「1973年のピンボール」=其角「さぞ砧孫六やしき〜」


これも面白いです。

 さぞ砧(きぬた) 孫六やしき 志津屋敷


前書きに「関の素牛にあひて」とある。

素牛さんは、惟然さんのことです。裕福な酒造家に生まれたけれど、財産をなくしたそうです。

もしかして、放蕩が原因?

孫六やしきも、志津屋敷も刀鍛冶です。砧は布を叩きます。関係ないから変なのです。

さぞ=さぞ「打った」んだね。打つ=博打です。

孫六やしき志津屋敷=刀鍛冶=火事場=鉄火場です。


  打つは打つでも 刀ならぬ 鉄火場か

こんな句意かと。



「1973年のピンボール」文庫P23〜と一致します。


 金星は雲に被われた暑い星だ。

金星=禁制でしょう。

雲=運に被われた。

 暑さと湿気のために住民の大半は若死にする。

鉄火場であり鍛冶場ですからね。




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by ukiyo-wasure | 2017-12-22 01:25 | 古川柳・俳句 | Comments(0)
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