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ピロピロ笛の歴史


「写楽」解読の過程で、思わぬ事実を発見しました。

この絵、変でしょ。何で頭にピロピロ笛?

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どう見てもピロピロです。調べました。

はたして写楽の時代にあったのか。解りませんでした。

もう、「下手な学者よりM先生」。

ということで、おうかがい。

「騎士団長殺し」第51章がこの絵と一致します。

確信しましたね、これはピロピロ笛(へび笛)だと。

じゃあこの絵は「蛇」を表しているのかというと、そうは問屋が下ろさない。

写楽(北斎)は誹諧もやっていますから、其角レベルのヒネリが入ります。

へび笛=へび上

「いろは歌」の「ゆめみしゑひ」ゑひ」の上

「し」=四。ヘビ笛は2本です。四×2=八=蜂

これがスズメバチ。
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着物の柄と一緒でしょ。

小説の方も「蜂の一刺し」などを連想させる語が出てきます。

当然、変装して


たとえば、なぜ出刃包丁なのか。

ピロピロ笛は広島カープの応援グッズだからでしょう。

意味、わかるかなあ。



追記・訂正 2019.6.1 

絵の解釈、訂正です。

ピロピロ笛はシンプルに「尺八」=雀蜂


章のタイトル「今が時だ」は、

応援歌「タイムリー」のことでは。

by ukiyo-wasure | 2017-12-17 13:41 | 美術 | Comments(0)
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