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「孤独の歌声」オモチャでしょ!全解読

やっと全部解けました。

ああ、マジ疲れた!

1993年の作品ですから、20年以上前です。

現在30代の人たちが遊んだものがメインですね。

一人称と三人称が混じっているという不思議な構成です。


一部自信ないものもありますが、ざっと、こんな感じ。



1 黒ひげ危機一発

2 マイメロディ

3 人生ゲーム

4 スケートボード

5 シルバニアファミリー

6 ハローキティ

7 将棋

8 フィギュア

9 仮面ライダー

10 独楽

11 鉄道模型 プラレール

12 テディベア

13 竹馬 ホッピング 缶ぽっくり

14 トランプ

15 一輪車

16 ローラースケート/インラインスケート

17 シール(ビックリマン等)

18 ウルトラマン

19 ライトセーバー

20 ヨーヨー

21 紙鉄砲 

22 あやとり

23 セーラームーン

24 怪獣

25 UNO ウノ

26 ままごとキッチン

27 フリスビー

28 ラジコンカー

29 ドラゴンボール/かめはめ波

30 スーパーイタイワニー

31 リカちゃん人形

32 スリンキー/トム・ボーイ(バネの玩具)

33 竹とんぼ

34 ガシャポン



メタファー文学の特徴は「回収されない伏線」と以前書きました。


たとえば、3章。ニキチという猫が出て来る。

名付けたのは女子大生です。名前の由来が出てこない。

普通は説明するでしょ!

こうゆうのが「いかにも」なのです。


玩具といえば、サンリオやらディズニーやらもある。

イメージがそっちに行っていると「ニキチ」の解釈に悩む。


ニキチといえば「吉良の仁吉」。

吉良=キラ



「キキララ」かなあとも思ったけれど、



「人生劇場」→「人生ゲーム」



オモシロい章を紹介して行こうと思いますが、その前に、なんで「玩具」なんだろう?


「歓喜の仔」はキノコで、社会の裏、陽の当らない場所で生きる人たちということでしょう。

「玩具」にも、もしかすると裏の意味があるんじゃないか……。

忘れましたが、開高健だったか……題名を解読したら「玩具」=トイと読ませているのがあった気が……。


いずれにしても、大変な力作だと思います。

興味のある方、長くないですから読んでみてください。

普通の小説としては、かなり「違和感」ありますから。














by ukiyo-wasure | 2019-06-24 02:38 | 詩・文芸 | Comments(0)
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