北斎が描いた「みかきもり〜」の真実


北斎の「乳母が絵解き」です。

49番・大中臣能宣さん。


 みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え
     昼は消えつつ ものをこそ思へ


b0230759_20555579.jpg

歌の解釈です。
http://tamegoro.exblog.jp/26801329/

この解釈は、村上春樹さんの「世界の終り〜」に教えられました。


絵の解読、いきます。

六人の若者が、仕事をサボってダラけた様子です。

これを「グレ六つ」=「暮六つ」と読む。

今の時刻では午後六時です。


衝立ての反対側には、公家がいて後ろに家来が控えています。

じつに「忠実」そうな従者です。

「暮六つ」の前が「昼七つ」

「忠実」=「昼七」

「七」は「しつ」とも読みます。



[PR]
by ukiyo-wasure | 2018-01-22 21:04 | 美術 | Comments(2)
Commented by desire_san at 2018-01-23 22:42
こんにとは。
北斎が描いた「みかきもり〜」の絵は、一度観たことがあり、大変印象に残りました。その時は若者たちが何をしているのかわかりませんでしたが、ブログを読ませて頂いて、北斎はこのような作品にも人間ドラマのようなものを描いていることを感じることができました。ありがとうございます。

私は、北斎の絵画がなぜここまで比類なき魅力を感ずるのか作品と文献を観ながら考察してみました。ざっとでも読んでいただけると嬉しいです。ご感想・ご意見などをブログにコメントいただけると大変感謝します。


Commented by ukiyo-wasure at 2018-01-23 23:45
> desire_sanさん
コメントありがとうございます。ブログを拝見し、そちらにコメントさせていただきました。
<< 「伊豆の踊子」位置関係が??? 北斎が描いた「白露に〜」の真実 >>