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「1Q84」ふかえりのオッパイ


 BOOK1の、第18章。

 ふかえり記者会見の章です。
 
 まず「好印象」というワード。わざわざカギカッコ付き。

 「細雪」では「後遺症」と読ませます。

 村上春樹さんは、当然「細雪」が細菌兵器のことだとご存知。「源氏物語」が読めれば、当然そうなる。


 「後遺症」といえば、深沢「安芸のやぐも唄」

 原爆の後遺症で盲目となった、おタミというお婆さんの話です。

 「あんま」をして、一人強く生きています。


 一見深刻なネタでございます。が、ギャグなんですね。

 お葬式でオナラをするような。


 おタミさん、「みょうどう様」のお札が、戦争には何の役にも立たなかったと言います。

 あの雲(原爆雲)の中の不動明王のような神が、一人で生きることを教えてくれたとか言うのです。

 このギャグ、解りますか。

 「みょうどう様」は「どうみょう様」の間違いで、つまり…どっも同じ神様というオチ。



 「1Q84」の方です。


 脈絡なく、ワザとらしく富士山のカレンダーが出てきます。

  富士山は、不動明王つまり大日如来を祀っています。

 以下、ふかえりの服装についてです。
 これも「そんなに服装が重要か?」と思う。つまり、怪しい。

 「ああ、そういえばそうだった。胸の形がきれいに出ていた。まるでできたてのほかほかみたいに見えた」と小松は言った。

「できたて」部分に傍点が打ってあります。


「できたてのほかほか」=「あんまん」=「あんま」でしょ。


 これも、私の妄想?

 
 
追記 『大きな虎』が二重カッコ付きで出てきます。

 「大虎」で「太鼓」=ドン。
 「源氏」では「若菜(上)」が「虎」です。

 若菜=我が名=光=いかる。「虎の威を借る」で「虎」です。
 よくよく読むと、虎(猫も含む)関連がいっぱい出てきます。

 光=ピカ。

 『大きな虎』=ピカドン?

 
 

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by ukiyo-wasure | 2017-08-31 17:20 | 詩・文芸 | Comments(0)

「1Q84」なぜ、ティンパニ?


 BOOK1、第14章。

 天吾の子どもの頃から、学生時代の話です。

 父親に初めて反抗する。思春期でございますね。

 エピソードとして、母親の浮気シーン。
 自分は父親には似ていない

 ふむふむ。

 高校生になり、柔道部なのに、吹奏楽部のメンバーが欠けて、かわりにティンパニを演奏する。

 ティンパニというのは太鼓です。



 深沢に「異説太閤記」があります。

 読んで、気づく人、気づかない人がいると思いますが、各章が音楽にからめたダジャレになっている。

 「姦通の子・秀頼」=カンツォーネとか。


 えーと、幇間=太鼓持ちの語源の一説に、太閤のご機嫌を取った人のことだというのがありまして。

 「太閤持ち」が由来とか……。


 十歳で、父親に初めて「対向」そして「対抗」した天吾。

 
 いずれにせよ、なぜ「ティンパニ」なのか、いとワザトラなのでした。

 

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by ukiyo-wasure | 2017-08-31 11:44 | 詩・文芸 | Comments(0)

「1Q84」扉の向こう側


以下「1Q84」からの引用です。


 物語は彼女がその通路の扉を開けようとするところで象徴的に終わっている。


以下、深沢「月のアペニン山」のラストです。
主人公は家庭裁判所の廊下で、ドアを少し開けて覗いています。


 大山さんが去った後で、私はまたドアを少しあけて中を覗いて見た。静江が太っていて、そりかえったように威張りながら秋山先生と話し合っていた。
 私は望遠鏡で天の一角でも見るように静江を眺めていた。
 

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by ukiyo-wasure | 2017-08-31 02:54 | 詩・文芸 | Comments(0)

「アキラ100%」さんの芸


 今日、はじめて「アキラ100%」さんの芸をじっくり見ました。

 ほとんどテレビ、見ませんからね。

 やっぱりねえー、嫌いな人も多いんですね。

 解る。ゴールデンのテレビには向いていない。

 お座敷で幇間がやるような芸。

 見る方も、ちょい酔っぱらってないと。

 目の前なら、超ウケると思う。けどテレビで見たくない。

 ショーパブとか、そういうところの芸だと思いまーす。

 クレヨンしんちゃんの「ぞーさんぞーさん」みたいだった。

 

 

 

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by ukiyo-wasure | 2017-08-31 02:34 | 日常 | Comments(0)

「1Q84」ギリヤーク人


 深沢七郎の「和人(シャモ)のユーカラ」は、北海道の先住民の話のように見えて、じつは、すたれゆく講談の話だと、ちょっと前の記事で書きました。


 「講釈師、見てきたようなウソを言い」


 小説家に置き換えると「見てきたようなウソを書き」。


 褒め言葉ですよね。目に浮かぶような、情景が立ち上がるような表現力ってことですから。


 ウソとはつまり「偽り」です。

 それが飯の種。利益になるのでございます。

 利益は「りやく」とも読むそうです。


  偽利益人。


 講談は講釈とも、修羅場読みともいいます。

 修羅場とは戦場ですね。血みどろ、死体累々、もう腐臭漂う地獄のありさまです。

 また昔は、往来に開けた小屋でやっていてこれを「ヒラキ」というそうです。

 魚のヒラキではありませんよ。
 


 

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by ukiyo-wasure | 2017-08-31 01:13 | 詩・文芸 | Comments(0)

仕切り直して「1Q84」(5)


 「青豆」とは何か。

 福島に多い姓ということで、遠藤=エンドウ

 「空豆」とか「枝豆」と間違われる? ふふふっ。


 東北地方に「ずんだ餅」というのがありまして、基本は枝豆で作ります。

 ゆでた枝豆をすりつぶしてお砂糖を加え、餡状にしたものにお餅をからめます。

 ウィキを見たら、エンドウ豆でも作るようですね。

 まあ、とにかく「青い豆」で作る。


 「ずんだ餅」は「じんだ餅」ともいうそうです。「じんだ」が訛って「ずんだ」になったのでしょうか。


 まるで、神武(じんむ)が訛って「ずんむ」になったみたいに。

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by ukiyo-wasure | 2017-08-30 16:20 | 詩・文芸 | Comments(0)

仕切り直して「1Q84」(4)


 ヤナー・チェックの謎が解けた!!!

 チェック=格子で「柳格子」

 どういうものかというと、縦の透かしが入った格子戸です。スダレの反対。

 写真で見るとすれば、ウィキで「半蔵門」を見てください。



 第一章、青豆がタクシーに乗っている場面を解説します。

 1926年が出て来る。これは「寅年」の意味。

 そして、きわめて怪しい表現がコレです。

 「首の後ろのしわが太古の生き物のように動いた」

 なぜはっきりと、恐竜とかマンモスとか三葉虫とか書かないのか。

 読者を立ち止まらせるためでしょう。何だろうと、普通は考えます。

 答えは「イグアノドン」

 空耳読みをしますと「伊賀のドン」=服部半蔵です。

 ほーら、半蔵門とつながったでしょ。

 「柳格子」の「半蔵門」は、江戸城から甲州へ続く道のスタート地点。ウィキを読んでください。

 だからタクシーなのです。

 すべてを合わせると、深沢七郎の「甲州子守唄」に。


 なると思うのは、私だけ??



*「甲州子守唄」の「子」は虎の子の意味。
 よーく読むと、虎関係のワードがちりばめられていて、とことんお金の話ですから。

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by ukiyo-wasure | 2017-08-30 13:10 | 詩・文芸 | Comments(0)

作品より、なぜか作家の私生活に興味津々


 赤ちゃんが生まれるでしょ。

 まず、興味を持つのが光、そして赤色。と言われます。

 だから、アンパンマンは絶対的に強い。

 不思議なほど、赤ちゃんが大好きになるのがアンパンマン。

 ミッキーもかないません。理由は黒っぽいから。

 そうして、成長するにしたがって、同世代つまり子どもに興味津々になる。

 人は、つねに人に興味を持つようで。

 私が「深沢本」を書くにあたって、本当はね、エッセイが面白かったのですよ。

 人間は屁のようなものだとか。爆笑!どっさり。

 ところが、この人はエッセイでも真実は語っていないと解ったの。

 それだけ、マスコミや世間を信用していなかった。

 あのうー、作家論とかいうものを書くプロの人がいます。

 文芸評論家というのでしょうか。

 深沢についても何冊か出ています。一応読みました。

  何なんでしょうねえ、作品より、人柄について、評伝というのでしょうか、そっちに重きが置かれている。

「谷崎潤一郎論」というのもあって、一応読みましたが。

 うーん、何で?という感じ。幼児的体型とか言う前に、彼の原点である「源氏物語」をじっくり読んでみてくださいと言いたい……この世にいませんから、あの世で逢ったら言ってやるゾ。

 三島由紀夫論にしたって、なんかもうイヤ。遺書かもしれない「豊穣の海」を五回は読まないとダメでしょ。性的な面や、マザコンだったとか、どうして、そっち?

 これって、女性週刊誌と同じレベルじゃね?

 ま、私も、そういう話は好きです。

 でもさー、ペンクラブの会長になった人が、谷崎を「幼児的体型」であることが作品に影響しているとか、何よソレと、ミーハーな私でさえ思うのです。

 芥川も、太宰も自殺しているし、当時の文壇、ヤバくね?

 缶詰にして小説を書かせるとか、どこのブラック企業ですか。

 

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by ukiyo-wasure | 2017-08-30 02:38 | 日常 | Comments(0)

其角「鶯に薬をしへん声の文」

 
   鶯に 薬をしへん 声の文


 其角のお父さんは医者ですから、薬には詳しい。

 「教えん」と言っているのだから「声の文」が、その薬でしょう。

 「文」は「うみ」で「海」となり「浦」の縁語。

 だから「声」「こへ」の裏で「へこ」となる。

 「へこ」とは褌(ふんどし)です。

 相撲で、「まえみつ」を取るとか言いますよね。

 「みつ」=ふんどしです。

 
 ノドにきくのは

 蜂蜜は平安時代からあります。「源氏」で知りました。

 今も、カリンの蜂蜜漬はノドに効きますよね。

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by ukiyo-wasure | 2017-08-30 00:28 | 古川柳・俳句 | Comments(0)

「古池や蛙とびこむ水の音」の正体


 其角の句をいろいろと考えてきましたら、どうも、芭蕉とその仲間たちは「不良」っぽい感じがします。

 花札などの博打をやっているイメージ。

 花札遊びが一段落して、芭蕉が十一月の札を見てね、

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 「蛙とびこむ水の音……」


  これに、弟子たちが、それぞれ上の句を付けた。


 「古池や」が誰だか忘れましたが、其角は「山吹や」とつけた。


古池や 蛙とびこむ水の音

山吹や 蛙とびこむ水の音


 皆さんなら、どっちを選びますか。

 芭蕉先生、「古池や」の方を取った。


 どちらも、絵にある小野道風のことです。


 古池=こち=東風=道風。

 解りやすいです。


 ヒネた其角兄さんの「山吹」はどういう意味か。

 木曾義仲の恋人で、山吹御前という人がおりまして、美女です。

 もうおわかりでしょう。


 山吹御前=美女=水もしたたる=豆腐=道風


 うーん、ちょっと回りくどい。「古池」の勝ち!

 
 
 
 追記  

 「かえる」とくれば「返る」でございまして。

 「水の音」=「みずのおと」が返って「とおのすみ」、「唐の墨」になる。

 小野道風は「王羲之の再生」といわれた書の大家です。

 このカエルは、かなり大きい。飛込んだときの音は、

 ドブン、ドブッ、トフン。こんな感じかと。


 芭蕉を技巧的と評した人はいません。

 それって、技巧に気づいていないということでは。

 だって「雪見に転ぶ」はどう考えてもオカシイでしょ。
 

 

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by ukiyo-wasure | 2017-08-29 17:29 | 古川柳・俳句 | Comments(0)