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櫻田常久「平賀源内」読んでみた


短い話なんですが、前記事の北斎の「羅漢」平野さんの「空白を満たしなさい」とに通ずる内容です。



昭和15年、芥川賞受賞の小説。雰囲気が幸田露伴に似ている。


源内を死んだことにして牢から出す。

検死医が杉田玄白


北斎は出て来ませんが、田沼意次、狂歌師など、北斎の絵に讃を書いたお仲間の名前が出て来る。

源内は死んでいないという噂は、当時もあったのでしょう。

櫻田常久さんは、北斎も研究したようです。

この人、興味あるなあ。

いずれにせよ、源内が牢死していないという説は、信憑性が高いと思う。


北斎の「羅漢」が状況証拠。

by ukiyo-wasure | 2019-03-29 17:15 | 詩・文芸 | Comments(0)
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