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落語「たけのこ」じつは鶏じゃね?


「落語」って深いなって思うのです。

志ん生師匠の「妾馬」に「およとり」と「いりとり」。

これなんか、ネットでいくら調べても解らない。

「いりとり」って「鳰」のことで海賊?って思ったりしました。

鳰の海=琵琶湖=海賊のいる海、とか。

想像ですが。


「目黒のサンマ」など、殿様の方が一枚上手で、「刀は目黒に限る」って意味だと思うのです。


そして「たけのこ」ですよ。


いつ頃、誰が作った噺か解りませんが、江戸時代だとしたら……、


じつは「にわとり」のことじゃね?


「たけのこ」=他家の子=他家の「後ケ」=他家のコケッ=



北斎のこの絵を解読してナルホドだった。


北斎「鶏」他家の子が庭に!
https://tamegoro.exblog.jp/29330785/



落語「たけのこ」じつは鶏じゃね?_b0230759_13184135.jpg


これ、噺家さんは解ってやっているのか。


双方の家の主人は「鶏」と解っている。


噺家さんも、一応そういう前提で話している。


「たけのこ」のことだと、思い込んでいるのは「客」だけ。


この関係! 


大好きな喜多八さん、じっくり聴いたら「鶏」という前提で話していると思えなくもない。


皆様、聴いてみてください。


喜多八「たけのこ」

by ukiyo-wasure | 2019-11-25 03:08 | 落語 | Comments(0)
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