芭蕉に寄り道していたら、「かるたの宮」のセンスを忘れてしまって、読みかけの「ノルウェイの森」(上)第六章ですが、P165から190を読むのに3時間もかかってしまいました。 読むというより「解読」です。二読目で、「メッタ斬り」などではなく丁寧に「解剖」させていただいております。 芭蕉や其角などと比べものにならないくらい超難しい。 けれど、解ったときは、前にも書きましたが「脳の中を爽風が抜ける感じ」でございます。 先ほども、解って感動しましたね。 読んだ人も多いでしょう。覚えていますか。 山の中の病院というか療養所で、直子さんと同室の石田レイコさんの描写。 彼女の顔に、たくさんのシワがあります。 このシワは、まるで生まれたときからそこにあったといわんばかりによく馴染んでいるそうです。 皆さん、何のことを言っているか解りましたか。 ちょっとやそっとじゃ、絶対に解らないと思います。 だって、人間のことじゃないし。 答えは、まだ、ひ・み・つ。
by ukiyo-wasure
| 2017-10-21 00:22
| 詩・文芸
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