「海辺のカフカ」図書館に文句を言う女


「海辺のカフカ」の各章は、北斎「富嶽三十六景」の各々の絵について書いているという仮説のもとに記事を書いています。


各章は独立したもので、ストーリーは単なる「つなぎ」という認識です。

そして北斎「富嶽三十六景」は「判じ絵」であり、そのテーマは「歌舞伎」です。


第19章もインパクトあります。

女性ふたりが、女性専用トイレがないことで「差別だ」といいます。大島さんとの口論がウケる。

サゲもいいですねえ。


以下の絵と一致です。

「身延川裏不二」

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馬の背が空いています。「空く馬」で「悪婆」

そして、山の形が悪婆の鬘(かつら)の形です。

小説の方は、説明がいらないくらいピッタシの内容です。

女性の服装ですが、ひとりが、


 格子柄のシャツを着て眼鏡をかけ


調べたら悪婆の衣装は「格子柄」と決まっているそうです。


世の可愛い奥様方、白黒の格子柄にはご用心でーす。


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by ukiyo-wasure | 2017-12-06 18:23 | 美術 | Comments(0)
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