第三章「惑乱の渦中へ」 この絵です。 北斎「舟まんじゅう」は小野小町
章のタイトル「惑乱の渦中へ」ですが、いやあ、悩みに悩みました。 解釈は最後に書きます。 9 不意打ち 「不意」=急=九 「打ち」=バン!=番 小野小町の「花の色は〜」は「百人一首」の九番。 冒頭に、千佳が「梅饅頭」の販売員ってことが出て来る。 「梅」=ばい=八一=九 「舟」=ふな=二七=九 10 母と妻 主人公が母と妻の板挟み。よくあることです。 「板挟み」=板きょうみ=板鏡見 11 交わり 「交わり」=待ち針 ここで「癒乳の楽園」の登場。 主人公が見ていたエロサイト名。 「メルクビーンプ星人」と並ぶ、超ワザトラな造語! 「癒乳」=ゆにゅう=輸入=インポート=インボート 「舟饅頭」=インボートの楽園 もおっ、面白すぎ! 12 「人間だもの」 相田みつをさんです。 が、彼のは「にんげんだもの」なのです。 「漢字でなく仮名」=関寺で泣くかな 「関寺小町」 かこち顔なる我が涙〜と泣いています。 では章のタイトル「惑乱の渦中へ」。 いろんな風に読めたので、取りあえずの解釈ですが。 「惑乱の」=はくらん下ひ=博覧会 これは絶対に、日本が初めて出展した「パリ万博」のことだと思った。 ジャポニズムブームが起こったらしい。 北斎の絵も出品されたに違いない。と、調べました。 でも、どうも、小町と結びつかない。 ふとね、博覧会がお菓子の方かもって思った。 饅頭ですからね。 「渦中へ」=か中へ=下中へ=小へ=賞得 「惑乱の渦中へ」=博覧会、賞得 はじめ、梅饅頭だと思った。 でも見つからない。 じゃあ、鮒饅頭か? これでもなかった。 で、こちらのお菓子じゃないかなあ……。 小松屋さん「ふなはこび」 http://www.komatsu-ya.jp/osusume.htmlお饅頭じゃないけれど、 「ふな」=舟 「はこび」=箱居=しょう居=娼居
by ukiyo-wasure
| 2019-04-01 22:26
| 詩・文芸
|
Comments(0)
|
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 外部リンク
最新の記事
最新のコメント
検索
タグ
北斎(272)
村上春樹(253) 其角(252) 百人一首(243) 百田尚樹さん(221) 百田先生「きまぐれライブ」(216) 山頭火(210) 幻庵(164) 三島由紀夫(157) 乳母が絵解き(139) YouTube「新版・日本国紀」(133) 志ん生師匠(133) 源氏物語(129) 枕草子(127) 古今亭志ん生(120) 掌の小説(117) ねじまき鳥クロニクル(114) 深沢七郎(110) 枕詞(106) 奥の細道(104) ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||