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落語「御家安とその妹」銀のブレスレット


長い噺です。あらすじは以下。

youtubeに志ん生師匠の口演もあります。


「御家安とその妹」


ラストシーン、じつは鶴じゃない。前に書いた通り、コウノトリでしょ。


御家=後け=

=ウ女=ウノく一=うの十=うのと

=十=唐=下ら=


  御家安と=鸛(こうのとり)


=鼠=子=ご=

=野=や=八=

=まつ=


 コウノトリ五葉松=コウノトリ御用待つ




「御用待つ」逮捕されるってことね。



さて、コウノトリを何と解釈するか。


(丹頂)との違いは、頭が赤くない。


コウノトリ→頭白=とうしろ

      白頭=悪党

      白頭=白十=白七三=白浪



噺の内容から「悪党」にしておきましょう。




「錨を上げよ」第七章(3)ラストです。


答え合わせで再読して、えー、マジか!の結末。


読みが浅かった。


保子さんの現在の夫は、又三ちゃんがボコボコにした伊沢でしょ。


保子の妹の手紙は「おびき出す罠」


悪童、御用待つ。



まさしく、


 人生の長い後悔は、これから始まるのだ。



このぉ、親不孝もんがーー!!




網走番外地




*追記


「御用待つ」「待つ」ですが、

待つ=じつ=実→木になる=金になる


芭蕉でいくと「となり」



 「御用待つ」→御用となり



これでスッキリ。

















by ukiyo-wasure | 2020-01-08 14:46 | 落語 | Comments(0)
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