「ノルウェイの森」=「細雪」の解読で、最後まで残ったのが以下の部分です。 第三章、直子から、療養所へ行くという手紙が来たところです。 ここは「細雪」ではイソギンチャク(下巻30章)と一致している。 手紙は「取り急ぎ」書いて送ったニュアンスです。 取り急ぎ着=いそぎ着=イソギンチャク あるいは、 悲愴な手紙が近着(最近届いた)=ひそきんちゃく この部分のラストに、以下のワケワカメな表現があります。 僕とTVとのあいだに横たわる茫漠とした空間をふたつに区切り、 その区切られた空間をまたふたつに切った。そして何度も何度もそ れをつづけ、最後には手のひらにのるくらいの小さな空間を作りあ げた。 記憶にある人も多いと思います。 引っ掛かりますよね。 「2つに切る」とはつまり…………(30分) そうか!「2で割る」ということか。 クロスワードのカギで、よく書くのですが、 69=ロック。38=サンバ。じゃあ「÷2」は? 解りますよね、ワルツです。 このシーンも「ワルツ」だろうと睨みました。 さてさて、イソギンチャクとワルツ。何でつながる? ワルツ→スリー→スリ→巾着切り→イソギンチャク こじつけと思う人が多いと思いますが。
by ukiyo-wasure
| 2017-11-19 11:48
| 詩・文芸
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