「百十九」 あはれなるもの 孝ある人の子。よき男の若きが、御嶽精進したる。~以下略 この後に「右衛門の佐・宣孝」って人が登場。紫式部の夫です。 前にも書きました。つまり、架空の人物。 清少納言のパパ、モトっちが流した嘘。 「あわれなるもの」とは 「あわ」=あ歯=足 「れ」=下た=かた=形 「なる」=な良=ない 👣 足形ない者 へ(-_- へ)~ 後半が、 九月つごもり、十月一日の程に、ただあるかなきかに聞きつけたるきりぎりすの声。鶏の、子いだきてふしたる。秋深き庭の浅茅に、露の、色々の玉のやうにておきたる。夕暮れ暁に、河竹の風に吹かれたる、目さまして聞きたる。また、夜などもすべて。山里の雪。思ひかはしたる若き人の中の、せくかたありて、心にもまかせぬ。 「晩秋のキリギリス」なんだけど、ちょっと「古典通」みたいな人は「それはコオロギです、エッヘン」 定説になっている。 「枕草子」を随筆と読んで、あるいは和歌を「実景描写」と読んでの「キリギリス=コオロギ説」ならヤバいかも。 この文に限って言うと「晩秋のキリギリス」「子を抱く鶏」「枯野に露がコロコロ、キラキラ」 ぜんぶ「ありえへーん」ことの喩えじゃね? 枕詞は迷いましたが 「うたかたの」泡沫の→消ゆ・憂き にかかる。 「うたかたの」=歌下たの=枯野 さらに「枯野」=小野(小町) 「憂き」=吹き=うそぶき 「消ゆ」は迷ったけど 「消ゆ」=け湯=け十=け六四=源氏(物語) 😜 小町も源氏も、ぜーんぶ嘘ぴょ~ん 今もですよね。フィクションとリアルをごちゃ混ぜ。 でも、そうゆう脳の方が、小説やドラマが楽しめると思う。 騙す側(メディア)にとっては ガアガアΣ ^) /
by ukiyo-wasure
| 2020-12-13 13:39
| 詩・文芸
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