2018年 11月 01日 ( 1 )

三島由紀夫「月澹荘奇譚」ノーベル賞ネタ?



皆さん、このタイトル、読めた?

私は読めなかった。

「げったんそうきたん」

何でワザワザ、こんな題名なんだ!

もう、思いっきりイジワルな解釈しちゃうから!



月=秋=白=はく
澹=たん
荘=しょう
奇=「いろは歌」で「下さ」=傘=さん
譚=たん


 爆弾賞算段=ノーベル賞算段


*奇=上ク=ジョークなら、


「ノーベル賞、ジョークだ」もありか。


「月澹荘奇譚」の詳しくはこちら。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E6%BE%B9%E8%8D%98%E7%B6%BA%E8%AD%9A


老人(勝造)の語りが、「私」という一人称から、時に「勝造は」と三人称になったりする。

だから、真実とも作り話とも、何とも言えない。

まあ、ウソっぽい。つーか、メタファ文学でしょ。

「月澹荘」の主人、二代目侯爵、大澤照茂はじーっと見つめる癖があり、これが性的にも「変態」という話。


じーっと見つめる癖と言えば「川端康成」なわけで。


変態照茂は、老人の話では、断崖から突き落とされ頭を打って死亡。

*まさか「ノーヘル」のシャレじゃないよね。


死体の目がえぐられ、そこにグミが詰められていた。


とまあ、ありえへーん話。


突き落とした女の子は、ワザワザ断崖の下の岩場の水路に下りて来て、そのような行為をしたのか。


まあ、そこは重要じゃない。


作者は「目にグミ」が言いたいだけ。

頭蓋骨の目のところの穴を眼窩(がんか)」という。


がんかにグミ。


がん=岸
か=が
にグミ=ニ(漢数字)グミ=じぐみ=仕組み



 眼窩にグミ=岸が仕組み



当時の総理は佐藤栄作。その前が岸信介。
川端は笹川氏と仲良し。
笹川氏と岸氏はプリズン繋がり。

想像ですが、どうでしょう。1965年だから、谷崎のゴーストもあり得るけど……ちょっと解りません。



グミといえば「掌の小説」に「胡頽子(ぐみ)盗人」がある。

これは谷崎の代筆だと思うけど、全体に「数字」の暗号っぽいのだけれど、はっきり解らないまま。

「グミ」=組=版(印刷の)で「著作権」を盗まれたみたいな悪口じゃないかって思っていた。



さらに、「胡頽子」は、1970年川端のノーベル賞受賞後の講演にも登場

台湾で「源氏物語と芭蕉」という題で話し、内容が活字になっている。


私はこれを読み、川端は「エア作家」と確信しました。


「源氏」も「芭蕉」も裏を読めていないことが解った。



谷崎亡き後ですから、この草稿は一体誰が書いたのか、いまだに不思議。



胡頽子」が登場する部分、引用します。


 杜甫といいますと、昨夜、市長の歓迎の宴で、第一のひれを頂きながら、私は杜甫の詩の一つをしきりと頭に浮かべています。


 明年此の会誰か健やかなるを知らん、
 酔うてグミ(漢字)を取って仔細に見る。


 こうして集っておりますけれども、来年はこのうちの誰と誰が達者に生きているか分らない。酒に酔いながら食卓の上にある小さな赤いグミの実、それをとって仔細にみる、というのであります。



この年の11月に三島事件です。




*追記 

月澹荘奇譚」冒頭で、伊豆半島の下田・茜島から太平洋を望むシーン。

なぜ?というほど「方角」に言及。

「沖を行く貨物船の左舷を西日が白く照らす」というのがある。

ワザワザ「左舷」です。

これって「伊豆の踊子」の船を、下田側から見ているってことでは。


「伊豆の踊子」位置が変!の記事
https://tamegoro.exblog.jp/28033661/
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by ukiyo-wasure | 2018-11-01 01:28 | 詩・文芸 | Comments(0)