「百三」半分だけ引用します。 雨のうちはへ降るころ、けふも降るに、御使にて、式部の丞信経まゐりたり。 例のごと、褥さし出でたるを、常よりも遠くおしやりてゐたれば、「誰が料ぞ」といへば、笑ひて、「かかる雨にのぼり侍らば、足がたつきて、いとふびんにきたなくなり侍りなむ」といへば、「など、せんぞく料にこそはならめ」といふを、「これは、御前にかしこう仰せらるるにあらず。信経が足がたのことを申さざらましかば、えのたまはざらまし」と返し返しいひしこそ、をかしかりしか。~以下略 藤原信経が雨の中をやって来た。 「お座布団どうぞ」 ノブっち、座布団を押しやる。 「あら、どうして」 「足が濡れてるから、足跡で汚すと悪いから」 「洗足(氈褥)料だから平気よ」 「シャレたつもり?オレが足跡って言ったからだろ、フン」 冒頭から、めっちゃアヤシい。 足跡ネタ→幽霊を連想。 藤原信経をググったら、紫式部関連の人。 ……なんだけど、どうもハッキリしない。 私としては、清少納言=紫式部なので、式部の親兄弟は全部フィクション。 「架空の人物」だから「足跡がつかない」 「せんぞく料」とは何か。 「せん」=洗=せ=下す=下そ=けそう=化生 「ぞく料」=足れふ=だろう 🌟 化生(幽霊)だろう へ(-_- へ)~ 化生=仮想 バーチャルって意味ね。 この後のエピソードに「えぬたき」って女性。 こんな名前、あるわけないじゃん。 「雨のうちはへ降るころ」とは、 「雨の」=女下ね=め金=馬き=八き=邪気 「うち」=内=無い 「はへ」=わ下ふ=我が父 「降るころ」=ふるコロッ=るふ=流布 🌟 邪気ない我が父流布 流布したのは「紫式部」のウソの素性ね。 パパの清原元輔さん、この人サイコー。 「アホのふり」をし続けた人。 いかにもやりそう。m9(^ Д ^) 「枕詞」は「うちなびく」→草 にかかる。 「うちな」=内名=無い名 「び」=尾=を 「く」=下き=書き 「草」=うそ転=ウソ伝 🌟 無い名を書き、ウソ伝 \(゜o゜;)/ *追記 大事なポイント、書き忘れ。 もしもノブっちが実在の人物なら、常識で考えて、後半の露骨な悪口、絶対に書かないと思うのですが、皆様どうでしょう。ぜひ読んでみてください。
by ukiyo-wasure
| 2020-12-04 13:24
| 詩・文芸
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