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作品より、なぜか作家の私生活に興味津々


 赤ちゃんが生まれるでしょ。

 まず、興味を持つのが光、そして赤色。と言われます。

 だから、アンパンマンは絶対的に強い。

 不思議なほど、赤ちゃんが大好きになるのがアンパンマン。

 ミッキーもかないません。理由は黒っぽいから。

 そうして、成長するにしたがって、同世代つまり子どもに興味津々になる。

 人は、つねに人に興味を持つようで。

 私が「深沢本」を書くにあたって、本当はね、エッセイが面白かったのですよ。

 人間は屁のようなものだとか。爆笑!どっさり。

 ところが、この人はエッセイでも真実は語っていないと解ったの。

 それだけ、マスコミや世間を信用していなかった。

 あのうー、作家論とかいうものを書くプロの人がいます。

 文芸評論家というのでしょうか。

 深沢についても何冊か出ています。一応読みました。

  何なんでしょうねえ、作品より、人柄について、評伝というのでしょうか、そっちに重きが置かれている。

「谷崎潤一郎論」というのもあって、一応読みましたが。

 うーん、何で?という感じ。幼児的体型とか言う前に、彼の原点である「源氏物語」をじっくり読んでみてくださいと言いたい……この世にいませんから、あの世で逢ったら言ってやるゾ。

 三島由紀夫論にしたって、なんかもうイヤ。遺書かもしれない「豊穣の海」を五回は読まないとダメでしょ。性的な面や、マザコンだったとか、どうして、そっち?

 これって、女性週刊誌と同じレベルじゃね?

 ま、私も、そういう話は好きです。

 でもさー、ペンクラブの会長になった人が、谷崎を「幼児的体型」であることが作品に影響しているとか、何よソレと、ミーハーな私でさえ思うのです。

 芥川も、太宰も自殺しているし、当時の文壇、ヤバくね?

 缶詰にして小説を書かせるとか、どこのブラック企業ですか。

 

by ukiyo-wasure | 2017-08-30 02:38 | 日常 | Comments(0)
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