夏の夜は〜ぐでんぐでん♪

 
 36番・清原深養父さん。


   夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
      雲のいづこに 月やどるらむ


 「古今集」にも入っています。ということは、かなり優れた歌ということです。しかーし、いくら夏の夜明けが早いからって、宵には明けません。

 中学生用の解説では「まだ宵の口だと思っているうちに明けてしまった」。巧いこと逃げましたね。


 この歌は「むべ山風を嵐といふらむ」と同じ系統でしょう。


 夏の夜は、まだ酔っているのに明けちゃったぜ。
 飲めとひつこいから 盃を取るんだよ


 雲=東雲の「のめ」。月=坏(つき)


 俺もお前も、ぐでんぐでん♪ よくあることで。

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by ukiyo-wasure | 2017-05-22 17:44 | 詩・文芸 | Comments(0)
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