「ノルウェイの森」=「細雪」ネズミ

 
「ノルウェイの森」=「細雪」の解読終りました。

面白いのが一杯ありました。たとえば、療養所のシーン。

「ネズミ」(「細雪」では下巻29章)について書いてあるところ。


主人公がトーマス・マンの「魔の山」を読んでいると、


「なんでこんなところにわざわざそんな本持ってくるのよ」
 
とレイコさんはあきれたように言ったが、

まあ言われてみればその通りだった。



「ネズミ」の世界。ディズニーの「クリッター・カントリー」のイメージです。

そこで「魔の山」を読むことが「空気読めない」と言われている。

なぜでしょう?


国語のテストなら、

「療養所は山の中なので、「魔の山」という題名はそこにいる人の気分を害するから」

とか何とか書きますか。



表でそう読ませておいて、裏は違う。

芭蕉と同じです。



村上大先生は、マジ上手いですねえ。

尊敬いたします。超スゴ腕のパズル作家です。

「魔の山」ではなく、トーマスに意味がある。

「ノルウェイの森」という題名と同じことをしています。


トーマスの愛称がトムです。


 「トムとジェリー」のトム。


その後で「魚を食べていると落ち着かない」も出てきます。

猫みたいだから、警戒の目で見られるからでしょ。




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by ukiyo-wasure | 2017-11-19 01:05 | 詩・文芸 | Comments(0)
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