芥川「貝殻」は究極のクイズ!


今、「貝殻」を解読中です。

「貝殻」という題名で、15の話が入っている。

1927年1月「文芸春秋」発表。亡くなった年です。

書いた(作った)のは前年でしょう。

以下15話のタイトル。

1 猫
2 河鹿(かじか)
3 或女の話
4 或運転手
5 失敗
6 東京人
7 幸福な悲劇
8 実感
9 車力
10 或農夫の論理
11 嫉妬
12 第一の接吻
13 「いろは字引」にない言葉
14 母と子と
15 修辞学


どういうことかといいますと、1〜15のお話は、すべて、


「貝殻」の意味


を解くヒントなのです。


和歌のテクニックを知っていれば、すぐに「仮説」が立ちます。

貝殻=かいがら=下い下ら=うり



余談ですが、


「か」=下。「の」=金・貝に化ける。


これだけ知っても随分「読める」ようになるのに、なぜか学校で教えません。



「貝殻」=瓜(うり)



で、これが解っても、超難しい。やっと7話まで解きました。


答えだけ書きます。

興味のある方「岩波文庫」「年末の一日・浅草公園」に入っています。


1 猫  瓜にツメあり、爪にツメなし
    (猫が鼠をとらないのは爪を切ったから)

2 河鹿 温泉地は「鈴鹿」。「鈴」無視=鈴虫。
     土瓶の中身は鈴虫。籠、雌が雄を食うがヒント
     鈴虫の餌が「瓜」
    

3 或女の話 そっくりさんの話。瓜二つ

4 或運転手 手旗信号のイメージ。 振り=うり

5 失敗 夏・過=瓜(か)

6 東京人 サッパリしている。ハッカ=破瓜(十六歳)

7 幸福な悲劇 数字の3・4に喩えている。次は5・6
        ゴロゴロ=「ありふれた話」と瓜をかけている。



こんな感じで、「瓜」つながり

残りが解けたらまた書きます。

国文学科の皆様、パズル研究会の皆様、ぜひチャレンジを。



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by ukiyo-wasure | 2018-09-02 12:22 | 詩・文芸 | Comments(0)
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