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「海辺のカフカ」婆まだグ〜zzz


「海辺のカフカ」は、北斎「富嶽三十六景」の各々の絵のことを書いているという前提で記事を書いています。
 
 北斎が「富嶽三十六景」に込めたメッセージは「歌舞伎」です。


「海辺のカフカ」第29章は以下の絵と一致しています。



「東海道金谷ノ不二」

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絵の意味は「深川祭」。大井川のように見えますが、よく見ると「みこし」の担ぎかたです。

深川は歌舞伎役者や作家が住んでいたり、舞台となったり、とても関係の深い地のようです。

前に出てきた「辰巳芸者」も深川芸者のことです。


小説の方。

夜中、15歳の少女ではなく、現在の50歳の佐伯さんが主人公のもとに現れます。

そして肉体関係

ここのところの描写。50歳のオバちゃんが上になる。

深川祭りは、昨夜事件があった「富岡八幡宮」の祭礼です。

八幡=ヤワタとも読みます。

八=ば。すると「ば・わた・ぐう」=婆跨ぐ。


さらに、このとき佐伯オバちゃんは「眠っている」

夢遊病みたいな感じでございます。

すると、「ば・わた・ぐう」=婆まだグー


宮=グウで「眠り」を表現したのは、三回目の気がします。

「ねじまき鳥クロニクル」=「奥の細道」の日光東照宮のところでも誰か寝ていた気が……。


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by ukiyo-wasure | 2017-12-08 18:07 | 美術 | Comments(0)

「海辺のカフカ」章番号がない「カラスと〜」


「海辺のカフカ」は、北斎「富嶽三十六景」の各々の絵のことを書いているという前提で、記事を書いています。

北斎が「富嶽三十六景」に込めたメッセージは「歌舞伎」です。

第46章と第47章の間に「カラスと呼ばれる少年」という項目が挟まっている。

不思議に思いませんか。なぜ一つの章にしなかったのか。

答えは、

絵の方も、2つの内容が入っているからです。

以下の絵と一致します。

「駿州大野新田」

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牛が連なっています。「牛連」=「モー連」=「毛連」=ケレン。

ケレンについて書いてあるのが第47章です。

「君は空を飛べるの?」
「たとえば、よ」

それは持ちあがり、落下し、砕ける。それは持ちあがり、落下し、砕ける。そして僕の意識はうす暗い廊下のような場所にすいこまれていく。

奈落に引っ込む様子ですね。



アップでご覧ください。

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「藁は背」=「笑わせ」です。

このことについて書いてあるのが「カラスと呼ばれる少年」

カラスがどんな攻撃をしても笑い続ける男が描かれています。

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by ukiyo-wasure | 2017-12-07 22:08 | 美術 | Comments(0)

「海辺のカフカ」ジョニー・ウォーカーの意味


これも気になりますよね。

第14章に登場するジョニー・ウォーカーさん。


この章は、北斎「富嶽三十六景」の以下の絵と一致します。


「神奈川沖浪裏」
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北斎展のポスターといえばコレ。日本人なら知らない人はない。

芭蕉の「古池や」と一緒。

歌舞伎という前提で考えれば「白浪物」しかありません。

手前の波の形が富士山。「見立て」の意味もあるかも。


小説の方。

大きな黒犬=狼(ろう)だとか、

ジョニー・ウォーカーの偽物=海賊版とか

細かいことは色々ありますが、


なぜ、ジョニー・ウォーカーなのか。

村上春樹さんが込めた意味を、何としても解読したい。

悩みました。

ジョニー・デップの海賊と関係あるかもと、調べたら「パイレーツ」より前に書かれている。

やっと解りました。


 ジョニー=序に

 ウォーカー=歩く=悪く


 「序に悪く」とは「次第に悪く」という意味。


「白浪五人男」の名台詞が以下。


 知らざあ言って 聞かせやしょう

 浜の真砂と 五右衛門が

 歌に残せし 盗人(ぬすっと)の

 種は尽きねぇ 七里ヶ浜

 その白浪の 夜働き

 以前を言やぁ 江ノ島で

 年季勤めの 児ヶ淵(ちごがふち)

 江戸の百味講(ひゃくみ)の 蒔銭(まきせん)を

 当てに小皿の 一文字

 百が二百と 賽銭の

 くすね銭せぇ だんだんに

 悪事はのぼる 上の宮(かみのみや)

 岩本院で 講中の

 枕捜しも 度重なり

 お手長講と 札付きに

 とうとう島を 追い出され

 それから若衆(わかしゅ)の 美人局(つつもたせ)

 ここやかしこの 寺島で

 小耳に聞いた 祖父(じい)さんの

 似ぬ声色(こわいろ)で 小ゆすりかたり

 名せぇ由縁(ゆかり)の 弁天小僧

 菊之助たぁ 俺がことだ



ほらね、次第にグレていくでしょ。



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by ukiyo-wasure | 2017-12-07 12:32 | 美術 | Comments(0)

「海辺のカフカ」ナカタさんの口から出たもの


「海辺のカフカ」は、北斎「富嶽三十六景」の各々の絵のことを書いているという前提で、記事を書いております。

読了いたしました。完全に一致しました。

ラストの第49章は、やはりタイトルの解読ですね。

「逃げろ、三十六計」


さて、第48章で、ナカタさんの口から変な物が出てきて、星野青年が退治します。

皆様、何だと思いましたか。

 
北斎が「富嶽三十六景」に込めたメッセージは「歌舞伎」です。

第48章は以下の絵と一致します。

「相州七里浜」
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誰かがいます。アップでどうぞ。

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「石川五右衛門」です。

ダマし絵、トリックアートですね。


小説の方。

五右衛門の辞世といわれている歌、


  石川や 浜の真砂は 尽きるとも
     世に盗人の 種は尽きまじ


寿司屋で飼われている黒猫の名がトロ

退治しなければいけないのは「盗人の種」です。

「盗人の種」とは何か。

「ウソつきは泥棒の始まり」と申します。

ナカタさんの口から出てきたものには、尾があるようで。

ウソには「尾ひれ」がつきもの。



追記

ウソは動いているうちに退治しないと大変なことになる。と、黒猫のトロは言います。

動かなくなったウソが、古典や北斎・写楽の解釈ってことでしょう。

「源氏物語」の章の名を和菓子などに付けていますが、真相を知った今となっては、とても食べる気になれない。

たとえばね、紫イモを使った羊羹に、紫つながりで「桐壺」などという名前をつけたらダメ!一口で即死のイメージです。


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by ukiyo-wasure | 2017-12-07 10:23 | 美術 | Comments(0)

「海辺のカフカ」ナカタ氏の背骨の矯正術


「海辺のカフカ」第24章は、北斎「富嶽三十六景」の以下の絵のことを書いていると思われます。

「富嶽三十六景」は「判じ絵」であり、表現しているのは「歌舞伎」です。



「江戸日本橋」
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歌舞伎といえば外せない「忠臣蔵」です。

「蔵」だからという単純な理由ではありません。

以下、ご覧ください。右側の蔵の並び。遠近法がズレていますよね。

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当時の日本画は遠近法がなかったとか、いわないでくださいね。

北斎をナメんなよ。なのでございます。

ワザとに決まってるじゃん。

その心は、

    中心、グラッ!


こじつけではありますが、蔵の文字を読んでみます。

井=符牒で4。
十=10。

上が2つ=上ふ=「いろは歌」で「上がふ」は「こ」=5
治=じ=2

四十七に。まあ、無理矢理ですけど。



小説の方。

ナカタさんは家具職人ですから、ズレているを見るとがまんできない。

星野青年の背骨のズレを直しちゃいます。

まあ、唐突なエピソードでございます。



話、変わりますが、この星野青年の言葉づかい。

変ですよね。気づきましたか。現代の20代じゃあり得ないから。

落語の若い衆の言い方です。たとえば、


「そういうのって昨今珍しいよなあ」

「黙ってゴチになってりゃいいんだ」

「俺っちは生まれてこの方」


こうゆうの、「リアリティがない」とかいう人いるのね。


  ワザとなんだって。

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by ukiyo-wasure | 2017-12-07 00:27 | 美術 | Comments(0)

「海辺のカフカ」図書館に文句を言う女


「海辺のカフカ」の各章は、北斎「富嶽三十六景」の各々の絵について書いているという仮説のもとに記事を書いています。


各章は独立したもので、ストーリーは単なる「つなぎ」という認識です。

そして北斎「富嶽三十六景」は「判じ絵」であり、そのテーマは「歌舞伎」です。


第19章もインパクトあります。

女性ふたりが、女性専用トイレがないことで「差別だ」といいます。大島さんとの口論がウケる。

サゲもいいですねえ。


以下の絵と一致です。

「身延川裏不二」

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馬の背が空いています。「空く馬」で「悪婆」

そして、山の形が悪婆の鬘(かつら)の形です。

小説の方は、説明がいらないくらいピッタシの内容です。

女性の服装ですが、ひとりが、


 格子柄のシャツを着て眼鏡をかけ


調べたら悪婆の衣装は「格子柄」と決まっているそうです。


世の可愛い奥様方、白黒の格子柄にはご用心でーす。


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by ukiyo-wasure | 2017-12-06 18:23 | 美術 | Comments(0)

「海辺のカフカ」“入り口の石”とは


「海辺のカフカ」の各章は、北斎「富嶽三十六景」の各々の絵について書いているという仮説のもとに記事を書いています。


各章は独立したもので、ストーリーは単なる「つなぎ」という認識です。

そして北斎「富嶽三十六景」は「判じ絵」であり、そのテーマは「歌舞伎」です。

 
「海辺のカフカ」にはいろんなイミフな物が出てきますが、その時々で変化しますから、「何について書いてあるか」が解らないと永久に解らないと思います。

村上春樹さんの小説は、私が読んだものはすべて、同じ形式で書かれていました。


「入り口の石」が最初に意味を持つのが、第26章。以下の絵と一致します。


「常州牛堀」

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アップをご覧ください。

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水を捨てています。「水いらず」=造花です。

歌舞伎では生花ではなく造花を使います。

花だけではありません。

  石も、本物では重すぎます。


小説の方。

 入り口=入りロ(カタカナのロ)と考えると、

 ストーンにロを入れて、ストローン=スタロン

 スタロン=人工石です。大理石柄の洗面台などでおなじみ。


「なかなか危険であります」

シルベスター・スタローンのイメージでしょう。

カーネル・サンダースの像=プラスチック粘土製でしょう。

あるいは、

兼ねる(カーネル)・光り物(サンダース=雷)で、

金属物…釣鐘とかもプラスチック粘度製という意味かもしれません。


サンダースさんは自分のことを「わし」といい、傍点で強調されています。

調べたら、スタローンさん、

製作プロダクション“ホワイト・イーグル”を創設とありました。




次に「入り口の石」が登場するのが第32章

以下の絵と一致です。

「相州箱根湖水」
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シーンとして、まるで芝居の背景画。

間違い探しです。隅から隅まで、鑑識官の目で見てね。


コレ、どう見ますか。
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ぱっと見では、家が三軒。

いや、視点を変えると屋根が外れている。視覚のトリックです。

歌舞伎の仕掛け「あおり返し」でしょう。

調べましたら、舞台全体をひっくり返すという大掛かりなものです。



小説の方。

まさしく、大変な力がないと「返り」ません。

もう、笑っちゃいました。

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by ukiyo-wasure | 2017-12-06 12:29 | 詩・文芸 | Comments(0)

「海辺のカフカ」猫の心臓を食べる場面

「海辺のカフカ」第16章です。これも順番が跳びますが、印象に残っている人が多いと思いますので先に書きます。


北斎「富嶽三十六景」の以下の絵のことを書いていると思われます。
 
北斎が「富嶽三十六景」に込めたメッセージは「歌舞伎」です。


「江都駿河町三井見世略図」

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この絵の意味は「俵藤太」です。アップでご覧ください。

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俵を放り投げている。「俵投た」のダジャレ。


小説の方。

大変グロい場面で、中には「こんなことを書く村上さんなんて嫌いよ」となった人もいるかもしれません。

でも、「人間の生き肝」を取り出して食べるよりはマシでしょ。

俵藤太は「鬼退治」をした人。

この章の、自称ジョニー・ウォーカー氏は「鬼」の役なのです。

ナカタさんが俵藤太

冷凍庫に猫の頭が一杯でした。頭多(とうた)です。


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by ukiyo-wasure | 2017-12-05 10:57 | 美術 | Comments(0)

「海辺のカフカ」空から降るヒルの正体


「海辺のカフカ」第20章です。これも順番が跳びますが、印象に残っている人が多いと思いますので先に書きます。


北斎「富嶽三十六景」の以下の絵のことを書いていると思われます。
 
北斎が「富嶽三十六景」に込めたメッセージは「歌舞伎」です。


「深川万年橋下」
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北斎がこの絵に込めたのは「丸橋忠弥」

丸橋は見た通り。忠弥=中矢。縦位置にしてみます。
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弓の形です。よく見ると橋の下にがあり、橋の真ん中の、ワザとらしいほど大きな丸(傘)と一直線。を表しています。アップでご覧ください。

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小説の方。

丸橋忠弥は革命家です。由井正雪の乱の首謀者の一人。

トラックの運転手が、資本家がどーの、プロレタリアートがどうの言います。

そして、正義感に燃えたナカタさんは、不良に殴られている若者を助ける。

パッと傘を開くと、おびただしい数のヒルが降り注ぐ。

 ヒル=いる=射る。

その心は、
   
    矢が降りそそぐ。

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by ukiyo-wasure | 2017-12-05 10:30 | 美術 | Comments(0)

「海辺のカフカ」の「あゝ荒野」

 
また順番跳びますが、これもツボりましたので先に。

「海辺のカフカ」第13章は、北斎「富嶽三十六景」の以下の絵のことを書いていると思われます。

北斎が「富嶽三十六景」に込めたメッセージは「歌舞伎」です。

「信州諏訪湖」

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よく見ると兜の形「壇浦兜軍記~阿古屋(あこや)」を表しています。

海人の小屋=阿古屋。


小説の方。

「あこや」と聞いて、真っ先に浮かぶギャグ、ありませんか。

私は「あゝ荒野」です。村上先生もそうだったみたい。気が合って嬉しいな。


冒頭から引用します。

 「胃を小さくしているんです」と僕は説明する。

ボクサーの減量ね。

大島さんはスピード狂。 大場政男みたいです。

音楽の演奏に関する話。「阿古屋」は三つの楽器を弾かされます。

度々出てくる「家出少年」というワード。

寺山修司「家出のすすめ」

『坑夫』=「幸福論」

ひとりぼっちの主人公=寺山「ひとりぼっちのあなたへ」

よく読めば、もっとあるでしょう。


ラストの言葉、引用します。


「この広くて深い森はすべて君のものだ。便所がどこかなんて君がきめればいいことじゃないか」

いかにも、寺山修司が言いそう。実際に書いてあるもののアレンジかもしれません。

寺山はカリスマでしたね。

オトナになると「あざとさ」が鼻に付きますが。

ドキッとさせる、感情に訴える表現が巧み。

言葉の幻術師です。少年少女はコロッといく。

堂々と適当なことも言っている。

永井荷風が踏切で死んだとか。事実と創作がゴチャゴチャ。

「見てきたようなウソ」を書くのが作家ですから、その点では天才だと思います。




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by ukiyo-wasure | 2017-12-04 13:24 | 美術 | Comments(0)