2018年 06月 10日 ( 2 )

志賀直哉で思い当たること


前の記事の補足です。


「掌の小説」の「白馬」1963年。谷崎が書いたと思う。

幼少の頃、仲良しの女の子が「白馬」の絵を描いたことを思い出している。
その白馬の幻が度々現れる。
乗っている者は桃色の服に、黒衣をたなびかせている。
この少女には40年逢っていないし、どうしているかも解らない。


「白鳥」1948年から15年後です。その前に「斜陽」があった。

「白鳥」も「斜陽」も志賀直哉の「小僧の神様」(尾崎紅葉と読む)について書いている。


*訂正/「斜陽」は「暗夜行路」についてでした。


白馬というのは元々は葦毛です。懐かしいプレストウコウです(歳バレるし)。


 葦毛=足蹴=金色夜叉



たなびく黒衣は貫一のマント


栗毛=マロン殻=僻目の解釈は、「掌の小説」の「時計」がヒントです。

服部セイコー=服部半蔵=伊賀者=僻者





深沢に「去年の秋」というラジオドラマの脚本があります。

表向きは「正宗白鳥の死」について書いたことになっている。

私は、谷崎の死について書いていると読みました。

「去年の秋」を「コゾのオータム」=「小僧の会ふた夢」

谷崎に「小僧の夢」という作品があるからです。


「小僧(去年)の秋」の「秋」を「紅葉」と読めば「小僧の神様」になっちゃう!


さらに深沢「白鳥の死」は白鳥=スワン=吸わんで、「近縁者の死」と解釈しました。

これがヒントで「白鳥」が煙草関連とピンときました。

四暗刻のヒントは「春の雪」です。

皇族が麻雀に凝っているというウソ臭さ。


最近読んだ開高健作品集」のあとがきに、「飢え」の時代について「斜陽」などと言っているレベルじゃなかったと書いている。

メタファー作家の言葉は額面通り受け取ってはいけない。

固有名詞は意味がある。

それで「斜陽」は怪しいと睨んでいました。


さらに、「細雪」を解読していたとき、「異端者の悲しみ」だった気がしますが、谷崎が誰かに「志賀直哉より上手いだろ」みたいなことを言ったと書いてあった。

ライバル意識があるのかなあと思った。

「両方俺が書いたんだけど。わかんねーだろうなあ」というギャグ?



「暗夜行路」に「裏源氏」が入っていたら「正義は太宰にあり」。

「桜桃忌」までにチェックしてみます。

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by ukiyo-wasure | 2018-06-10 13:38 | 作家 | Comments(0)

三島「白鳥」は「斜陽」の解説!


昭和23年「マドモアゼル」に載ったものです。

これも三島は書いてないと思います。

この作品を読み、大変な世界に連れて行かれました。

かなり複雑なことになっています。



「白鳥」という名前の白馬の話です。

雪の日、白馬に乗りたくて乗馬クラブにやって来た、若い女性が主人公。


その入口の黒板に、
「白鳥」ーー高原
と、ぶっきらぼうな白墨の字があって〜


主人公より先に「高原」という男性が「白鳥」を予約したのです。

二人は白馬と栗毛を交代で乗る。
そして恋の芽生え。

他の会員は「二人で乗った」という会話を「相乗り」と勘違いし怪訝な顔をする。

最後引用します。

いつの間にか高原と邦子には白い馬が二頭いたような気がするのだった。二人とも栗毛の馬の存在はすっかり忘れているのだった。
恋人同士といふものはいつでも栗毛の馬の存在を忘れてしまうものなのである。



栗毛の馬=マロンカラーの馬(め)=マロン殻(いが)の眼



 僻(ひが)目=色眼鏡


二人だけの世界に入って、色眼鏡で見られていることに気づかない。


タイトルです。

白鳥=スワン=四暗刻(スーアンコー)の刻がない

和歌のテクだと「刻(きざみ)呑み」

煙草のことです。「刻みのみで、巻き煙草は吸わん」

ここで、コレに注目。

「白鳥」ーー高原


志賀高原を連想します。


  白鳥=志賀(シガー)嫌い



太宰のことでしょ!!

そうなると「色眼鏡」って何?



「斜陽」を和歌のテクで読むと、


 斜=グラッ 陽=サン


 斜陽=グラサン(色眼鏡)



「斜陽」は昭和22年の作。死の前年。さっそく読みました。


結論。志賀直哉「小僧の神様」は谷崎が書いたかもしれない。


太宰は「裏源氏」を知っています。

「斜陽」にも入っていました。

だから、川端も三島も、代筆だと見抜いていた。

そして志賀直哉も……。


「小僧の神様」を書いてないくせに、「小説の神様」と呼ばれていたのには我慢できなかったと思う。


「小僧の神様」は、さっきネット上で半分くらい読みました。

タイトルですが


「の」=「下ね」=金(き) 神=神戸のコウ



 オソウキコウヨウ=尾崎紅葉



尾崎紅葉といえば「金色夜叉」

これは、外国の「女より弱きもの」が元ネタの小説。

作者はバーサ・クレー

Bertha・M・Clay

「斜陽」にもM・Cというイニシャルが登場します。


バーサ=バース=銭湯  銭湯クレー=サンタクロース


小僧の奉公先が「はかり屋」です。

大昔から、銭湯に体重計は欠かせません。


小僧の神様=サンタクロース



斜陽=サン(セント)グラス=サンタクロース



こうゆうことです。
打つの面倒なのでスキャンしました。

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それとね、「掌の小説」に「白馬」というのがある。

1963年、たぶん谷崎。

それについては後ほど書きます。


「斜陽」には、いろいろと意味深な描写があります。

志賀直哉の他の作品も代筆がありそうです。

今月は「桜桃忌」なんですね。

太宰ファンの皆様。

太宰は一人でインチキと戦っていたことが、よーく解りました。



追記 

「斜陽」が「サンタクロース」という、状況証拠です。


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by ukiyo-wasure | 2018-06-10 01:47 | 詩・文芸 | Comments(0)