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「国境の南、太陽の西」の第2章が「古池や」


「国境の南、太陽の西」ですが、超難しい!!

「奥の細道」は場所柄などから推理できました。

芭蕉の有名な句で「裏」を解いているのは「古池」「雪見」「秋深き」くらいのもので。


「国境の南、太陽の西」の第3章で、ここまでやるか芭蕉!状態。



たとえば「旅」

これを「足袋」と読めば、お足(お金)を入れるものだからサイフになるなあ……と考えたこともありました。


第3章はこの句だと思います。


  旅人と 我が名呼ばれん 初時雨


足袋=サイフ。当時ですから紙入れとか巾着です。

これが、キンチャクと読んで、「イソギンチャク」の「イソがない」とくる。

「急がない」人になっちゃうのです。


小説に出てきましたよね。「急がないで」と。

「我が名」とは芭蕉。と、行きたいところですが「松尾」の方。

「急がない人」ですから「待つ方」なのです。


状況は廓。吉原みたいなところ。

「時雨」も色々に化けます。四がグレて目。「初見」でしょうか。

花魁に初めて会うことです。

名前が「待つ方」だから、なかなか来ない。

落語でおなじみです。お金だけ払って朝まで来なかったりする。


小説の方は「菅原伝授手習鑑」も出て来る。

松尾ではなく「松王」です。

叔母さんの「手洗い(手習い)」を「鑑みて」イズミちゃんは脱出します。


本をお持ちの方、ご確認ください。








by ukiyo-wasure | 2018-02-18 02:59 | 詩・文芸 | Comments(0)
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