「初しぐれ」って何よ?


昨夜「ノルウェイの森」=「細雪」として解読しておりました。

終りの方で「破傷風」を「芭蕉風」で表現していた。

絶対あるなとは思っていました。

ちなみに、美大生の伊東は其角ですね。

伊東=イとウ。五十音表で「エのもと(上)」

其角の名字は「榎本」です。




でね、「猿蓑」関連で「猿」が出てきた。中学生をたとえています。

ここを読んだ瞬間、アレッとなりました。

「猿蓑」といえば、この句です。


 初しぐれ 猿も小簑を ほしげ也


「奥の細道」でさんざん、裏読みをしましたから、これも当然ダブルミーニングでしょう。


考えてみたら「初しぐれ」って何? となりました。


晩秋の雨に「初」も何もないでしょ。

「初雪」なら解るけど。


これって、もしかして、あのテク? 翁得意の。


 初しぐれ=「雪」でなし。


うーん、「雪」を何と読むか。

「雪崩」なら「な」で「名を捨てて」ですが。

ここは、まあ、

 セツ=節=ふし=武士

 猿=武士ではない人間

こんな感じで。

すると思い浮かぶのが「太田道灌」と「源左衛門」の逸話。



あくまでも「たとえば」の解釈ですが、


  武士でなし 猿も小簑を 惜しげ也


山吹の里の賤女を「猿」にたとえている。

自分用の簑はあったという想像。

渡したら自分用がなくなる。それで「ないよ」と言った。

武士道で鉢の木を燃やした源左衛門とは大違い。



いかがでございましょう。

俳句をやっている皆様、「初しぐれ」ってアリですか。



*注 「破傷風」は「細雪」中(16)です。当然「裏読み」の。



*追記 

よーく考えた結果、やっぱ「雪」=酒ですね。

 猿=ザル(大酒飲み)

 簑=「呑み(酒)」の反対で「食べ物」


  酒よりも 小腹減ったよ 飲んべえも




*追記 2018.9.18


「初しぐれ」の新解釈です。

初=八。しぐれ=四ぐれ=目

八目=ハツメ(魚)

ハツメの煮付けには、大酒飲みも酒よりご飯が欲しくなる。

これが真相じゃないかと……。

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by ukiyo-wasure | 2017-11-17 11:39 | 古川柳・俳句 | Comments(0)
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