第7章。冒頭引用します。 〈何もやることがなかった。やるべきこともなければ、やりたいこともなかった〉 下線部分には強調の傍点。 これは「あくび指南」しかない!!! しかーし、三回読んでも、それらしい何ものも出てこない。 こーゆー場合は「あくび指南」の方の解釈が間違っている。経験上。 思えば、おかしーよね。 「あくび」=やくひ=役人 「あくび指南」=役人指南 ははん、役人はヒマだからアクビばっかしてるんだな。……じゃないゾ。 いやいや、初めて知りました。 役人=役者 ガーーーン。ゲラゲラ笑って聞いて来た数十年。私の人生、返せー。 皆さんは、知ってた? 「あくび指南」とは「演技指導」 たしかに「あくび」は、クシャミより難しいかも。やってみて。 これで小説の内容とバッチリ。 さて「掌の小説」。勘でいくと「踊子旅風俗」っぽい。 コレのヨミが自信ない。何しろ、今よりもずっと未熟な頃のヨミ。 百田さんの作品に「あくび指南」出て来たかなあ。 まったく思い出せない (>_<") これも後でチェックしてみます。 *追記 「海賊とよばれた男」第三章十三「俯仰天地に愧じず」が「あくび指南」と読んでた。 読み返したら、根拠薄! 「あくび」→「葉隠」→「三島事件」のイメージ。 「あくび指南」を「演技指導」と読んだらどうなるか。まあ、それでもイケそーではある。 鐵造さん、陽動作戦してるし。「俯仰天地に愧じず」とか言ってるわりに、ずるがしこーい。 「俯仰天地に愧じず」=孟子 孟子=子皿子=芝居し 「三島事件」狂言説の私としては、シナリオライターと演技指導者がいたと思ってるし。 「葉隠」ですが、コレも文字通り読んでいいのか疑問。書いた人が「歌道」を学んでいる。 歌道のテクだと「武士道」=武士倒=しぶ=死ぬ 「死ぬことと見つけたり」とか、しかつめらしく言ってテヘペロ。そんな気がしまーーす。
by ukiyo-wasure
| 2020-08-31 11:34
| 詩・文芸
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