菊池寛「父帰る」読んだ。こんな短いんだ! 華族でもないのに、何で母親を「おたあさん」と呼ぶか。 これがすべての答え。 コレ書いた人は天才!!! 母親が「おたか」さん。「おたあさん」は愛称でしょ。 夫婦ではなく、兄と妹。長男は、父が母を「おたあさん」と呼ぶから、ずっとそうしてきた。 たぶん作者は、このアイデアを思いついたとき「よっしゃ!」\(^o^)/ 両方の両親が出てこないのも不思議だし。 父親の家出の理由も納得。 夫なら、今さら帰って来ても家に入れない! 兄なら、わかる。 「父帰る」=父返る=母=はは=は二=兄 そっくりのニュアンスの作品が「掌の小説」にあった気が……。 菊池寛は、エアか本物か。 皆さん、読んでみてください。青空文庫にありそう。 *追記 202.5.21 「屋上の狂人」を読んだら、ショック! ここでも母親を「おたあさん」 母の名は「およし」 自信満々の「父帰る」のヨミは、大間違い? 「おたあさん」は方言? うーん。いや、待て待て。 長男が「狂人」、次男が17歳でめっちゃ賢い。 「父帰る」の進化系? たとえば、母親「およし」=「お妙(よし/たえ)」と読む。 実名が「おたえ」としたら、「父帰る」と同じ関係もありうる。 「おたあさん」が「おたえ」の愛称。 *妙見=「よしみ」とも読む 「屋上」=おく上=の(いろは) 「屋上の」=のの=二下ね=に金=ふき=不義 「狂人」=兄と 「屋上の狂人」=不義兄と イケるじゃん!
by ukiyo-wasure
| 2020-05-20 18:25
| 詩・文芸
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