三島「午後の曳航」の作者は開高健だと思う


久々に三島を読みました。


「ダンス・ダンス・ダンス」を読み解くには、三島をぜーんぶ読まないとダメっぽいから。


短編はいいけど、長編は気合いを入れないと取りかかれない。

年末に「禁色」を借りて来てたんだけど、ちょっと読んだだけでほったらかし。期限切れで返しちゃった。


昨夜、中編の「午後の曳航」にチャレンジ。


皆さん、曳航って知ってた?

広辞苑によると、


曳航(えいこう)=船が他の船をひっぱって航行すること。



ウィキであらすじをご確認ください。

「午後の曳航」


黒田登という13歳の少年と、その仲間たちが、じつに、神戸の事件をイメージさせる。猫を殺して解剖したり。


学校の成績は優秀、家が裕福、だけど「狂っている」



父親との関係がナンタラ〜じゃないでしょ!


ビョーキです。母親は感づいていると思われる。だから夜、部屋に外からカギを掛けるのでしょう。




「曳航」という、一般的でない言葉をなぜ使ったのか。


 エイコウ=へ行こう


登少年は三島自身とかぶる。


どこへ「行こう」なのか。 


 午後=後光=聖人

 の=下ひ(いろは歌)=かい



 午後の曳航=精神科医へ行こう




中の人を開高健と推理した理由は、開高ワード。


「ひりひり」が二回。そして「胸苦しい」


あとはタイトルの付け方


「後光」から「聖人」へ、飛躍した連想を求めるところ。




*追記 

猫殺しのシーンが「神戸事件」とかぶると書きましたが、元少年A「絶歌」に、三島を「ごビョーキ」と書いている。

これに出会った瞬間、「中の人」が閃きました。







by ukiyo-wasure | 2019-01-14 11:50 | 作家 | Comments(0)
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