「世界の終りと〜」(38)=「百人一首」44番


解読が終ってみて、これなら解ってもらえるかも、という章を紹介します。


「世界の終りと〜」下巻(38)は、「小倉百人一首」の以下の歌について書いていると思われます。


 44番・中納言朝忠さん


  逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに
      人をも身をも 恨みざらまし


当然、裏の意味です。前の記事でご確認を。

http://tamegoro.exblog.jp/26890489/


「伊勢物語」の「芥川」の場面へのツッコミですね。

たしかに、お公家さんが女の人を背負って川を渡るというのはフラフラしそうです。

小説の方も、大変そうです。


僕はそこで影を背負った。

影の体はやせてすっかり軽くなっていたが、それでもやはり背負って丘を越えるとなると、相当な負担になりそうだった。

僕の体は影を持たない身軽な生活にすっかりなじんでしまっていたから、その重みに耐えていけるかどうかは自分でも見当がつかなかった。



「粗忽長屋」かい。プッと吹き出すところです。最高!

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by ukiyo-wasure | 2017-11-26 19:57 | 詩・文芸 | Comments(0)
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