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北斎「雷神」の破壊力!!


昨夜はちょっとしたショックがきて、なかなか寝付けなかった。

北斎のこの絵。「雷神」です。

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太鼓の「側面」の見え方
、遠近法的にOK?


説明はこちら。

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「笑みすら感じさせる面貌」とあります。

たしかにね、表情が「微妙」。精彩に欠ける、苦笑い?

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それとね、雷神のボティにまで「墨汁」の飛沫のような黒点が散らされている。雨雲にしてはオカシイ。

なぜ、こんなことをしたのか。

以下の黒い影の「くるん」も気になる……。

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で、解った!!!

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落っこちた「構図」だったのでーす!!

黒い粉は「落雷」で燃え上がった煙と煤。

ヒモのヒラヒラ感も、「垂れていない」から変だと思った!


アップはこんな感じ。

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太鼓なんか叩けない「腕」の動きでしょ!


胸のあたりが不自然に「折れ曲がって」いるし。



びっくりはもう一つ。

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八十八歳です。「要注意」の落款「卍」

くるりんしまーす。

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「筆卍歳八十八」と読めるから、年齢は変わらない。

ほとんどの人は「ウソだー」となるでしょうが、私には「これぞ北斎!」



アメリカの「フーリア美術館」所蔵だそうです。





*追記 

制作年の1847年、「天地がひっくり返る」ような出来事があったか調べてみました。5月8日に「善光寺地震」M7。関係あるのでしょうか。



*追記 2019.3.25

題名「雷神」が読めました!

かみなり=下三なり=二なり=地鳴り

神=下三=二=に

「雷神」=地鳴りに



by ukiyo-wasure | 2019-01-23 10:49 | 美術 | Comments(0)
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