人気ブログランキング | 話題のタグを見る

其角「はらら子を〜」近松さん、アンタもかΣ(°д°lll)


 はらら子を 千々にくだくや 後の月


意味深な句でしょ。

何度も解釈を試みている。


跳びますが「幻庵」第三章「五」と推理。

ハッキリしたワードは出てこない。

論理的な方に怒られそーな「なんとなく」「勘」



最初は「はらら子をくだく」→堕胎

「後の月」→十三夜→中将五三=中将医見


江戸時代の「闇での堕胎」を込めた。


ナイス解釈!と調子こいておりました。


「幻庵」をヒントに解くと、芝居関係のイメージ。


二人の劇作家か役者が対決!みたいな。


すると「十三夜」→中将五三=中将姫


近松です。


近松 門左衛門


なるほど、西鶴とのライバル関係か。


西鶴の中の人が其角で、近松も医者の息子。

このあたりに「秘密」がありそう。

……てな感じ。



昨夜ふたたび、解読してみた。


えーっ!マジ?


度々ご登場の、紀国屋文左衛門


「門左衛門」「文左衛門」カブる


「近」=金=き=

「松」=木公=こく=



● 近松門左衛門=紀国文左衛門

● 井原西鶴=火元成金



どうゆうことか。


解釈A

「はらら」=原二

「二子」=西=せい=

 「はらら子」=現世

「を」=そのまま

「千々に」=二ちに=内に

「くだくや」=下く矢=隠し

「後の月」=十三夜=中将姫



現世を内に隠し「中将姫」


内に隠した現世→紀国文左衛門



解釈B

「はらら」=はら二
 
 「はら」=払=ふつ=二つ=筒=

 「はらら」=同二=同じ

「子」=根=

「を」=尾=

「千々」=父=ふ=「はひふ」で「ひ元」=火元

「に」=そのまま

「くだく」=く抱く=九抱く

「や」=家=か=火=

 「くだくや」=九抱くイ=


「後の月」は、いろいろに読めて悩む


「後の月」=後生苦に

 

  *「の」=下ね=金=き=生



解釈Aの「現世」と「後生」が対。


1685年の「出世景清」のことかなあ。

大火が1683年ですから。



同じ恨み、火元に仇。後生苦に。



この句で、西鶴は其角じゃなく芭蕉かもしれないとなった。


・西鶴(1642〜1693)

・芭蕉(1644〜1694)

・近松(1653〜1725)

・其角(1661〜1707)



この妄想解釈が前提ですが、


紀文みたいなタイプ(これも勝手なイメージ)は、後生とか罰とか地獄とか信じないと思う。




皮肉っぽい芝居を見たって、カエルの面にションベン。


そうゆうものを信じる奴はバカと思っている気がする。

思想・宗教などに洗脳されない。

世の中、金や! 生きているうちが花や!

地獄なんかあるワケないやん!




by ukiyo-wasure | 2020-04-29 13:43 | 古川柳・俳句 | Comments(0)
<< 危険すぎる。 其角「親にらむ〜」バカになった... >>