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太宰治の「川端康成へ」


太宰治の「川端康成へ」。以下、「青空文庫」です。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1607_13766.html


「海」を出してきて、

小鳥を飼い、舞踏を見るのがそんなに立派な生活なのか。刺す。そうも思った。




「禽獣」は、太宰の代作で、それの皮肉だと思います。

冒頭に「太宰」という言葉が署名のようにでてくる。




追記 2018.4.14 10:35

この文章は、読めば読むほど意味深さが伝わって来ます。

「金銭関係」は「金銭の道」を表している。
解釈は後で書きます。


「世間」は「世の中」と読めば、和歌のテクで一二三四の中、つまり「二三」で「ツーみ」で「罪」。「雀の媒酌」になる。

「間抜け」は、和歌的に「間取り」と直せば「真鳥」で、これもツミ



同時期(1935年)の「ダス・ゲマイネ」も、この件についてのメタファー文学とも読めます。

「海賊」「剽窃」など意味深ワードが一杯!

青空文庫「ダス・ゲマイネ」

by ukiyo-wasure | 2018-04-13 21:48 | 作家 | Comments(0)
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