もうすぐ新元号が決まります。
色々予想があるみたいですが、私としては、音から入って「ゆうき」「げんき」なんかいいなあ。 でね、2年前に「深沢のポルカ」から「細雪」の謎へ行き、「源氏物語」もメタファだろうって、解読したんだけど……。 「源氏」は和歌がたくさん出て来ますよね。 それがぜーんぶ「裏の意味」を持っていた。 そこで「和歌」っていうのは、学校で教えられたものと全然違うと気づき、「百人一首」を解読したりしたわけです。 千年間には、戦争があったりして、一般国民は、文学なんかより「飯」「金」だったわけですね。 それで、私のイメージでは、皇室は古代から連綿と続く「古典文学」の資料やら何やらをぜーんぶ持っていて、「古今集」の「謎の鳥」などについても、すべてご存知だろうと思っていた。 古典に関しては、大学の文学部や国会図書館より「頼れる存在」だと。 「風流夢譚」にも出てくる、勲章をもらった「皇族に和歌を教える先生」がいて、一般国民は知らない、和歌の奥義を知っているはずだと。 皇族の皆さんは学習院に行きますよね。 学習院では「和歌」の真実を教えていない。 家庭教師的な先生に「真実」を教えてもらうのだろうか。 皇室は「古典文学」の守護神って感じがありますから。 谷崎が「細雪」を昭和天皇に献上したのも、このあたりに理由があるのかなあって思っていた。 今にして思うと……「源氏」を解読していたとき、「え?」となった表現があった。 藤原氏の姫が出て来るシーンで、皇室(帝)と血縁関係はイヤなの?みたいな会話。 たしかにね、紫式部にしろ清少納言にしろ、藤原氏の文化。 藤原道長の横暴が「百人一首」にも登場しますし、凄い権力を持っていたみたい。 天皇家は、南北朝に分かれてトラブった時期とかはありますが、和歌などの文化をずーーっと守って来たというイメージがある。 それが、ここに来て、もしかしたら、古典文学の奥義は、皇室には伝わらなかったかもしれないって思えて来た。 「藤原氏」はどーなったんだろう?
by ukiyo-wasure
| 2019-03-14 02:52
| 歴史
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