「海辺のカフカ」=北斎「富嶽三十六景」7


「海辺のカフカ」第7章は、北斎「富嶽三十六景」の以下の絵のことを書いていると思われます。
 
 北斎が「富嶽三十六景」に込めたメッセージは「歌舞伎」です。


 「従千住花街眺望ノ不二」
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絵の意味は「七三」です。

見得を切るなどする、花道の位置です。

大名行列の「持筒」ですが、赤が七人で、残りが三人


小説の方。

「七三」といえば、一般社会では髪型のことで、真面目の代名詞で定着しています。

引用します。

 僕は髪も染めていないし、ピアスもつけていない。

 7台のマシンをいつもの手順でこなしていく。


この他にも、とにかく几帳面さが描かれていきます。


カフカの話で「処刑機械」が登場します。

絵の筒の中身は鉄砲などの武器です。


ラストの一文です。

 そのような僕の規則正しい、求心的で簡素な生活がこわされたのは


   8日めの夜だった。






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by ukiyo-wasure | 2017-12-02 23:50 | 美術 | Comments(0)
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