川端康成「掌の小説」で気になった「心中」。 以下がウィキでの解説です。 逃げた夫から、9歳の娘に物音を立てさせないようにゴム毬も靴も茶碗も使わせるなと次々と手紙が届き、それに従う妻だったが、娘が御飯茶碗を出してきたのをきっかけに妻は反動のように大きな物音を立て始め、その音が夫に届くかを問うように確かめていく。夫の手紙はついに、「お前達はいっさいの物音を立てるな」と命令した。そして妻と娘は死に、夫もその横に並んで死んでいたという話。 川端自身が、〈愛のかなしさを突いたつもり〉と自解するこの作品は、同時代評では梶井基次郎が注目し、伊藤整も、「一群の掌の小説の頂点」と述べるなど高評価された。 その後も、「愛情の束縛性と奪取性」、「愛とそのもろさ、はかなさ」、遠隔透視、物体隔動などの心霊現象を効果的に使い「イロニカルな愛の形とその悲痛さをえぐった秀作」として高い評価が続いている。 星新一は、この作品に魅入られて、自分が何度生れ変っても「とても書けない」作品だと絶賛している。 川端先生、本当に、これを書きましたか。 私には、こう読めました。 志ん生師匠風に、いきます。 えー、人間というものは、音を立てないで生活するってぇのは、まあ、無理でございまして。 そうゆうわけでございますから、無理心中。 ……お後がよろしいようで。 追記 2018.4.26 「色彩を持たない〜」第9章が「心中」だと思われます。 アカ・アオ・シロ・クロは心中ならぬ、神獣でしょう。 赤は南で朱雀、青は青龍で東、白は白虎で西、黒は玄武で北。 キーワードは「無理」「夢裏」「音」「静寂」「真鍮」……。 最後は「お家でやるべき事がある」=考えオチ(考えおウチ?) 他にも一杯あります。 お持ちの方、ぜひご確認を。 *追記 2021.2.22 「音を立てるな」→「死ね」かと。 「心中」=心チュー=心子=心音 心臓を止めなきゃ、人体は「無音」にならない。
by ukiyo-wasure
| 2018-03-13 02:27
| 詩・文芸
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