挑戦怖じ気(叔父貴) 2 膨張と収縮 フグ=吹く=大言壮語(口だけ) 3 イノナカ 世間知らず 4 反抗期 「反抗」=従=十=兎=う う其月=うそつき 5 人工性器 「人工」=イエ=家 「性器」=さがき=月木=付き娘(子) 家付き娘(息子) 6 半音 黒鍵=くろけん=苦労見=苦労さん=苦労山=苦労せん 7 去勢 虚勢 8 繰り返し 反復=単=丹=赤=バカ なんでカプセルの中身が「桃太郎」なのか。 「源氏アイテム」の「胡蝶」だから。 源氏も入っています。たとえばビオラ。何度もお目にかかっている。スミレ=梅枝を表している。 「三角形」は「澪標」で、フグ=絵合、イノナカ=蛙=関屋……も入っているかも。
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by ukiyo-wasure
| 2020-10-19 14:36
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「風に吹かれて」おもしろーい! 〈自分だけの独り言〉ってタイトルのお話。 今の時代なら、ネットでメッタ斬りでしょ。 コレも、よく校正突破しましたね。 新人作家が講演を頼まれて「冷汗もの」って話なんだけど…… 題名の「自分だけの」はいらないよね。 ワザでしょ。で、コレこそがテーマ。 何と読むか。絶対「源氏アイテム」と関連している。 本文に「神国日本」「これを最後にしよう」 ふむふむ。 「自分だけの」は棄。 →「上は棄」=下巳吐き=午とき=午刻=昼=蛭 「源氏物語」の「行幸」です。 「これを最後にしよう」=後悔 コウガイビルでしょ。 じゃあ、 「風に吹かれて」はどう読むのか。 「風」=下ざ=し=紫 「に吹」=二二=四=し 「かれ」=下レ=ド(音階) 「て」=手=た=田=てん=転 「と転」=金=キム=きふ 「風に吹かれて」=紫式部 「音階」を使っているところがオシャレ! *追記 余談ですが「風の歌を聴け」を読んだとき、 村上春樹=紫式部 に変換できそうって思った。なんとなくだから、それっきり。 「むら」が共通でしょ。 最後の「樹」=き=木=こ=戸=へ=部 ね! ▲
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| 2020-06-10 12:41
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ややこしい話、ダラダラ書きます。 「幻庵」=其角というヨミで、其角の句を解読してきた。 歴史上の謎が詠み込まれていた。 その一つが「義経一行の行方」 東北へ向ったのはカムフラージュ。 ホントの義経は西へ。そして大陸に渡った。 富樫にバレたら、そこで「作戦」を変えるのは、言われてみりゃ当然。 「永遠の0」が黒澤映画というヨミ。 黒澤映画は結構見ているけど、娯楽として見ただけ。 「虎の尾を踏む男達」も見ている。 百田さんの小説をずーっと読んできて、黒澤監督と志ん生師匠をすごく尊敬していることが伝わって来た。 志ん生師匠については置いておきまして。 何で黒澤明なんだろう。 深沢七郎が、何で谷崎を神!とするのかと一緒の疑問がフツフツ。 黒澤明は、他の監督とどこが違うんだろう? 「羅生門」=芥川の「薮の中」 私はコレを「鬱蒼」=ウッソー!と読んだ。 みんなウソツキって意味。 もしかして、黒澤明は小説のウラがすべて読めている? そう思って「虎の尾を踏む男達」という奇妙な題名をジーッ。 ああああっー (゚д゚;))) 何度かお目にかかっていた。トラノオですよ。 「源氏物語」の「蓬生」=わらび(シダ類) 「お化けさん」がスカシで入れるのに、いろんなシダ類をさがして来る。 トラノオもありました。 「虎の尾」=わらび=あらび=暴い(あらい)=ぼう五=蒙古 「虎の尾を踏む男達」=蒙古を生む男たち 「蒙古」が猛虎に掛かってる!! 黒澤明は、古典文学の真相を理解していたってこと。 ナルヘソ。他の作品のタイトルも、たぶん深い意味があると思う。 そうなると、たとえば「HANAーBI」 「おやおや、この映画を作った人も『源氏』が読めてるナ」 となったはず。 ややこしすぎて、脳が混乱。 待て待て、じゃーあ、黒澤明は「三島事件」をどう思ったんだろう? ▲
by ukiyo-wasure
| 2020-05-21 18:56
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また「黒パン」ネタです。 誰かの代筆なら「源氏」アイテムがスカシで入っているかなって思った。 牛・馬・シラミ・狼・短刀……パイプが出て来たりして、これは「入っている」かも。 肝心のトリカブトは出て来たかなあ? そういえば、 〈ぼくの好きな岡本かの子の小説の題名のように〜〉 ワザとらしくて印象に残った。 まさか、コレが「ブス=附子=トリカブト」? 岡本かの子 思い出した。 平林たい子と徳川夢声の対談で、岡本かの子のことを 平林たい子 「あたしの先生の某氏がパリでばったり岡本さんにお目にかかったんですって。化けものがきたかと思ったっていうんですよ。まったく派手ですからね〜」 徳川夢声 「いつか歌舞伎座で岡本さんを見かけた時はね、大江山の酒呑童子みたいな顔をして、大きな狐の襟巻をしてる。狐の方がよっぽど上品で貴族的な顔をしてましたがね。(笑)」 ▲
by ukiyo-wasure
| 2020-05-18 02:46
| 詩・文芸
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「黒パン俘虜記」にシラミが出てくる。 彼らは厳寒の地で生きていけるのか。作者の「ひっかけ」かも。 猜疑心が服着ているようなワタクシは、怪しんで調べた。 ら、全然もーまんたい。 外の気温関係無し。 人肌に密着、ヌクヌク〜血をチューチュー。 宿主が死んだら、さーっと脱走して宿替え。 「垢つきの脱走」です。 シラミが気になったワケはもう一つ。 主人公のあだ名「乙幹」。めっちゃ、ワザトラ〜 乙幹=乙下む=乙め=乙女=シラミ(源氏物語) シラミの別名はいろいろある。 その一つ「ホワイトチイチイ」にピーン! 「黒」に対して「ホワイト」ですから。 主人公の名前=真の作者 が、もっともあり得る線。 ココは、何が何でも「百田さん」にしちゃう。 作中に、白い服の亡霊が「イチニ、イチニ」と行進する幻覚が出てくる。 「ホワイトチイチイ」=白チイチイ 「白」=そのまま 「チイチイ」=2チイ=2イチ転=2イチ田=に一田 「白チイチイ」=白に一田=百田 つまり=乙幹=乙女=シラミ=百田 ただねー、百田さんの名字、何にでも変化しちゃうのです。 「、」=読点 某作家の作品で、読点がない文章=「読点乞う」=東天紅=鶏 そんなこんなで、 「、」=とうてん=百田 するとね、何でもかんでもそう読めちゃう。 「純、文学」=純百田文学 他にも「夏」→「冬」の反対で「冬転」=百田 「夏」は「南」「赤」「朱」に変化。 同様に、「百」=東と読めば、「西」および、秋、白、虎などが「百田さん」を意味する。 同じ読みや意味の、あらゆるものに変化可能なのです。 さらにですっ。 「百」=とう=倒 「倒」もコロッ。「転」とビョーに違うのは「横倒し」のイメージ。 「百田」=倒転=バタッ、コロコロ〜 丸太ん棒? 円柱? こんなことを考えていると、頭山が噴火しそう。 ▲
by ukiyo-wasure
| 2020-05-17 13:34
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コレです。1983年。 前に、其角でしょ!と解いた。 「幻庵」で、木っ端みじん。其角の解釈が、まったく間違っていた。 で、再び。じゃあ何なんだ。 一章「千鳥足の恋」 千鳥くんという男子が、みどりちゃんに♥ 待ち伏せてデートに誘う。 「千鳥足」とあるけど、酔っぱらっている風じゃない。 あ、もしかして! 「千鳥の恋」で「足」いらない? こういう場合、和歌のテクの基本は「足は棄」 「足」は、俳句などでは「金」に変化。お足ってゆうでしょ。 「金」=下ね=の=野 「野は棄」=野分 ほらほら「源氏」ですよ、コレも。 「野分」はコウモリ、ムササビ、ノブスマ、ノデッポウ…。 本文に、バージニヤ、煙草などが出て来る。 ゴールデンバット→コウモリ 各章が「源氏」アイテム? 題名をちょい解読。 「優しい」=8341=16=破瓜=バカ 「サヨク」=349=16=破瓜=バカ *学生運動の話で、左翼=アカという表現も出て来る。 「優しいサヨク」=バカバカ=バカに 「の」=野=矢=し=四 「ため」=田目=転目=四 「のため」=四四=八=は 「の」=下ひ=解 「女」=め=下む=けん 「喜遊曲」=究極 ● バカには解けん、究極。 どんだけ難しいんだ。いったい誰が書いたんだ!
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by ukiyo-wasure
| 2020-05-16 02:06
| 詩・文芸
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ああっ「源氏物語」が入ってる!! となった、最初の小説です。 題名を、テキトーに「風の歌」だから「屁」? てな感じだった。 フザケてないのです。私のヨミでは「源氏」に放屁でてきたもん。 最近、気づきました。 天才作家さんたち、緻密、精密、「テキトーなし」 仕切り直して、タイトルの解読にチャレンジ。 「風」=かざ=下さ=し=死 「の」=そのまま 「歌を」=かお=顔=元=原 「聴」=蝶=桃=十=女=め=馬=ひん=因 *「源氏」の「胡蝶」=「桃」 「け」=下く=書く 「風の歌を聴け」=死の原因書く ▲
by ukiyo-wasure
| 2020-05-14 22:48
| 詩・文芸
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