「海辺のカフカ」=北斎「富嶽三十六景」10


「海辺のカフカ」第10章は、北斎「富嶽三十六景」の以下の絵のことを書いていると思われます。
 
 北斎が「富嶽三十六景」に込めたメッセージは「歌舞伎」です。

 「尾州不二見原」

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この絵の意味は、輪桶内で「和藤内」

歌舞伎の外題では「国性爺合戦」

モデルは中国人の鄭成功(ていせいこう)という人です。

中国読みはヂォン・チォン・ゴン


小説の方。

 猫を捕まえる恐ろしい人の話ですが、和藤内は「虎退治」で有名です。

 意味不明なことをいう茶色の縞猫は、外国人(中国人)が話す片言日本語のイメージです。

 ミミという猫の通訳で、

 その男は背が高く、奇妙な縦長の帽子をかぶって、革の長靴をはいている。

 成功=背高。和藤=ワト=ハット。チォン・ゴン=チョウカ=長靴

 こんな風に聞こえたのはないでしょうか。


最後の部分には、樽関連のワードが。

 ナカタさんは身体の力を抜き たがを緩める

 一種の「通電状態」に 通電は中国では電報=展望

 周辺の縁=樽の縁

 蝶と同じようにさまよい始めた 他我

 底の見えない

 
「何もないがすべてがある」という意味の記述は、

 つまり突き抜けているということ?



 







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by ukiyo-wasure | 2017-12-03 18:03 | 美術 | Comments(0)
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