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「慰霊」への素朴な疑問


 小池都知事が「慰霊式典」への追悼文を取りやめたことが話題になっています。

 良い悪いは別にして、

 超リアリストが知事になって、自分の世界観に正直に行動したら、これもありだろうなあと思うのです。小池さんはどうか知りませんが。

 古代から、菅原道真やナントカ天皇の霊が国家に祟って、天災を起こしていると考えられ、神社を作って「慰霊」「鎮魂」をしてきました。

 人間の本能でしょうね。

 お葬式も、死者のためではなく、残った者が気持ちをキッパリして、前に向かって生きていくためでしょう。

 何かあったマンションの部屋は、オハライをしますし。

 そうしないと「気持ち悪い」。

 クリスマスやバレンタインデーで盛り上がり、七五三で神社へ行き、お葬式は仏教。趣味で座禅を組んじゃったり。

 
 じゃあね、霊の存在を信じているかっていうと、どうなの?

 
 私は信じていません。


 でも、幽霊は恐い。それは、たぶん心理学の分野かと思います。


 何を言っているのかワケワカメになってきましたが、


「霊」という言葉を使わずに「反省」して「二度と繰り返さない」という、前向きな式典のネーミングはないものかと。

 

by ukiyo-wasure | 2017-08-27 12:19 | 歴史 | Comments(0)
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