衆道を象徴する花が、なぜ「菊」なのか。


其角の句で、

  
 守る梅の 遊(あそび)仕ごとや 野老(ところ)売り


「1973年のピンボール」で、ご記憶の人も多いでしょうが「配電盤」を交換に来る場面。

配電盤が、メタファーなのかダジャレ系なのか悩みながら、其角の句をパラパラしておりました。

配電盤が、空耳ギャグでハッテン場のことだとしたら、上記の句と一致です。

 
 守る梅(もるうめ)=漏る配=配役から漏れた役者

 野老売り=野郎売り=男娼

 
 場所は亀戸天神ということになっていますが、同様な梅の名所が湯島天神。ここが、陰間茶屋の名所でもあったらしい。

 句意は、

   役なしの 片手間仕事 野郎売り


 それで、平賀源内の『の園』など、男色は菊の花にたとえられます。まあ「形状」が語源という説が大部分。

 でも今、和歌的に考えていたら「きく」は「か」と「け」の間なのね。

 「かけ間」=陰間=菊。と、なる。

 
 そういうことで、「菊」が出てくると、そっち方面も疑ってみないといけなくなりました。



 

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by ukiyo-wasure | 2017-12-21 02:09 | 言葉 | Comments(0)
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