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芭蕉「雪見の句」つづき


前の記事のつづきです。



 いざさらば 雪見にころぶ 所まで



前半の意味を、大火を見に、または「見舞」と解釈しました。


芭蕉は隠密で、俳句が「暗号文」とすると、この句はどこに「秘密」があるのか。


大火を見に行ったとか、隠す必要ない。


となると「ころぶ所」が、秘密かなあ。


一体どこだよ!


「転ぶ」=転二=五 御所じゃない?


見舞いには「巡視」の意味もあるんだよね。





*追記 解ったゾ!



噺では、お酒を持って「犬」たちを見舞う。

「海賊〜」でも、遺族たちを見舞う。



「ころぶ所」→犬仲間の所



「ころぶ」=転二=五=下六=げむ=



勝海舟によると、いろいろな職業の人が幕府の「スパイ」だったそうです。


旅の誹諧師。山頭火のような人かな。船宿の主人もあった。違和感なく大勢の人と接して情報が得られるご商売の人なんでしょう。







by ukiyo-wasure | 2020-01-27 17:37 | 古川柳・俳句 | Comments(0)
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