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「蒼氓」読了。ワケワカメ!


ぜーんぶ、読みました。


前の記事で「海に映る月」が海月(くらげ)で感動!

とか書きましたが、第三部では、ハッキリとクラゲも樒も出てきた。

ったく、何なんだ。


深沢っぽいというのは変わらない。

深刻な事を淡々と、さらさらと書いて行く。

真面目な説明文のような言い方で、ガクッと「笑わせる」。

停泊地での注意でね。

子どもをオンブしないように。と来て「猿みたいだから」。

西洋ではオンブしないから、正しい。

けど、猿みたいだからで(読者)を笑わせる。

こうゆうのが度々出て来てオカシイ。


「憂国」の、柱にゴン!のノリ。


谷崎もこうゆうことするからなあ。


と、まったく石川のタッちゃんが書いたとは思っていない。


「生きている兵隊」興味あるなあ。そのうち読んでみます。


そうそう、深沢の「秘戯」。

このラストの電報が「洋上ナンタラ〜」だった気が。


戦争中のスパイの話と思って読みましたが、代筆の話かも……。


確かめてみます。



by ukiyo-wasure | 2019-10-25 03:08 | 詩・文芸 | Comments(0)
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