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「スプートニクの恋人」第7章は「完全な遊戯」か


「スプートニクの恋人」は石原慎太郎さんの小説について書いているという仮説のもとに読んでいます。


第7章は「完全な遊戯」でしょう。


前の記事でご確認ください。


エーゲ海=映画会または映画界。


色は不自然で、細部はぎこちなかった。背景ははりぼてで、星は銀紙でてきていた。接着剤や釘の頭が目についた。


古い時代の記録映画のように〜



すみれの失踪の意味は。

瑠璃色は紫がかった紺。すみれ色は、青みを帯びた紫。

とても近い、紫系の色です。


「完全な」は「完全なる」の「る」がなくなっている。


 瑠が消えた=すみれが消えた


こんな意味かと。


電話の切れ方や雑音は、昔、映画のフィルムが途中で切れたりするイメージです。

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by ukiyo-wasure | 2018-02-23 22:05 | 詩・文芸 | Comments(0)

「スプートニクの恋人」第5章は「処刑の部屋」か


「スプートニクの恋人」は石原慎太郎さんの小説について書いているという仮説のもとに読んでいます。


ところが、石原さんの小説は「太陽の季節」「完全な遊戯」の文庫本しか読んでいない。「スプートニク」は16章あります。

これはキツい。1、2章は解りましたが、3、4章は不明。

第5章でやっと、思い当たるものに遭遇。


「処刑の部屋」です。じつは映画の撮影というオチ。


前の記事でご確認を。
https://tamegoro.exblog.jp/27014787/



「処刑の部屋」から引用します。


横たわったまま、気を落ちつけるためにゆっくり十数えた。
「ーーー八つ、九つ、十」



「スプートニクの恋人」から引用します。

肺に新しい空気を送りこみ、目を閉じ、そこにある暗闇の中でゆっくりと数を数えた。

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by ukiyo-wasure | 2018-02-23 14:41 | 詩・文芸 | Comments(0)

「スプートニクの恋人」のミュウはポケモン?


「スプートニクの恋人」が届きました。


小惑星の恋人=小学生の恋人=アニメ

という仮説のもとにパラパラしたら、さっそく目に飛込んだのがミュウという名前。

何ですかこれは。ポケモンですか。超ウケる〜。

すみれさんは「魔法使いサリー」で、すみれさんのパパはブラック・ジャックじゃん。


すみれさんのパパは、超イケメン歯科医の設定です。

引用しまーす。

彼は診療所ではキャップを深くかぶり、大きなマスクをつけていた。


マスクはともかく、歯医者さんは手術用のキャップをかぶる?


あくまでも、アニメ=「鱶女」ね。


茅ヶ崎の海辺の家が登場しますし、これはビンゴかな。




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by ukiyo-wasure | 2018-02-22 16:39 | 詩・文芸 | Comments(0)

芭蕉「たけのこや〜」は「雪舟の鼠」


「国境の南、太陽の西」の第1章はこの句と一致でしょう。


 たけのこや 稚き(おさなき)時の絵のすさび


この句は「雪舟」のことだと村上春樹さんの小説に教えられました。


稚き時の=長なき時の=和尚の留守に

絵のすさび=退屈しのぎに描いた絵


こうなりますと「たけのこ」「雪舟」のことでなければなりません。

どうすれば、雪舟が「たけのこ」になるのか。


悩みました。

ン十年前、コピーライター講座に通っていたとき「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいなものを作らされました。

「連想力」のトレーニングです。笑点の「謎掛け」も同じようなセンスを鍛えるためでしょう。


「たけのこ」から連想するものは色々あります。「国境の南、太陽の西」では「厚着」「重ね着」=大事に育てられている子=一人っ子とかね。

「皮をむいていく」という表現もありました。

ピンときたのが、島本さんのキャラです。周囲がからかったりしてはいけない、威厳のようなものを持っているらしい。


   孟宗か!!


謎が解けた瞬間です。


たけのこ=孟宗(竹)の子

「子」は当然、雪舟ですからネズミ。

もうそう=牛舟=節舟=雪舟


この連想のポイントは「もう」=「牛」


北斎もやっていました。



 雪舟の鼠 和尚の留守の 絵のすさび


絵=カイと読めば「いろは歌」の「い」の下で「ろは」=タダ


 雪舟の鼠 和尚の留守の タダの遊び



私も一句

 竹河や 季語は奇語かな ポンポコリン

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by ukiyo-wasure | 2018-02-22 13:25 | 古川柳・俳句 | Comments(0)

北斎が描いた「花さそふ〜」の真実


北斎「乳母が絵解き」です。


96番・入道前太政大臣。定家先生の義弟です。


  花さそふ 嵐の庭の 雪ならで
   ふりゆくものは わが身なりけり



学校では教えない解釈はこちら。
https://tamegoro.exblog.jp/26863569/


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掃いても掃いても、風が吹けばまた散る。

困っちゃうなーと、風を恨んでいる。

ったくもう、風下の苦労も知らないで!


  風下の苦知らず



下の苦知らず=下の句知らず=絵札(読み札)


江戸時代の「百人一首」は、絵札には上の句だけだったそうです。




  風絵札=数え歌

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by ukiyo-wasure | 2018-02-22 00:31 | 詩・文芸 | Comments(0)

「スプートニクの恋人」ってアニメ?


ふっと閃きました。

「スプートニクの恋人」、まだ届いていませんが、これまですべて題名に答えがありました。

スプートニク=小惑星。

小惑星の恋人=小学生の恋人


ロリコンの話?


いやいや、恋人が小学生じゃなくて、小学生が愛している物のことでしょう。

で、浮かんだのが石原慎太郎さんの「鱶女」。

これが「ワニ女」と読んで「アニメ」でした。


ああ、イヤな予感……。





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by ukiyo-wasure | 2018-02-21 02:13 | 詩・文芸 | Comments(0)

川端康成「散りぬるを」の真相・その2


前に書きました。川端康成「散りぬるを」の真相
http://tamegoro.exblog.jp/28087781/

気になることがあって読み返しました。

トリックが入っていました。


「足がだるくなった」という、不自然な表現。

これは柿本人麻呂の「あしびきの」でしょう。

犯人とされる山辺三郎の供述「赤ん坊の声を聞いた」も唐突です。

夜泣き=「よ」無き

題名が「散りぬるを」ですし、「いろは歌」をチェック。

「よ」を取ると「わかたれ」「和歌誰」となります。


「あしびきの」の真相は「鳥づくし」でした。以下参照。


「足がだるい」=あしびきの=ホトトギス

「嘘よりこわいものはない」=ウソ


「真鳥」「カッコウ」「鴛鴦(おし)」が足りない。


 捨、真鳥カッコウ鴛鴦

 
  真撮り(の)格好をし



やっぱりエロ写真のモデルだったでしょ。

ますます、谷崎が書いた気がします。



ちなみに、このトリックに気づいたのは「国境の南、太陽の西」の島本さんを、なぜ足を引きずる少女にしたか。


第5章が芭蕉のこの句。

 うき我を淋しがらせよ閑古鳥


閑古鳥が、あしびきの〜の句では「ながながし」の「なが」が一つ余計だから「棄なが」=「気長」となる。


閑古鳥=気長=毛長(髪長)となり「女性」を意味します。


句の解釈は複雑になるので後ほど。

 

追記 2018.2.21

「散りぬるを」は太宰もあるなあ……と「ダス・ゲマイネ」を読んで感じました。
ずっと、文体が苦手で読む気がしなかった作家ですが、人気の理由が解りました。


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by ukiyo-wasure | 2018-02-20 22:46 | 作家 | Comments(0)

「理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない」


「スプートニクの恋人」をウィキで見たら、


 「理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない」


がテーマだそうで。

パッと浮かんだのが三島由紀夫です。


深沢を解読していたとき、三島由紀夫がものすごく気になった。

「楢山」の選考委員の一人です。この賞についてはいろいろと疑問がありますが、それは置いておきまして、

「東京のプリンスたち」をベタホメしている。ワザとらしいくらい。トランプがスカシで入っていると本当に気づいていないのか、トボけているのか、悩みました。

「太陽の季節」も同じような評価。この人は「源氏」の裏を知らないのか?

じゃあ和歌も理解できていない?

もしかすると、谷崎も読めてなかった?


それがある日、

深沢「三島さん、『楢山』はじつはゴニョゴニョ……。川端さんのアレはじつはゴニョゴニョ……」

三島「……」ショックで絶句。


なーんてことも、想像いたしました。



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by ukiyo-wasure | 2018-02-20 13:23 | 作家 | Comments(0)

「国境の南、太陽の西」 最終章は「蛸壺や」


ということで最終章は、

 
  蛸壺や はかなき夢を 夏の月


これも意味不明な句です。

でも、解りました。村上春樹さんのおかげです。


蛸壷=タココ タを七夕の夕と読む。七の下で六。

タココ=655=足すと16。

蛸壺や=十六夜


はかなき=若菜・記。

「源氏」の「若菜」は「我が名」で「光」。

すなわち「太陽・日」を表しています。

はかなき=日記


=「いろは歌」で「み」の上=身の上・身性


夏の月=夏の次=秋/秋がくる。飽きがくる。醜。臭。



  十六夜日記 身性 クサし


百人一首の「秋の草木の/飽きの臭きの」を思い出します。



小説では「十六夜清心」も入っています。十万円を盗んだのは、鬼薊くんってことで。


小説のラスト、引用します。

 誰かがやってきて、背中にそっと手を置くまで、僕はずっとそんな海のことを考えていた。


 誰だと思いましたか。

「ダンス・ダンス・ダンス」のキキではないでしょうか。

キキ=2キ=日記と読ませた章がありました。

五反田くんの手がキキの背中にある映画のシーンが、度々出てきました。

ハルキストの皆様、ぜひご確認を。


いずれにせよ、「源氏」が読めてないと芭蕉も其角も、村上春樹さんの小説も読めないということです。



さて次は「スプートニクの恋人」。さっきAmazonしました。

これは皆目見当がつきません。

まだまだ芭蕉が続くのか。

それとも、戦前戦後の文壇のインチキの暴露か。楽しみです。



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by ukiyo-wasure | 2018-02-20 12:28 | 詩・文芸 | Comments(0)

芭蕉「物言えば唇寒し秋の風」の真実


芭蕉のこの句、


 物言えば 唇寒し 秋の風


ことわざや慣用句のあつかいをされている。


広辞苑には、

 人の短所を言ったあとには、淋しい気持ちがする。なまじ物を言えば禍を招くという意に転用する。


だそうです。

異議あり!!! 



「国境の南、太陽の西」第13章がこの句です。


まず「秋の風」は「野分」。お約束です。

ここで「源氏物語」です。「野分」が何かというと「のぶすま」または「むささび」「こうもり」などのことです。


説明は面倒なので省きます。


 いえば くちびるさむし 

まず「野分」なので「の」は棄消す。


「びるさむ」を逆に読むと「むさるび」


「むさび」が「むさび」になっている。

「閑けさや」を「閑かさや」にして、「袈裟」が「傘」に変わったのと同じテクニックです。


 もいえば くち 「さ」が「る」


 も家 ばくち 盛る

 
  儲け 博打 盛る 


儲けとは「儲け仕事」。金だけが目的の仕事ということです。

当時の世相を嘆いているのでしょう。

今はもっとヒドいと思います。物事を計る物差しが「金銭」オンリー。

世界遺産も「わーい、観光客くるぞー」。

本音はそうだとしても、NHKのニュースで世界に発信するのは、恥ずかしいと思いまーす。



儲け=妄言かなあと迷いました。


「国境の南、太陽の西」では、で儲けることに、主人公が反発しています。


お持ちの方、ぜひご確認を。





 


 

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by ukiyo-wasure | 2018-02-19 22:16 | 古川柳・俳句 | Comments(0)