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北斎「蟹づくし」はいつくばって、はいつくばって♪



前記事が「猿」でしたので、「蟹づくし」いきまーす。



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いったい何を仕掛けたのか。

脚が14本あるし! などと、カニの種類とか調べました。が、サッパリ。


それで題名「蟹づくし」の方をあれやこれや考えて……、


解ったぞーっ!


「蟹」=音読みで「かい」=下い=うえ=


「上」とは「お上」です。殿様ね。


「づくし」=つくし=土筆=とふで=遠出


殿様が遠出するときは、行列です。


庶民は「土下座」。



こんな感じ。

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「かに」だけに「下に」

したにぃー、したにぃー。

by ukiyo-wasure | 2019-03-23 20:28 | 美術 | Comments(0)

北斎「猿」ちっ、酒も出さねーで

北斎「猿」です。

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「左手」がこんなことに!

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サイズが色紙サイズ。

ははん、芭蕉の「荒海や」のパターンですね。


「手」=「酒」がない。しかも


そして、

「御幣」を持ち「糸」を「口」にくわえている。

表情が、じつにステキ!



ということで、

  酒なし、御幣持ち、糸口

  酒も出さず、五平餅一口



いつもの、色紙の依頼主への「悪態」ですね。

タイトルの「猿」「猿きり」=「縁切り」とも

「去る」とも、いろいろに読めます。


さらに深読みすると「赤い衣」=我が意


昔ね、パズル作家仲間で、グリッドの斜めに編集者の悪口を入れた人がいたっけ。




by ukiyo-wasure | 2019-03-23 13:45 | 美術 | Comments(0)

北斎「桔梗に蜻蛉」は御所五郎丸

北斎「桔梗にとんぼ」

前記事の「虎御前」関連です。

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「桔梗」とくれば、一番に連想するのが明智光秀

だから光秀がらみのネタかと悩んだ。

「とんぼ」「蜻蛉」=かげろう=陰郎


戦国武将は戦場に女性を連れて行けないから、男の恋人を連れて行く。信長の蘭丸みたいな。


あとね、桔梗の色、何ですかこれは!

あり得ないほど汚らしい。


「難色」=「男色」


光秀にもそういう相手がいただろうと、調べましたが出て来ません。


ここで、フト、志ん生師匠の噺の枕を思い出した。


頼朝は頭が大きいことで有名です。


えー、頭が大きいと「ご発明」だそうで。
私たちの仲間にも頭が大きい者がおります。
大学の先生に、あいつは頭がよろしいんでしょうかと聞きましたら、
「あれはダメだねえ」
「頭が大きけりゃ利口だって言ったじゃないですか」
「容れ物は大きいがミソが少ない」


そうなんです。

頼朝は大頭で「頭脳明晰」らしい。

「頭脳明晰」を言い替えると「明智」


この絵は「頼朝」のことですね。


「蜻蛉」=かげろう=下けろう=ころう=五郎


御所五郎丸です。


「曽我の仇討ち」に女装して登場、五郎と対決。



「桔梗に蜻蛉」=頼朝に五郎(丸)




by ukiyo-wasure | 2019-03-23 02:17 | 美術 | Comments(0)

北斎「雨中の虎」虎は何匹?


北斎「雨中の虎」

前に書いた記事の訂正版です。
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注目です。シッポの先?
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虎は二頭でしょ!


題名「雨中の虎」

「雨」=う=ふ=二

「中」=じゅう=十=頭


 「雨中の虎」=二頭の虎

by ukiyo-wasure | 2019-03-22 18:00 | 美術 | Comments(0)

北斎「鷹に日の出」桂昌院は鷹匠の娘!!

北斎「鷹に日の出」です。

昨晩、この絵の秘密を知って、ちょっとドキドキしました。

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まず気になったのがコレ。

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真ん中に「版がズレた」ような線。

印刷ミス?何しろ昔は木版ですからね。

このことはとりあえず、保留。


さて、「日の出」です。「松」です。


風流な皆さん、この二つにピッタシは「鷹」じゃないと思いませんか?


絶対に「富士」!!


アヤシイぞ、松の枝、上から垂れ下がっているし。


例の「足りないのは何」のテクで、

ポイントは「富士がない」ってことでしょ。


富士なくして〜氏なくして〜玉の輿に乗る!


「鷹」=オウ=玉(将棋の駒)


そういえば「お玉の方」っていたなあ……


「桂昌院」(お玉の方)


「玉」だけに「玉の輿」に乗ったようで。


落語「妾馬」の世界ですね。あれは大名ですが、お玉さんは将軍ですから、大変なニュースだったに違いない。


ウィキによると、実家が色々書かれています。


畳屋・八百屋・西陣織・大根売り。


絵の題名は「鷹に日の出」

「の出」ですから、「鷹に日」が実家を表していると推理。


「鷹に日」=たかにひ=たか2ひ=たかかひ=鷹飼い


お玉の方は「鷹飼いの出」となる。


ここで「羽部分のズレ」が生きてくる。


調べました。またしてもGoogle先生はスゴい。

広辞苑なんかには載っていない。

鷹匠の用語に「継ぎ羽」というのがあるのでした!


「鷹匠 継ぎ羽」でググってみてね。


そうそう、「松が垂れている」のは「見越し」の松=御輿



*ちなみに、解説の「図版4 桜に鷹」はコレ。
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前に「桜に鷲」が「鬼殺し」で「桃太郎」=「桃だろう」

この絵も同じ「ギャグ」で、「鬼に報」=「桃太郎」

葉と花が同時ですから、じつは「桃桜」

「桃太郎」→「桃だろう」のシャレ、お気に入りで何度も使いたかった?




*追記

お玉の方が「玉の輿」の語源という説もあるんですね。

「女氏なくして〜」は、この絵と同じ意味を込めて、狂歌師たちが作った?









by ukiyo-wasure | 2019-03-22 11:14 | 美術 | Comments(0)

北斎「あんこう」この魚は酔っぱらい

北斎「あんこう」です。

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解説の先生の気持ち、解ります。

まさしく人間みたいな表情。

「煩悩からの離脱」とは、スゴい読みですね。



笹を敷いた籠に入っている。

タイトルは「あんこう」


私の読みは、


  酒(笹)の上の蛮行、牢(籠)に。



by ukiyo-wasure | 2019-03-22 00:24 | 美術 | Comments(0)

北斎「鮒」間違い探し

北斎「鮒」です。


「さかなクン」さんなら、一目でギョギョ!と気づく。

釣りをやっている人も解ると思う。

魚の形状にはまったく無知な私は、Google先生のおかげで気づいた。

では、じっくりご覧ください。

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屋根裏から発見とは、「騎士団長殺し」みたいです。

解説の先生、リアルじゃないって。

気がつかなくて当然でしょう。

ネット時代のスゴさは、一つのこと、とくにレアな分野を深く深く追求している人のブログが、神!

ネット自体が「博物学者の脳内」みたいな感じ。


ということで、

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鮒の「尻びれ」はこんなに幅広くない!


「鮒」


ここからは想像ですが、

「ひれ」だけに「非礼」かなあ。


「笹」を飲んでいる。

「笹」=「酒」


  酒飲んで非礼犯し

  酒飲んで長居非礼



いやいや、

  酒飲んで、長っ尻非礼!



こんな感じでいかがでしょう。


by ukiyo-wasure | 2019-03-21 12:00 | 美術 | Comments(0)

北斎「西瓜図」これが「ドーン」タイム

北斎「西瓜図」です。

めっちゃインパクトあるから、ずっと気になっていた。

「皮」が垂れてるから「かわたれ時」?と思ったりしたけど、当時は、北斎さんのセンスが、まさか「ここまで」の人とは思っていなかった。


今は自信満々、

これは「かわたれ時」の絵じゃーーーっ。
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「かわたれ時」は「寅の刻」「ドーン」ですね。

草木も眠る丑三つ時の次、午前四時〜六時

天邪鬼が出て来て、瓜子をパクッ。

これを称して「虎の子食う」=「寅の刻」


この画集ではよく見えませんが、前に見た時は、庖丁に「寅」の銘が見えました。


「虎の子」は大切なもののことで「金品」だけとは限らない。


三島「金閣寺」=「金隠し」=「虎の子隠し」


主人公の青年が金閣寺の僧都の「隠し子」

書いたのはたぶん源氏鶏太。


三島「憂国」「瓜子食う」ですが、「夕刻」ですから「逢魔が時」の方。



タイトルですが「西瓜図」=スイカズ

これは騙されるところでした。

単純に、スイカズラの「ラ」無し。


 ラ消=羅城


羅城門とくれば「鬼」です。







by ukiyo-wasure | 2019-03-20 20:37 | 美術 | Comments(0)

北斎「桜に鷲」出た!卍=「殺し」

北斎「桜に鷲」です。

ビックリしました。

北斎は多すぎて、解読はキリがない。

「ダンス・ダンス・ダンス」から寄り道して、ハマってしまって、ちょっと疲れてきていました。

が、止めないで良かった!この絵に出会えて、感動。とっても重要な絵です。

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「桜に鷲」という絵ですが、本当に「桜」なのか。

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だって「葉っぱ」が出ている。

散々に悩みましたから、結論だけいきます。

これは「桃」なのでーす。

「桃」の花を「桃桜」という。

辞書にはありませんが、泉鏡花の小説に出て来るらしい。

以下で発見。雛壇の「桃桜」といえば「桃の花」です。


「桃桜」


「桃桜」=とうおう=同朋

「鷲」=しゅう=衆


同朋衆とは何か。俗に数寄屋坊主とか茶坊主と呼ばれる人たち。


コレに注目。

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この流れは「滝」です。

「滝」=瀑布=幕府


北斎の「滝シリーズ」と同じ暗号。


幕府に仕えていた茶坊主で、有名どころといえば、河内山宗春。


宗春は北斎の「橋シリーズ」にも登場。



この絵が表しているのは、


ホントの桜より早い=早春=宗春




なぜ「桃」だと気づいたか。

題名です。雅号が「卍」


「鷲」=儂=卍=クルス


「まんじ」と読まず「クルス」=「殺し」


「騎士団長殺し」「殺し」


「桜に鷲」=おうに卍(くるす)=鬼殺し


お解りでしょうか、「桃太郎」です。


 桃太郎=桃だろう


ということで、村上春樹さんは、この絵を解いたに違いないのです。


さらに、谷崎の小説「卍」


私の読みでは、「語っている女」が殺人者ってことは解った。

「卍」というタイトルは、寺の地図記号だから、寺を「南無阿弥陀仏」から「六字」と呼び、同様に「六字」には「殺し」の意味がある。

それで「卍」=「殺し」


谷崎も当然、この絵は解読していたでしょう。


ストレートに「卍」=「クルス」=「殺し」だったのですね。








by ukiyo-wasure | 2019-03-20 01:00 | 美術 | Comments(0)

「マチネの終りに」に北斎・写楽が見えた!(その6)

つづきです。

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第七章「愛という曲芸」

前の記事のこの絵です。八百屋お七

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「愛という曲芸」=I(私)という極刑

私=わっち=アッチ!


小説では、経済に関するインチキ=八百長みたいな話。

ラストでトーストの焼加減とか出て来る。


決定的なのは、気になるこの会話。

「しかし、アール・デコっていうのは、パリで見るとあんなに豪華で色気があるのに、日本に持ってくると、どうしてこう貧相で、ジジ臭いんですかね? ここは相当がんばってる方ですけど。やっぱり、木を使うせいでしょうかね?」



幾何学模様である「市松模様」ってアール・デコに多用されているんですよね。

下駄の側面も市松! 

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ヴィトンとかに、こんな柄のバッグあった気が。


by ukiyo-wasure | 2019-03-19 01:50 | 詩・文芸 | Comments(0)