2018年 09月 19日 ( 2 )

高橋弘希「日曜日の人々」の謎(番外編)


他の作品と違って、結論は「よく解らない」。

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解読していて気がついた事なんだけど。

奈々の義父の連れ子が「A」と表現されている。

「鬼」ときて「A」

神戸のあの事件を想起しました。

「須磨」がもう「源氏物語」。小説では千葉ですが「海」つながり。

あの事件の新聞社への声明文を確認したら、まさに、何かが取り憑いているような表現がありました。

心理学などがない頃は、こうゆうのを「妖怪」の仕業としたのではないかと思う。


そしてね、「酒鬼薔薇聖斗」という名前に、えーっ!


「源氏物語」の「賢木」が「天邪鬼」です。



「賢木」の読みが「さかき」


偶然というのは恐ろしい!!


そういえば……「送り火」にも、「透明な」「透明人間」「殴打」「浜松」「クビキリギリス」「絞殺」「時計」……



*追記 2018.9.20 最大の謎は……

今の時代に、ここまで経歴不明でいられることの不思議。

同級生の一人も出てこない。バンド仲間も、講師をしていた塾の生徒も「書き込みなし」。

「高橋弘希」がペンネームだとしても、

顔バレしているのに……なんで!?



*追記 2018.9.30

「朝顔の日」の風車ってサカキバラのマークじゃん!

「短冊流し」……サカキバラの誕生日は7月7日!

ぜーんぶ、偶然?

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by ukiyo-wasure | 2018-09-19 15:44 | 詩・文芸 | Comments(0)

高橋弘希「日曜日の人々」の謎(3)


ということで、パート3。

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正直ワケワカメです。なんで?というのがいくつかある。

主人公の航(わたる)が、セルフケアの会「レム」に入会する。

入会理由ーー心が病んでいる理由ーーを「母親の自死」と答える。

でも、彼の両親は健在。

この時点(一読目)では、奈々の死因を探るために潜入したのだから「ウソをついた」と考えた。

また、練炭自殺に参加したとき。三度「幇助」をしたと話している。

これも一読目では、ウソをついているなって読む。


ところが、ここに「天邪鬼」というか「死神」という登場人物(?)を想定すると、すべてホントかな?って思える。

レムを開設した磯部という人が自殺しているのですが、母親が縊死

前に書きました。床から爪先までの空間です。

現在、主人公に取り憑いている「死神」が、もとは磯村に付いていたと考えると真実となる。


最後の方に、練炭自殺から生還して、本などを燃やしている時、


見たこともない海豚の脊椎骨と、君の朝の会を必ず聞かせて欲しいという言葉をふいに想起し、日曜日の人々を抱えたまま立ち尽くしていた。


冒頭に出て来る「海豚の脊椎骨の思い出」は、主人公ではなく奈々のものです。


一人(一体?)の「死神」が、奈々、磯村、吉村の三人に、順々に取り憑き、死に至らしめたのかもしれない。


現在は主人公から抜け出しているのかどうか知りませんが、奈々に入っていたときの残像が甦ったのかとも読める。


まあ、よく解りませんが。

そして「日光」という地名ですが、中禅寺に天邪鬼がいるみたい。

中禅寺ホームページ
http://rinnoji.or.jp/precincts/cyuuzenji


彼を助けた「禿頭の小男」のイメージが、天邪鬼とかぶります。


ラストシーンの、昏睡状態のひなのの場面は「1Q84」の昏睡した父親とイメージがかぶります。


あくまでも私の知っている範囲での解釈ですから、何とも……。


そうそう、書き忘れるところでした。

この小説自体に「裏源氏」がスカシで入っています。

たとえば、ひなのちゃん、やっぱり階段から落ちたでしょ。


「転落死」=「空蝉」です。




*追記 2018.9.19

「日光」は源氏アイテムで「若菜(下)」でした。

若菜=我が名=光=日光

霍乱による死。今でいう「熱中症」「日射病」。

そういえば「鬼の霍乱」という言葉がある。

集団自殺から助かったのは「鬼(禿小男)が良心を持った」ってこと?

物凄く高度なシャレ……うーん、あり得るかなあ。



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by ukiyo-wasure | 2018-09-19 02:43 | 詩・文芸 | Comments(0)