2018年 05月 13日 ( 1 )

「限りなく透明に近いブルー」に三島の影


「限りなく透明に近いブルー」「なんとなく、クリスタル」もスカシで「源氏物語」が入っています。

「なんとなく〜」の方は、単なるシャレというか戯れで書かれていると思われます。

が、「限りなく〜」の方は、何か別の物が入り込んでいる感じがして、気持ち悪い。

メタファー小説は「ワザとらしい」エピソードがポイントです。特に固有名詞。

「パルムの僧院」なんかメッチャ怪しい。

「パルムの僧院」「三島由紀夫」でググると、関係あるネタが出て来ます。


そうそう、それよりも、第一に「何で、こんな、薬物のグジャグジャを書いたのか」ってこと。

深沢の「無妙記」を読んだとき、三島由紀夫の薬物中毒を疑いました。

それがずっと引っ掛かっていたので、この小説ってもしかすると……。

確信はありません。ただ、


レイ子、変電所、縛られた写真のモデル、鏡ばりのラブホ(鏡子の家)……。


フルートのメーカーで「ムラマツ」が出て来ます。

これ、引っ掛かりました。ふーん、国産でいいんだと。

三島に『にっぽん製』という作品がある。


そういうわけで「我こそは三島通」という方、ぜひ検証してみてください。
私には、今から三島全集を読む根性がありません。
そこまで興味ないし。


で、タイトルです。

「なんとなく、クリスタル」で、クリスタル=ガラスと解釈しました。

もともとは水晶のことです。

クリスタルガラスは、「限りなく透明に近づけた」ガラスなのです。

小説の中に「水晶の舟」が出て来る。

そしてフルートの思い出。


限りなく透明に近いブルー=水晶の「フルートのト無い」


 水晶のナイト=水晶の夜



「水晶の夜」とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/水晶の夜


三島に『わが友ヒットラー』がある。



ウィキによると初めのタイトル「クリトリスにバターを」だったそうです。


「バターを」の「ーを」に反応しました。

作中にカズオが出て来る。

「ーを」=一夫=ヒップ=尻=けつ。

やたらに「尻」が登場しますし。


クリトリス=陰核=品かく

品=三・口(マウス)=三子(みし)

かく=「かきくけこ」から「間き」=まき


 みしま(三島)/きにばた/けつ


きにばた=木にアダ=水が空=自ら


続けて読むと「三島自決」


メタファー小説というジャンルの存在を知らないと、文章が稚拙だとか、リアリティがないという評価になりがち。

村上春樹さんの小説もしかり。



それとね、三島ファンには文学の方と、行動の美の方、二種類いるみたいね。

ずっと昔、後者の人に「三島ってヒロポンでもやってたんじゃないの。太宰もだけど、死ぬなら一人で死んで欲しい」と言った事がある。

その人、気分を害して「女には解らん!あんな難しい本を書くんだから、エラいんだ

なーんだ、難しくて読めなかったのか。と思いましたっけ。

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by ukiyo-wasure | 2018-05-13 16:06 | 詩・文芸 | Comments(0)