「乳と卵」ステロイドにご用心


なぜ唐突に「乳と卵」なのか。

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何度も書きますが、文学賞なんか信じないゾ!ってことなのです。

芥川賞の題名をざーっと見ていて、ピンときました。


「ちちとらん」と読むらしい。


パッと見で「ニュートラル(ン)」

ふーん、が無いんだ。ってノレにもなるし……。

ノし=のし=アワビ=ハワイ=常夏=エイ(源氏)


  エイ消=A賞


ということで詳しくは以下。



文体が、村上龍「紋白蝶」「ペンライト」などにそっくり。

「作った文体」です。

男性作家が「一人称女子」で書く時にやりそうな文体。

「なんとなくクリスタル」とかね。



主人公と、姉の巻子、その娘緑子の三人がメインの話。



緑子(巻子)の家に「生理用品ない」というエピソード。

これで「巻子の性別」がテーマだなって解った。

じつは「男」だろ!って。


今まで何作品も出会いました。

そういう前提で読み進んだら、銭湯に行ったわけ。

姉妹で「女湯」です。

湯船の中で「緑子を生んだ」という話をする。

何? マジか!



巻子=男という仮定はガラガラ〜



じゃあなぜ、巻子には生理がないのか。


「日蝕」や「馬美人」「ふたなり」系?

と思ったけど、どうも辻褄が合わない。

すると大ヒントが出てきた。


これだ!

謎はすべて解けた!


巻子は「咳止めシロップ」を大量に飲んでいる。

「咳止めシロップ」は、多量に飲むと「多幸感」。

ドラッグがわりに飲む人がいるらしい。

恐いのは、ステロイドという成分が「男性化」させるらしいのです。



巻子は、薬の副作用によって男性化している。


これが真相でしょ!



それで乳房は小さくなり、生理も来なくなった。

娘には「気持ち悪!」がられる。


ニュートラル=中性って意味ね。


じつに恐い話なのです。


駅のホームで「豆乳を飲もう」というシーン。

豆乳は女性ホルモンだからでしょ。



と、まあ、ものすごく深く、構成に凝った作品です。


「ステロイド剤による性別の変化」を描こうと思って、こういう表現ができるのは、芥川か谷崎レベルの神作家だと思う。


もう完全にゴーストを疑っているワタシ。


文庫本P.31

と云いながらわたしは親指の爪で左の人差し指の甘皮を押し下げながら、



「ダンス・ダンス・ダンス」23章

マッチ棒で爪の甘皮を押しながら言った。












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by ukiyo-wasure | 2018-11-13 21:48 | 詩・文芸 | Comments(0)
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