「ノルウェイの森」=「細雪」


 では、五つ目の「寝言」、いきます。

 村上春樹さんの小説が、まったく読めなかったとき、それでも何度かチャレンジしました。代表作ですから。

 しかし、冒頭、2ページ目、飛行機の中。ドイツ語で「さようなら」を言う主人公。

 ここで挫折です。こんな気障ったらしい野郎には付き合えんわ!無理!

 だったのです。だから、このシーンは、ムカムカした気分とともに印象に残りました。

 さてさて、谷崎の「細雪」です。細菌兵器が入っていますから、当然出て来ました。梅毒でございます。

 どういう表現しているかというと、同じなんです、これが。

 ドイツ語でさよなら=バイ独=梅毒

 
 ああーっ。

 私バカよね〜。

 避けられないセリフだったと納得です。


 タイトルを推理しました。

「ノルウェイの森」ではなく「ビートルズ」が答えでした。

 「細雪」の初めの一章は「ビールス」です。


 Bが足らん=B留守。和歌のテクニックです。留守は「取る」にも変わります。

 ビールスもビートルも同じ意味なのです。

 「ノルウェイの森」をウィキで調べてみたら、もとの題名が「雨の庭」

 洪水に見舞われた「細雪」の芦屋の庭ではありませんか。


 私は、自分で解きましたから、「細雪」に登場する、薬物、毒物、危険生物などのリストを持っています。

 だから、解読するのは簡単なようですが、ものすごーーく難しい。

 俳句や和歌とちがって、病名や毒ガスだから、村上さんもきっと苦労したと思います。

 延々と変態的エロい話が続いて、結局「完全変態」で「ハエ」を表現していたり。

 前にちょっと書きましたが「狂言」で「狂犬病」を表したりね。

 まとまった文章全体が、何を言っているか掴めないと解らないのです。

 それも、仮説を持っていないと100%読めない。

 今、二読目の途中ですが、三回読まないとダメそう。

 
 難しいけど、上手いなあ!という表現に出会ったときは鳥肌ものです。

 谷崎とちがって、立体的な表現をしていますね。

 読解力には自信あるという方、挑戦してみてください。

 答え合わせができたら嬉しいです。

 



[PR]
by ukiyo-wasure | 2017-11-15 23:03 | 詩・文芸 | Comments(0)
<< 和歌の世界では「雪」=酒 「いるかホテル」と「羊男」=西行 >>