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平野啓一郎さん「一月物語」ウソ物語?


「日蝕」の続きは、置いておきます。

文庫に一緒に入っていた「一月物語」読んでみました。


似ているんです、この雰囲気。

三島由紀夫です。

正確に言うと、源氏鶏太が代筆したと思われる三島由紀夫の作品。


夢だか狂気だか、何が何やらという世界。

高子という女性は「伊勢物語」を連想します。

水面の月は、もろ三島。

「雨月物語」の雰囲気もある。

こうゆうのは、考えちゃいけない。

だいたい「見毒」って何ですか。


これはもう、

「夜の車」=「狂気カー」の世界でしょ。



「孔雀」って作品、前に解読しました。


 孔雀=麻雀パイのイーソ=五ソ=ウーソ=ウソ



一=ピン

月=クとニに分ける(和歌のテクです)

クニ=国=コク


ピンコク=ピーコック=孔雀=ウソ



 一月物語=ウソ物語



主人公の名前「井原真柝(いはらまさき)」もね。

=ひ=下は=かは


  かは・らまさき


逆から読んでみてください。



暑さのせいで、脳がイカレてると思われそう。


平野さんの作品、他も気になります。



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by ukiyo-wasure | 2018-07-20 16:43 | 詩・文芸 | Comments(0)

芥川「地獄変」をオトナ読みしてみた


「火花」に、「地獄、地獄…」「死ね!死ね!…」が出て来ます。

当然、何か意味があるはず。

どうも、ベースに「芥川」「芥川賞」が見え隠れする。

芥川関連で「地獄」といえば「地獄変」

地獄=地獄変の「変」なし

死ね=シネマの「マ」なし。マ呑=マトン

そういえば、ジンギスカン鍋が出てきます。


そんなことを考えていたら「地獄変」の「変」が気になった。

変じゃない? 「地獄篇」なら解るけど……。


さっそく読んでみました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/地獄変



うーん、偉い先生方が「芸術至上主義」とか言っていますが、ホントかねえ。

一人称の語り形式です。

語り手の立場が、大殿様の側近らしい。

大殿様と絵師の会話は、実際に見聞きしている。

絵師の私生活については、弟子からの伝聞。

その他は、噂とかそんな感じです。

一人称は、語り手が「嘘をついている」可能性もあるのです。

谷崎の場合、嘘をつかせる場合は、手紙形式にしたりします。

もう一つ「外枠」を設定して置く。「痴人の愛」や「卍」です。

この「地獄変」も、怪しいところがある。

見て来たような嘘を言っている感じ。

飢えて人の肉を食って以来、鹿の生角さえ裂くようになった侍とか。猿がお辞儀をしたとか……。


現実社会でも、一つ嘘があったら、全部が疑われる。


 地獄=苦労する=クロスる=×る=メル

 変=ヘン


  地獄変=メルヘン(ほら話)





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by ukiyo-wasure | 2018-07-03 23:37 | 詩・文芸 | Comments(0)

三島「孔雀」はウソ

文學界 1965年2月号に発表。


遊園地の孔雀が殺され、孔雀好きの中年男性が疑われる。

地元の名士で、遊園地もかつては彼の家の土地であった富岡。

彼の妻は、若い頃オペラ歌手志望であった。

彼は、孔雀殺しのニュースに「一種の感動」を受けていた(異常性のほのめかし)。

刑事が訪ねて来る。

レトロな趣味の置物、ほこりっぽい屋敷……。

そこに「十六七の美少年」の写真。

富岡の若かりし頃のものであった。

その後、また孔雀が殺される。犯人からの金銭の要求がある。

傷の分析から、犬にかみ殺させたらしい。

富岡は、おとり捜査の刑事に同行し、夜の遊園地に潜む。

富岡の本心は「孔雀の殺戮」を生で見たいということ。

夜も更けた頃、孔雀の小屋に近づいて来る者があった。

その者は四五匹の犬を連れている。


ラスト、引用します。 

ふと月に照らされた白い顔を見て、刑事は聲をあげた。 
それはまぎれもなく、富岡家の壁に見た美少年の顔である。……


全集の解説によると、三島がとても気に入っていて、「私が最も愛するのは『孔雀』である。美の殺戮者としての美少年の永世〜ナンタラカンタラ」と、例の、観念的な語句を並べ立てた評を書いている。


よく読むと「鳥づくし」です。「鳥系」はたぶん、源氏鶏太が書いていると思う。

ウグイス、カナリアはこのまま出て来ます。

新聞記事=キジ

家の中の懐古趣味=過去=カッコウ

水薬の臭い=うがい薬=鵜飼

金銭要求の脅迫状=押し取り=オシドリ

オペラ歌手志望だった妻は、マリア・カラスにかけてカラス
(ときどき軽蔑の目で高所からちらと見やった。)


そして最後の、犬を連れた美少年。

犬=狗=九。九を連れた鳥=鳩

鳩が出たので、やっぱり源氏鶏太でしょうね。何度も登場していますから。


さて、じゃあこの物語はいったい、何を表現しているのか。

なぜ「孔雀」でなきゃダメなのか。

すべての答えは「孔雀」にあるハズなのでーす。


雀=じゃく=時空 または、ピーコックのコック=

孔=

と、読めるので、タイムトンネルかと思った。

富岡の過去=美少年が、現在にやって来たのかと。


それでは全然ツマンネー!なのです。

じつは夢だった、みたいな。それこそカビ臭いテクニック。



途中、意味深な表現がある。

孔雀は「生きることにもまして、殺されることが豪奢」

「孔雀は殺されることによってしか完成されぬ」

「人間の企てるあらゆる犯罪のうち、もっとも自然の意図を扶(たす)けるものになるだろう」


何のこっちゃ。


皆様、麻雀には詳しいですか。

私は、昔教えてもらったけど、全然興味が持てなかった。
だから、ルールすら知りません。

が、孔雀の描いてある牌は知っている。


索子(ソウズ)の1。一索(いーそ)です。

こちらでご確認を。
https://ja.wikipedia.org/wiki/麻雀牌


孔雀=一索(いーそ)。一=いつ=五=ウー



 孔雀=ウソ  


見事な「落とし」です。「心中」「橋づくし」のセンス。


言うまでもなく人麻呂の「あしびきの」と同じ、鳥のウソと嘘を掛けている。

麻雀用語で「殺す」に一致するものはあるでしょうか。

「切る」も一応「殺す」に通じますが。


麻雀に詳しい人に、ぜひ読んでいただきたい。

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by ukiyo-wasure | 2018-07-03 13:16 | 詩・文芸 | Comments(0)

三島「荒野より」は間男


「英霊の聲」が入った全集17巻にあったので、短いから読んでみました。

1966年の作です。


なんかもう、よってたかって三島をからかっている感。


一人称で、主人公は三島自身という設定。


朝の7時に、外が騒がしくて目が醒める。
若い男が敷地内に侵入したのだ。
門はカギがかっている筈だから、家人は「不審者」として110番。
男は二階の書斎の窓ガラスを破って侵入。
三島とそこで対面。
男を三島は「文学的観念的狂人」と呼ぶ。
何度か来た事があるが父が追い払った男である。
何事もなく男は警察に連行される。
後で、三島と父親が警察に行き男は結局逮捕される。


このスタイルが、谷崎や「中の兄さん」たちが得意とする、「主人公視点」で読者を誘導しちゃう手法です。

ダマされている主人公の一人称視点。


「知らぬは亭主ばかりなり」視点です。


まず、侵入者はどうやって入ったのでしょう。

オカシイでしょ。

ヒントは、主人公と妻は寝室が別

冷えてますねえ、二人の関係。

妻が上手いことを言って「木刀を取り上げている」

警察での描写によると、男はなかなかのイケメン


以上から、男は間男と考えられます。

見つかって「文学的観念的狂人」のフリをした。

帰るところを見つかって、「入って来た」ことにしたわけ。

イザというときのために、日頃より「文学的観念的狂人」のフリをしていたのでしょう。


タイトルを読みます。


  荒野より=甲夜より



甲夜とは、夜の七時から九時頃だそうです。

前日、門が開いていた時刻にやってきて、妻の寝室でラブラブ。



こんなこと、本人が書くと思います?


三島自身はオチすら解っていないと思う。

書いたのは源氏鶏太でしょう。

男が書斎で百科事典の第九巻「クンからケンチ」のページを見ていたという記述。

ワザとらしい、回収されない伏線。


 ケンチ=源氏




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by ukiyo-wasure | 2018-06-27 16:41 | 詩・文芸 | Comments(0)

三島「英霊の聲」はギャグ


「憂国」「十日の菊」とコレで「二・二六事件三部作」だそうです。


詳しくはこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/英霊の聲


「憂国」についてはすでに書きましたが、こっちの方が「気づいた人」絶対多いでしょ。

まるで「ドッキリカメラ」か「モニタリング」の世界。

「あれ?何かおかしいな」と思っても、三島由紀夫が書いたという先入観で、「自分は文学が理解できてないのかなあ…」と思っちゃう。


宗教的な儀式の中に入ると「洗脳」状態になるのと似ています。


川崎という盲目の霊媒師の青年に、二・二六事件の将校やら、戦争で死んだ「霊」たちが乗り移っていろいろ言うわけです。


途中ね、何これ?というのが出て来る。

怪獣とかスモッグとかです。

支離滅裂なところも多く、どうも「からかわれてないか?」な、感じなのです。


最後、霊媒師は、仰向けに倒れ死んでしまう。引用します。


死んでいたことだけが、私どもをおどろかせたのではない。その死顔が、川崎君の顔ではない、何者とも知れぬと云はうか、何者かのあいまいな顔に変容しているのを見て、慄然としたのである。


能の形式にのっとり、しめやかに、ずーーっと来てコレです。


何を意味するのか。それが解けなきゃ「読んだ」ことにならない。


まず、川崎君は、なぜ死んでしまったのか。

「耳なし芳一」をご存知ですね。

耳にお経を書き忘れたから、耳をちぎり取られた。

川崎君も、恨みを持って死んだ霊を呼び出すなら、全身にお経を書かなきゃダメでしょ。

死んで当然です。

だって、相手は平家の怨霊たちなのですから。


題名をよーくご覧あれ。


  英霊の聲=平霊の所為(せい)



あいまいな顔に変容=変化=平家


「掌の小説」の「心中」とまったく同じセンスです。


こんなに長く引っ張って、ドンと落とす。


源氏鶏太か深沢か。海軍経験のある源氏鶏太かなあ……。

「死刑」が出てきますし。

(源氏鶏太=源・死刑だ)


三島由紀夫はまったく読めていないと思う。

「美学」って何ですか。「美意識」ならまだしも……。

気の毒です。

読めていたら、三島事件はなかったかもしれない。


興味のある方、ぜひ読んでみてください。




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by ukiyo-wasure | 2018-06-26 01:02 | 詩・文芸 | Comments(0)

三島「好色」は深沢かなあ


「三島由紀夫全集/2」に入っている「好色」という短編。

昭和23年『小説界』に発表。その後どこにも掲載されていない。

すっごく可笑しい作品です。

「盗賊」を読み始めて、挫折。三島調の文体、やっぱり無理。ニワトリさんの代筆だと私は思っていますが、クド過ぎ。

そうゆう中で、この「好色」はちょっと違う。

冒頭の一文が短い。


 大へんな鼻であった。


「つかみ」です。上手いなあ。「えっ?」ってなる。


お祖母さん子の公威は〜と、三島由紀夫の祖母の兄弟という設定。

鼻が大きい。つまり天狗みたいなの。

ピンときます。ああ……志賀直哉のことかって。

深沢の文章は、クドくないのです。

リズムと「間」がある。

この変な鼻デカ爺さんについて、

お菓子では大福餅が好き、その大福持ちも両手でぺちゃりと平べつたくした上でたべるとおいしいといっていた。


こうゆうのが「深沢調」だと思うんですよね。証拠はありませんが。

封印されのは、あまりにも「三島調」と掛け離れているからだと思います。


この奇行爺さんは、頼安というのだけれど……、

題名「好色」は「鼻が大きい」に掛かっているのだけれど、ホントはね、



「女子色」と読んで「赤」=バカ



石原慎太郎さんの「黒い水」を解読したら、黒=男色。

「男色秘密」になりました。

それでピンときました。

ランドセルでも上履きでも、男子は黒、女子は赤という時代がずーっとありましたからね。


興味のある方、図書館で「全集2」。読んでみてください。

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by ukiyo-wasure | 2018-06-23 02:41 | 詩・文芸 | Comments(0)

「ぼくの大好きな青髭」はジャガイモ


1977年の作品。

これもケッコーな作品と仮定いたします。

「赤頭巾ちゃん〜」などと比べて、文体がマジになっている。

「赤頭巾ちゃん〜」は、コピーライターが、訴求対象に合わせた文体のような「作りもの」感がありました。


冒頭から、主人公が「変装」して出掛けるのですが、

「麦わら帽子」をかぶり「八の字の付け髭」を付けて「昆虫網」を持参。

これぞメタファーと解るのは「昆虫網」

ありえへーん!とつっこむことろです。


何かを「暗示」しているのだなと、悩まなければいけません。


麦わら帽子=麦稈(ばっかん)帽=バカボン
八の字髭=乃木希典
昆虫網=タモ=多毛


……お察しを。



題名の解読いきます。

ぼくの大好き=ぼくの大女「子棄」=ぼくの代書

=名=たろ

青髭=男爵=馬鈴薯=バレ遺書



 ぼくの大好きな青髭=僕の代書だろバレ遺書



これまで読んだものから推理すると、実働隊のメンバーは陰で、志賀=天狗三島=バカボンと呼んでいたみたいなのです。

川端はよく解りません。盆栽(凡才)老人

志賀や川端はともかく、三島由紀夫は「よくやった」と思います。

実働隊のオッサンたちは解っていたはず。

あのキャラクターがあればこそ「三島文学」という金字塔が建ったことを。


深沢の「東京のプリンスたち」という「若者のフーゾク」を描いた(表向きは)作品がありますが、コレなんか、バンドをやっている高校生で、頭も良い、弁も立つ子を探して来て、その子が書いた事にして文学賞を取らせれば大ヒットしたと思う。


今になって、冷静に振り返ると、還暦の爺がドテラを着て火燵に当って書いた「オシャレな若者の小説」を誰が読むか!!


太宰は、こうゆう「商売商売」や「拝金主義」が許せなかったのでしょう。


……と、誰も信じないのは承知の上。

「あの作品」を書いたの本人じゃないかもよ、と言ったら、ほとんどの人が「そんなわけないでしょ」でオシマイですから。



追記

変装アイテムに「サングラス」もありました。

サングラス=グラサン=斜陽

「斜陽」に書いてあったことでバレたのかも。



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by ukiyo-wasure | 2018-06-22 12:59 | 詩・文芸 | Comments(0)

三島「盗賊」の代筆者に共感!


「盗賊」を読んでいますが、この文体苦手です。

たぶん源氏鶏太かなあ。

うんざりしながらポチポチと読んでいましたが、第二章で、以下の文章に出会い感激!!

引用メンドーなのでスキャンします。


b0230759_23330681.jpg
主人公と山口男爵との会話。

ほーらね、「源氏物語」は「死の物語」って、言っているでしょ。

そして次の、人麻呂の「日並の皇子」が気になって調べました。



 日並 皇子の命の 馬並めて 
  御猟立たせし 時は来向かふ


 ひなみ(み)しの みこのみことの うまなめて
 みかりたたせし ときはきむかふ


柿本人麻呂と言えば「あしびきの」の人です。

前の方ほとんどが序詞と、学校で習いましたが、ホントは「鳥づくし」

だからこの歌も、仕掛けがある筈。

頭文字を読んでみます。


日並     ひ
皇子の命の  
馬並めて   は
御猟立たせし 
時は来向かふ と 


  意味は音


あくまでも「推理」ですからね。


何?音?…うーむ…ここから丸一日経過。


人麻呂→鳥づくし→鶏太→音


こういう解釈はどうでしょう。

日並=ヒナ見し=ピヨピヨ
皇子の命=みこ(ひよこ)の日後(ひのち)の
馬並めて=駈け駈け=コケコケ
御猟=ごかり=こっかり=コッカリ
立たせし時=鬨(とき)の声
来向かふ=ここうかう=ココッコー



ピヨピヨから、やがてコケコケコッコリ
鬨の声ではコケコッコー!


鶏の成長を表現しているのでした。


あくまでも私の推理ですから、皆様、自分で考えてみてくださいネ。


「源氏」の解読をしていたとき、学生さんが、複雑すぎる人間関係などを覚えようとしているのをネットで見て、「やれやれ」でした。

式部姐さんの意図はそこじゃないって。


この「源氏」の真意は三島も川端も知りません。

川端は「源氏」について「白居易」の影響を受けていると、自らの言葉(講演)で語っています。

すべては、代筆者の仕込んだ「毒」だったというオチ。

このことについては、続きがあるので、また後ほど。


*追記 
少年少女の皆様、「古今集」でも「小倉」でも、なぜこんなド素人でも作れるような歌が選ばれるんだ?と思った事ありませんか。
裏がなかったら「むべやまかぜ」なんてアホか!でしょ。


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by ukiyo-wasure | 2018-06-19 13:01 | 詩・文芸 | Comments(0)

三島「仮面の告白」本人の作じゃないと思う


三島由紀夫には、まったく恨みはございませんが。

客観的に読んでみたら、スカシで「源氏物語」が入っています。

特徴的なものを紹介すると、

主人公の憧れる男らしいキャラクターで「近江」という少年が登場します。

「源氏物語」に「近江の姫君」という、末摘花と並ぶ個性的な女性が登場します。

早口で、ペラペラしゃべる、あまり品の良くない女性です。

出て来るのが「常夏(なでしこ)」の章


近江くん関連で、こうゆう表現が出て来ます。

蛮地の煮えくりかへるやうな激烈な夏への憧れが、さういへばずいぶん幼いころから、私の中に在った。……



これも面白かった。

「明石」は「裏源氏」は「蛸」です。

「早く逃げないとインキをぶっかけるぞ」


そして、冒頭の「自分が生まれたときのことを覚えている」という有名な場面です。

「蜻蛉」でしょう。

ヤゴから羽化する瞬間を描いている。
明かりは月光でしょう。



代筆したのは、源氏鶏太だと思う。

「金の鶏」が出て来ます。

源氏鶏太を「源(みなもとの)氏鶏太」とすると、「死刑だ」になります。

前にも書きました。

「サーカス」「殉教」、この小説も「死刑」が出て来ます。それと「キャラメル」というワードも。

ちょっとした行為をクドクドと分析した文体、これを三島調というのかもしれませんが、別の「中の人」候補である谷崎や深沢とも違うんですよね。


題名を解読してみました。

いろんな風に読めるので悩みました。

仮面の=「下め」ん「下ね」=もんき=モンキー=

告白=黒白=灰色=鼠=


 仮面の告白=塩素


ヒントはこれ。

それらは或る種の化合物に硫酸の媒介が必要とされるやうなものらしかった。

実験とかの場面ではなく、人間関係のたとえです。だから、ワザとらしい。


塩素とは何?


   塩素=消毒薬=賞特約?


「仮面の告白」も何かに選ばれていますが、源氏鶏太の直木賞のことかもと思いました。


三島由紀夫は、小説(評論は本人)をまったく書いていない気がして来ました。

同性愛やらSMやら、読者が喜びそうなイメージで「売ろうという方向性」のために、聖セバスティアンのポーズで写真を撮ったり、「憂国」を撮ったりというパフォーマンスをやったのでは。


出版界って、これが当たり前??

でも、こうゆう役所って、よっぽど面の皮が厚くないと辛そう。

今の時代なら、確実にバレますね。


三島自身のコメント等はこちらで。
https://ja.wikipedia.org/wiki/仮面の告白
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by ukiyo-wasure | 2018-06-16 21:25 | 詩・文芸 | Comments(0)

三島「不道徳教育講座」と檄文


今まで読んだ三島の小説が、ぜーんぶ代筆っぽかったので、「仮面の告白」はどうだ!と気になったけれども、雨で図書館いくのもメンドーだし……。

待てよ、昔読んだ気がする。例の「生まれた瞬間を覚えている」とかいうやつじゃね?

と、押入の中をゴソゴソ。

「仮面の告白」は見つからなかったけど「不道徳教育講座」を発見。

タイトルに反応しちゃいました。

勘です。怪しい。

パラパラしました。

人生経験豊富、幅広い年齢、職業の人たちとの付き合いがないと書けないと思いました。

三島事件の「檄文」と、同一人物が書いたとは、どうしても思えませーん。

このセンスは深沢でしょ。

読んだ人も多いと思いますが、三島の言動とのギャップを感じませんでしたか?



ギャグ満載で面白い章がいっぱいありますが、たとえば「馬鹿は死ななきゃ……」という章。

いくら大学の金時計組でも、生まれついたバカはバカであって、これも死ななきゃ治らない。秀才バカというやつは、バカ病の中でも最も難症で、しかも世間にめずらしくありません。バカの一徳は可愛らしさにあるのに、秀才バカには可愛らしさというものがありません。



とゆうことで、私なりにタイトルを解釈するとこうなります。


不道徳=不動(深沢不動)解く

教育講座=今日行く寄席(高座)=yoday行く止せ



 不道徳教育講座=深沢解く、東大行く止せ


「ナラヤマ」「東京のプリンスたち」など、深沢関連が結構でてきます。



「サーヴィス精神」のこの部分。

木にのぼって柿をとったり、清らかな川で泳いだり、山の尾根づたいに戦争ごっこをして遊んだり、……地方の子供たちは、そういう生活のあいだに、おのずからガキ大将や子分の役割をうけ持って、社会生活や生存競争を学びこそしますが〜



まるで体験したような表現。「尾根づたい」とが、想像だけでは書けないと思いますが……。


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by ukiyo-wasure | 2018-06-15 23:52 | 作家 | Comments(0)