すべて私の思い込みかもしれませんが。 前に書いた、ヤナー・チェックとヤナー・チェクは、「正月」意外にも「小ツ棄」で、国旗とかね、いろいろ読めます。 こういうのではなく、もっと長い描写でイメージが「深沢」とかぶるのがあります。 深沢に「ポルカ・パントマイム」という、2ページに満たない話があります。 主人公が町で見かけた女を好きになる。言葉を交わさないけれども、目と目で通じ合って、部屋に来る。 主人公にも相手の女性にも「奥様」がいるのね。 オチがあって、どちらも犬だと解る。 「1Q84」の主人公が子ども頃。父親がNHKの集金人で、日曜日はいつもいっしょに集金に回る。 同じように、宗教の勧誘に回っている母娘がいて、主人公とその女の子が目と目で心が通じる場面がある。 二つの話、雰囲気が似ているんですよ。 私の勘通り「深沢ちりばめ小説」だとしたら、こういうテクニックは上手いなあ!って思いますね。
by ukiyo-wasure
| 2017-08-29 01:37
| 詩・文芸
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