村上春樹さん「日々移動する〜」林芙美子の「放浪記」?


「東京奇譚集」の残り一作品「日々移動する腎臓のかたちをした石」です。

めっちゃ、込み入った話になります。



「腎臓のかたちをした石」といえば「勾玉」でしょう。

小説(の中の小説)では、かなり大きい。


三種の神器の一つ八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」ではと思った。


その「やさかに」が無いわけです。


やさかに=83蟹=11かい=11下い=11ろ=潤一郎


「日々移動する」「放浪」ってこと?



放浪、潤一郎欠き=「放浪」潤一郎書き




ということで、

林芙美子の「放浪記」を読んでみました。


1928年から連載ですから、戦前です。


林芙美子については、「掌の小説」を解読した時、加代子という女性が度々登場した。

加代子=下四子=二三子=芙美子

かもしれないなあと思っていた。

急死していますし、気になっていました。



「裏源氏」のスカシがほぼ100%入っていました。


たとえば、

ああ今晩も待ち呆け。



 ウサギ=松風



コートも着ない私の袖は、ぐっしょり濡れてしまって、みじめなヒキ蛙


 カエル=関屋



これ、潤ちゃんのワナでしょうか。

ぐっしょり濡れてミジメなのは、鼠であるとか、子犬であるとか、毛の生えたものだと思います。
ヒキ蛙は、濡れるの大好きで、カンカン照りの方がミジメだと思いますが、いかがでしょう。




芙美子さんは、最初のシンデレラかもしれません。

放浪というから、山頭火や辻潤みたいに彷徨ったのかと思ったら、全然。

東京での「アルバイト日記」みたいな感じ。

だから「放浪記」という題名がシラジラしい。


浪=「ろう」ですから。潤一郎の「郎」とピンとくる。


=はな(す)=洟=二本棒=11

ほーら、11郎=潤一郎になったでしょ。


 放浪記=潤一郎記す



「日々移動する〜」の主人公の作家が淳平

=ひら=一ら=一らう=一郎

淳平=じゅんいちろう




「放浪記」の「序にかえて」に、


 今の父は複数である。


義理の父は一人なんだけど。
「中の人」は、谷崎だけじゃないってことか。



「日々移動する〜」の女性は、ビルからビルに綱渡りするのが仕事ですが、「綱渡り」は「晩菊」という作品に出て来る。



ということで、歌手と作詞作曲家が違うように、「表向き」の作者と「中の人」が違うのは伝統なのでしょう。

間違いなく、今も続いている。



「放浪記」について書いた文がネット上にもありますが、「実体験」と読んでいる人の多いことにびっくり。

小説はあくまでも「作り話」。


「黒い雨」を「平和教育」のテキストにするとか……。

マズいでしょ。











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by ukiyo-wasure | 2018-11-13 18:20 | 詩・文芸 | Comments(0)
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